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みどりの螺旋をみていた夏の真昼がすぎてゆく

これからは静かに
密やかになくなってゆく

      寂しい

ヒグラシもすでに鳴きやみました

あの夏のヒマワリとダリア
入道 ....
かつてチョースケと云う
ニックネームの先生がいた
いかりや長介にそっくりで
思春期を過ごした
高校で体育を教えていた

受験とは脳内戦争ではなく
知識でも何でも身体全部で
覚えるしかな ....
フェイスブック
ライン
メール
電話も
手紙ですら
もう つながることはない
遠い人

色づくことの葉 散り積もり
掻いて 集めて 徒然に
燃やしてみる その 煙の
立ち振る舞い ....
夏にディズニーランドで買ったロンTをノーブラで着てる
きみってさ、いつもひざ怪我してるよね
たぶん毎回おなじなにかにぶつけて
探偵ナイトスクープみたあとセックスしたがるしさ
局長の涙が ....
霧がかった雨の夜
去来した家庭
一晩にぎわい
静まり返る 覚醒

(擦過音だけが執拗に

頭の中 残響し続け)

捧げた愛は忘却され
見事狡猾巧妙に
裏切られた絆

8、9、 ....
これはたぶん
答えがないことを証明する数学者
のような状況
なんてたとえ話
をしている場合ではない

急がなきゃ
たどり着かなきゃ
それが
存在意義
賞味期限とか
ジェネレー ....
眠れない夜には 僕とお話しようよ
季節の風に乗って眠気が近づいてくる

声が出せなくなったら聞いているだけでいい
羊が長い旅をする物語がいいかな
それとも宇宙が丸い理由でも話そうか

君 ....
あなたの笑顔を一番近くで見るために
いろんなものを捨てて いろんなものを奪ってきた

口笛でラブソング 誰も傷つけない優しい歌

見つめ合って灯る恋の火があればいいのに

耳をすます 世 ....
舐めたら甘い三日月
抱きしめて欲しくなる

満月でも新月でも
抱きしめて欲しくなる きっと


 シンデレラの赤い部屋
 ガラスの靴を脱ぎ捨てて
 七色の声のABC
 ウインクで魔 ....
夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる

  *

夢の ....
気まぐれな風が 鏡の水面に木の実を落とす
広がる波紋は 臆病な栗鼠の目に少しの不安を
それでも 冬支度の手を 休めることなく
すぐに静まって 平穏になるとわかっているから


羊飼いの ....
             150922

超立体とマスクのパッケージに白抜きのゴシック文字で書いてある
大きな文字で書いてあり、息がマスク端から漏れないように
ぴたりと顔に密着できるように出 ....
巨大な光球の数数、
雪の原野真上に
収縮膨張繰り返しながら瞬き
立ち竦む少年を凝視し無言のコトバを送る

<忘れるな

我々がおまえの存在に

常に関与していることを>
 ....
昼に
明るい陽射しの許
像の立ち並ぶこの世界では
在るものはそれぞれに独立し在る

モノが、

夕に
斜光を浴び受けて
懐かしい余韻を響かせ始める時
在るもの全ては浸透し合い流動し ....
雨 いつのまにか
静かな吐息のように 
染まりはじめた黄葉から
ひとつ ふたつ しずく おち
{ルビ中空=なかぞら}はしっとりして
往くトンボたち
ゆるやかに すこし乱れて


   ....
この風を知っている
そんな気がするのは
夏を生き延びた生き物たちすべてが
その手をつないでいるからかもしれない

地球のどこかで生まれて
地球を何億回も旅をして
悲しみの涙を流す人のほほ ....
高くなる高くなる
青の天空 が
枯れようとしていた
魂の井戸底から
泉水を湧き上がらせる

己の内なる霊性
純粋な冷水に浸し
定められたその日まで
意志と、忍耐と、無私の認識で、
 ....
       ー年を取るとはこういうことか7ー

若者よ ズボンをはくとき
ベッドに腰掛けなくても履けるか

家中の者が畳の上で生活していた頃から
立って履くのが常だった
布団の上で寝転 ....
剥ぎたい

もしくは

突破したい

 この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい

 直立不動に酔いたい

  頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に

  会い ....
街を歩いていた哲学者のヘーゲルが
歴史は繰り返す
と云う言葉を残して
残酷な戦争が幾度も繰り返されている
現代風に云えば原爆投下で地球が
何個あっても足りない

地球で最初に原子爆弾を
 ....
ねえねえ
って無邪気な笑顔で
覗き込むように話すのが
好きで
たくさん言ってほしくて
好きになった
ってこと
まだ話していない

スカートの裾を
パタパタさせて
暑い暑い
って ....
きっと生き方には
真剣なのだけれども
政治家と詩人は似ていると
他の人々に言われたとしたら
お互いが完全に
否定をするだろう
だがひょっとしたら
似ているところが
あるかもしれない
 ....
歯車はなぜ回転するのか分からず また分かろうともしなかった
まだ感傷的になれる夜とかがある
疲れると痛みだす傷じゃなく
背の低い面影
未開と欠如と不在と抵抗の熱帯のネガのようなもの
バチ ....
ある日{ルビ馬鹿=うましか}は恋をした
とても美しい理念に

薬はなかった
あっても飲みはしないだろう
なにせ

夕日を浴びた{ルビ馬鹿=うましか}の群れが
一斉に嘶いた

美しい ....
       150920

ねばならぬ
ねばならぬこと
それは読後感想文の提出
現国の夏休みの宿題
収容されて派遣された
敵国将校の部屋の隅で拾った
半分腐りかかったたまねぎ
もっ ....
障害と病気と性格を
区別出来ないバカがいる
性格的な欠陥名のつもりで
ある障害名を作品に使い
知らないうちに恥をかいている
アホ詩人がいる
さらに
そのカス作品にポイント入れて
高評価 ....
一人称についての
ダイアログをスキップして
夕日を抱けば恋をした
海で拾う貝殻に
耳を当てるたび頑なな自分を
否定した
ひりひりした
砂で顔を洗えば
いくつもの化粧は落ちていっ ....
嵌まる
虚の時空
実感無き生
ふざけるな!
鉄槌を打ち込む
固い硬質なビート
過去の影を蹴散らせ
執拗な愛着や温もり
脳髄を垂直破壊し
虚脱の生に力を
内在する何か
を賦活せよ
 ....
朝の光が問いかける
空ろを残して辿る海辺で
初めから抜け落ちた地図が飛ばされる
一日か百年かも分からない始まり 

わたしは呼び起こす わたしを
塵ひとつ動かすこともない精神で
囚われた ....
天空へ誓いを立てる
誰しものあらゆる未来は
どんなに辣腕な判事によっても
きっと裁くことは
難しいのだろう

大地へ疑いを晴らす
誰しものあらゆる未来は
どんなに敏腕な検事によっても
 ....
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見つめ合って灯る恋の火があればいいのに- 北大路京 ...自由詩315-9-25
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