すべてのおすすめ
「僕は君の未来を縛りたくはない」
そんな感じのこと、あなたはよく言ってるね

三年もあれば準備は整うさ
病気とか
自立とか
叶えたい夢とか
色々な課題は私にはあるけど
そんなの、三年な ....
時を放って
昇っていく夕日について思考する
青くときに淡い時代の切れはしのよう
葉が呼吸をする間に語り合う
そっと息を止めたりして
手紙に書くように丁寧に話をして
愛はとくべつ
 ....
変態は少ないチャンスを狙っている
普通の人が
そんな時間にいるわけないと思っても
そんな時間だからこそ
いればこっちの思うつぼと考える
じっと息を潜めて
その瞬間を待っているのだ

変 ....
風の強い日にも蝶は飛ぶ

気流に乗って巡り

波を越えたり潜ったり

泳ぐようにすり抜けては

喉を潤す 揺れるクローバーに佇んで

ヨットのバーでカクテルでも飲むように

洒 ....
線路がつづく理由について
かがやかせる目には、とおくうつる夕日
あなたのものでもないようにわたしのものでもないよ。
虹がきれいすぎて過ぎ去った雨とか
誰かを知ることが傷つくこと ....
世界のはずれの藁葺きのコテッジで
遠く草原にかかる月をのぞむ
( かつてこの月をめでた青年達が不毛なたたかいで旅立ったことも )

フィヨルドと火山を巡り
カレワラの世界にあそび
シベリウ ....
完璧を求める心ほど

少しの歪みが許せずに
破壊的になるけど

人は
曲がったり
間違えたりして
整わなくても良いんだ

整わないから
かすかなたわみの中で

呼吸が出来てい ....
バスに揺られて教会に着いた

教会のそばに咲くタンポポに

虫の影が

まぼろしの縁取りのように過ぎていった


駅舎で見知らぬひとと待ち合わせるようにバスを待った

髭を生やし ....
君を守って
傷つく獣でありたい

愛されるかどうかなど
考えない獣でいたい

たまに毛並みをなでられ
一生愛を信じるような

たまに風に吹かれ
一生幸せ感じるような

自由で無 ....
――皿が割れた!
まわす皿はもうない
みんな落として割ってしまった
誰かのせいにしたくても
皿を落として割ったのは自分
落として割れたのは自分の皿
何事も寸分変わらない
仕方がなく
架 ....
街でたまに
一匹狼に出会う

同じ匂いがして
話さなくても気に入る

媚びない
興味ない
けど楽しい

みたいな
なんともいえない魂の軽さがあって

そういうヤツらは
何の ....
夏好きの二人は
日が長くなっただけで嬉しくて

8月の終わりには毎年
嫌やなあ
寂しいなあって言い合う

馬鹿みたいに同じことの繰り返し

だけど大事なことだから二回言う

嫌な ....
ひとはプライドで生きている

それはある種の破壊衝動だ

破壊のあとには再生がある

それはある種の幸福の歴史だ


破壊と再生は連続している

ならばプライドで生きていこう
 ....
堕ち続ける夢をみるのはこれがはじめてでもない
ときどき浮遊する夢もみるが
たいがいは堕ちている

奈落に底が在るとしたらいつそこにたどりつけるのか

それとも俺は横方向に無限に移動している ....
あたしはねわかってるんだよおまえさんが腹の底で何を企んでいるかなんて
綺麗事ばかり並べたて親切そうな表情でああ言えばこういう
はぐらかし話をすり替え丸めこむ
丸めこんだらこっちのもんだと思ってる ....
手を伸ばせば届きそうな位置に一つの星がある。しかし手を伸ばしたら、なぜか手がつることばかり恐れて、結局どの星だったか、見失ってしまう。
探しあぐねて、必死に色んなところへ手を伸ばす。そうすると、ほん ....
人間は本能が壊れた生き物だから
自分で物語を作らないと誰も救済しないよ

淡々と生きることをくり返す
それで満足してちゃ面白くもなんともない
人間は物語を自分で造ってしか前に進めない
それ ....
今日はひとまず安眠しよう
ため息がひんやりとわたしをなだめる
もう十回読んだ小説はくたびれ
わたし自身と甚平もくたびれ
うながすようにクーラーが冷たい風をはきだす

見事なくらい夏は涼しい ....
『ダイパー・ドライブやっています』

“おむつのドライブ?”
丁寧な発音
穏やかなトーンの声に
思わず立ち止まる
行きつけのスーパーの入り口

『新生児用のおむつが特に不足しています。 ....
「よう、よう。それでは、レッツゴー!
絶望という制服。着用ぉ、それでいて日本征服、決行ぉ。街中で探した明日と睨めっこぅ。そこでは僕だけが鬼だった、鬼ごっこぅ。
肩ぶつけてきた人に弱音ぶつけたぁ。ふ ....
音楽とは何か?
えっ

君は歌っているか
君は本当に歌っているのか
君達の中に音楽は鳴っているのか?

君は奏でているか
君は本当に奏でているのか
君達の中に音楽は放たれているのか? ....
やはり、深い、苦しみは、救われず、気付かれず。

涼しいうちだけの華、肌が感じているその一時。後片付け、そこには誰もいないのさ。

いっそ簡単に、あなたの心を奪えてしまえれば、それとなく呟いた ....
わたしは今朝目が覚めた、それとあなたが仰るような「時間」まで記憶していられるほど能力は高くない、勘弁してくれ。
いいんです、わたしはあなたに言いましたよね? 「わたしはわたしと向き合うためにあらゆる ....
普通ってなんだろう?
自分だけ普通じゃないと
思ったのはいつだっけ?
自分に対してみんなの見る目が
違うと感じたのはいつだっけ?
普通になろうとみんなと
同じようにしたけど
何も変わるこ ....
 街角の雑貨店に流れるオルゴールの音色が心地よい。
 店番をしている若い雌猫のカフェオーレのような顔もまた楽しい。
 店の扉を押し開けてのっそりと入ってくる常連の猫は
 手入れの行き届いたひ ....
そんな気持ちになったので
センベロしてみた
千円でベロベロになるほど飲ませてくれる店が下町にあるらしい

「たきおかとカドクラ、ハシゴするけど来る?」
とツレに聞いたら
空腹を我慢でき ....
そうだったよね
くねっとすること

ぺとっとして もぞもぞして
変な感じがそのうち分からなくなる

それって変態じゃない?
とわたしが言うと

とてもすまなそうな顔をしながら
胸に ....
ちょっとした異性の情けに
心が前を向き
元気になって意気上がり
意気上がり
浮かれ心の有頂天

天に昇れば
あとは 落下
後ろを見ては 沈む心
取り巻く人の
心を上目遣いに覗き込み ....
彼女はあばずれの子
僕は納豆の子
という事にして竹森は歯
を、一本ずつ抜いていった。
まずは僕の歯を
それから彼女の歯を
植え替えては抜いて
抜いては刺し
刺し替えては押し込んで
は ....
たまごの殻が壊れたのはおまえのせいだから
よわむしを捻り潰してしまえ
思い通りに手足が動かない/セアカゴケノクモ
!来るな/寄るな/喋るな/やかましいわ!
※引用・・啼かぬなら殺してしまえ ....
媒体さんの自由詩おすすめリスト(877)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
同じ星を見ている- 斎藤 九自由詩315-8-23
はじまり- かんな自由詩10*15-8-22
変態を知れ- 花形新次自由詩215-8-22
風の強い日にも蝶は飛ぶ- ただのみ ...自由詩15*15-8-21
きらきら- かんな自由詩7*15-8-21
世界のはずれのコテッジで- 梅昆布茶自由詩1615-8-21
バランス- ガト自由詩7*15-8-21
教会のタンポポ- 吉岡ペペ ...自由詩615-8-21
ネガイ- ガト自由詩13*15-8-20
皿まわし狂言地獄- ただのみ ...自由詩21*15-8-19
- ガト自由詩8*15-8-18
夫婦- ガト自由詩12*15-8-17
ひととプライド- 吉岡ペペ ...自由詩215-8-16
奈落- 梅昆布茶自由詩1015-8-16
訪問者- Lucy自由詩15*15-8-15
自己所有権- 陽向∮自由詩6*15-8-11
これが人間- 陽向∮自由詩8*15-8-8
休息- 陽向∮自由詩7*15-8-8
ダイパー・ドライブ- 夏美かを ...自由詩23*15-8-3
『ラップ詩・優柔不断』- 陽向∮自由詩4*15-8-1
音楽によって- ……とあ ...自由詩5*15-7-28
やはり、深い、苦しみは、救われず、気付かれず。- 陽向∮自由詩16*15-7-20
さあ、わたしはわたしと、向き合うために、あらゆることをしまし ...- 陽向∮自由詩10*15-7-11
病気- リィ自由詩1+*15-7-6
愛というもの~永遠と呼べる一瞬- ヒヤシン ...自由詩10*15-6-25
センベロ- 鵜飼千代 ...自由詩22+*15-6-15
コロポックル- 鵜飼千代 ...自由詩25+*15-5-29
こころころころころがって- イナエ自由詩15*15-5-25
にくしみ(要冷蔵)- 竹森自由詩1*15-4-11
ことばの虫- アラガイ ...自由詩7*14-9-26

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