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君の出してくれた
アイスクリームが
冷たくて胸に沁みた
夏の午後の日差しの中で

人はなぜ悩むのだろうか
なぜ憎しみ合うのだろうか
考えて考えて
頭が少し熱くなってきた
そんな時だっ ....
目を閉じて

いろとりどりの

小さな折り紙

小さく小さく折って広げて一息吹けば

真っ白な折り紙鶴一羽

もう一息吹けば

いろとりどりの折り紙鶴が手のひらから溢れて

 ....
床の下の人は
土に還るのを待っている
腐った林檎もきっとそう

とどめを刺さずに
ゆっくりと死ぬのが
綺麗、善とは限らない

きっと私なら
あなたの一張羅の白のシャツ
真っ ....
打ち上げられた空

それでも雲になりたがる

自由自在でしょう?

空の箱
のりしろにはさまれて
閉じたの?
それとも
開いたか
死ぬときに見る走馬灯の大半がアニメ 川の底に揺らいでいる
藻のように
空気の流れに逆らわず、
その身を風に預ける

静かに息を吐き 吐き
お腹の中にある
心の中にある、
全てのものを吐ききる

空っぽ
身体中が空っ ....
なにか焼ける匂い 煙
纏わりつく嫌悪と現実

逃れたいけど 誰も助けてくれない

差し出す手 届かなくて
夢にも出て来て 啼いて

腐ってゆく身や心
掻きむしって 切って ....
絶望をどうして
恨んでいるの?
どうしてそんなに
憎いと悔しがるの?

望んだのは君だ
望みを持ったのは
信じたのは君だ
信頼を寄せていたのは

君は勝手に泣いている

こうな ....
横暴な精神論に
しいたげられて
神経病みの
夢の闇

あえて
すべてを懐疑する
思想信条
主義主張



未熟な個人主義に
まどわされて
波うつ脳内
何も無い
 ....

母が自分の年と変わらない少女の顔をし
祖母と写真を撮ってくれと言った

今も見直すその写真に二人の入れない絆や愛情
を見る

その何とも言えない暖かさが何だか悲しい
何だか苦しい寂 ....
どうして人は
高いところから落ちると死ぬって
分かるんでしょうか

どうして人は
死んだことが無いのに
死が悲しいって分かるんでしょうか

どうして人は
悲しいとか嬉しいで
涙 ....
放て火の玉
散れ火の粉

飛ばせ初の香
聞け終の声

あなたの欲しいものを取り出して
何度でも
狂いつづけてきた時計が
かすかな音をたてて止まった時

崖は 崩れてしまおうか
崩れないでこのままでいようかと
太陽をぼんやり浴びていて

かまきりの体の中では
はりがね虫が腸の形をし ....
おかあさん覚えていますか
私が生まれた夏の夕暮れ

たった一枚残る写真に
疲れ果てやつれた様子の
寝巻の母に見守られ
同じように疲れた顔の
小さな赤ちゃん
夏のお産は大変だったことでし ....
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神 壊れた肩で投げた愛そのまんま 私はあなたが好きです、と言えたらそれでいいんです
実はまったく、お洒落なんかじゃないんです
ただ誰かに読まれたときにわからないようにしたいだけなんです
詩人の告白
いや、お前の、お洒落で ....
視線

子供の頃
車の窓から月と太陽を眺めて思ってた
彼らは一体どこまでつきまっとてくるのだろう?
父親にせがんで アクセルを全開にしてもらっても
振り切れない 奴らの視線もきっとそう
 ....
水色がほんとうは

桃色でも灰色でもあるように

白はほんとうは

黄色でも灰色でもあるようだ


自然は

水色だけを跳ね返すことをしないのだ

自然は

白だけを跳ね ....
今日の良き日に
このクズはクズだ
健やかに太く律された足はクズの足だ
虚ろだとでも言わせたげな目はクズの目だ
限り無く白紙を埋めたこの手はクズの手だ
見られ想われ殴られ洗われたこの体はクズの ....
カラフルな欲望の中から一番鮮やかに見えるものを捨てる。
トーンの重い音楽の銃口をこめかみに当て 弾く。
頭は真っ白になり、口から真っ赤な泡を吐く。
一瞬軽くなった体は宙に浮き、その後いびつな形の ....
{画像=140720232423.jpg}



言葉に傾き
ほら歩く姿に
傾きがありませんか?


真っ直ぐ歩いて来た
自分はそう思って来た
でもある時
人に言われたんだ
 ....
蒔いたことさえ忘れていた
種が芽吹いて花を過ぎ
実を結ぼうと閉じている
幸せになるために
いくつ名前を忘れれば良いのか
女であることを
忘れることよりは
産声のなかで
ひとりの娘が母に変わる日は
生命にまつわる大切な記念日
わたしのためには
何にも起きたりしない平凡な日でも
見知らぬ誰かには
たったひとつの日

雑踏のなかの
あり ....
君よ進め その河原を
力強いその足を踏んで

風に纏わる髪をほどいて強くつよく

一面の深い深い黒
怖くなんかないよ、大丈夫
震える手 握っててあげるから

沈んでゆく 泡の音を ....
風がふっと吹き
さざめく草原
青々とした木々
空は青く
陽が満ちる

キラキラと光る湖から
象や兎が水を飲む
木々の間から
一角獣が現れて
水浴びをする

私と妻は
カラフル ....
わたしはハッキリ言えないから
ハッキリものを言えるひとがうらやましい

ハッキリ言うっていいことなのかな

おかあさん
うっとうしいよ
めんどくさいよ
心配だよ

やっぱり元気でい ....
きいろい黄色いバターのような夏の一日
そこいら中べとべとしてやになった

クジラのプールに浮かぶブーゲンビリア
ブルーとピンクがお似合い同士
魔法なの?
魔法なの

いろんなことが花火 ....
都市の背中に
星の刺青
何処かに
自分の星座があるだろう
誰そ彼は
笑い泣き
彼は誰か
泣き笑い
内ポケットに
タバコと明日
遠ざかる黒い猫
何時かは
他人の星座と会うだろう
 ....
都市の迷路に波打っている緑の原点たち
原点たちはどんな香りをも演繹せず
冴え渡ったおしゃべりの隙間に破裂して飛び散っている
おしゃべりは思想という場違いな花を排水溝に流し続け
ビル ....
凍月さんの自由詩おすすめリスト(723)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷たい夏- 渡辺亘自由詩314-7-24
折り紙鶴- 灰泥軽茶自由詩1014-7-24
還元- 瑞海自由詩4*14-7-24
空の箱- 水素自由詩2*14-7-23
死ぬときに見る走馬灯の大半がアニメ- 北大路京 ...自由詩514-7-23
空っぽ- 猫の耳自由詩414-7-23
- 瑞海自由詩2*14-7-23
愚か者- 美砂川 ...自由詩314-7-22
夢闇- シホ.N自由詩314-7-22
溢れる- しおさい自由詩614-7-22
何故- 瑞海自由詩4*14-7-22
取り外し可能- 水素自由詩1*14-7-22
狂い- 春日線香自由詩214-7-22
7月生まれ- Lucy自由詩17*14-7-21
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神- 北大路京 ...自由詩314-7-21
壊れた肩で投げた愛そのまんま- 北大路京 ...自由詩414-7-21
お洒落な言葉なんて要らない- クローバ ...自由詩1*14-7-21
冷たい視線- 自由詩2*14-7-21
ほんとうの白- 吉岡ペペ ...自由詩214-7-21
備忘録- なけま、 ...自由詩214-7-21
- ヒヤシン ...自由詩6*14-7-21
言葉に傾いている- beebee自由詩29*14-7-20
- はるな自由詩614-7-20
たったひとつ- 千波 一 ...自由詩914-7-20
群青- 瑞海自由詩4*14-7-20
永遠の瞬間- opus自由詩314-7-20
ハッキリしろ- 朧月自由詩114-7-20
魔法- ふるる自由詩614-7-20
都市伝説- やまうち ...自由詩214-7-20
ジャズ- 葉leaf自由詩5+14-7-20

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