すべてのおすすめ
おわらない夜にする賭け事は
滅びた国のうしなわれた勝利を
追い回すようなもの
順繰りの敗北が
波形となってあらわれる
一千と二夜と永遠
うみがある
くらいうみ
死んだ人たちの
....
.
いびつだというのがわからないな
出るたびにきになってじっとのぞくのだけれど
あれははじっこが靄か闇に突っ込んで
隠れてるようにしかみえないんだ
.
あるいはそらのあおにやられてとけ ....
壊されたかった。
半分の月が
見下してる時に
わたしはタバコを吸って。
投げ捨てられもせず
うつむいて。
つま先で
粉々に。
また夜が降ってくる。
塵 ....
23:59の私
00:00の私
日付は変わったけど
1分でなにが変わったかな
真っ暗闇に進んでいる
けれど気持ちが幸せで
思う気持ちが大事で
思われることは素晴らしい ....
3時のワルツ
日が照って
暖かい風が吹く頃に
今まで知らなかった
あなたのために
手取り足取り
教えましょう
1・2・3のリズムで
私が左足を引いたら
あなたは右足を出し ....
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*
あなたはわたし わたしはあなた
愛を頂戴、毒をあげる。
言葉を頂戴、嘘をあげる。
声を頂戴、棘(トゲ)をあげる ....
少し冷たい朝に
悪い夢を見て起きる
深呼吸で
心を落ち着かせる
坂を登る前に
嫌なこともあるけれど
深呼吸で
前向きになる
すれ違うあの人と
目を合わせるか合わせまい ....
ど う し て 生 き な い の だ
な ぜ わ た し た ち は
な に も な い か ら な の か
砂 で 在 る の か
砂 で あ る な ら
僅 か で も 砂 ....
電波で繋がる
伝わる? 私たち
画面の奥
喜怒哀楽
目隠しされたみたいに
ほんと?と聞いて
ほんとさって言う
あなたの目はほんとじゃない
画面を通すと
素直になる ....
夜空には前夜があった。
液晶に情報が重なってゆく
それと同じように。
細かい星がたくさん生まれては
次々と死んでゆく
君に影響されて書いた詩で
照らせる事があるとして、
9月の液体、 ....
船は水平線を追いかける
疲れた今日が沈み
絶望が沈み
青春が沈んでいく水平線
追いかける船も
やがては
水平線に沈んでいく
目には見えるけれども
決して捉えることは出来な ....
失う日を想い泣く
誰より長く隣にいる
それでもいつか別れはくる
君が嫌う
君が他を好く
君が死ぬ
私が死ぬ
愛情の情に傾く頃
君の白髪を笑いたい
今を覚えて狂いたい
君の面影に ....
飛び降りてみるのもいいかもしれない
きみの昔話は、ちょうど開けた土地を過ぎ
ひどく思い切りのいい 崖に着いたところだった
足もとで禿鷹が喰っているのはなんの屍肉か
....
夏の終わり
夢の終わり
花火が散るのを見届けたら
一人誰かいなくなった
誰かわからないことで
傷ついて 穴が空く
今私に降りかかる
呪縛とか 幸せとか
全部 全部
....
純白の雲から
いつか夏の終わり
銀色に耀く雨粒となって
熟れた小さな果実のように
堕ちていったBluesky
なくしていた蒼い傘が
見つかりました
遠く霞む
紅にたたずむ山脈の
....
.
なつかしい匂いは場所が覚えている 線路の隈が匂いたたせるのか
それとも地名がわたしの古いニューロンを刺激するのか
アスファルトの箱庭にされてしまっても場所は記憶を失わない
律儀につながっ ....
街の中で
あなたに呼び止められた気がして
街の中で
あなたの服の匂いがした気がして
街の中で
あなたに会いたい気がして
ふりかえって
何もない道
何も聞こえない
....
あの地平は
過去の誰かが居た
今は誰も居ない
誰かが見た景色は、価値が無かった?
しかし今の誰もが
見たのか?
見えたのか?
見えなかったの?
見えるのを待つのか
これから見に行 ....
カボチャ色の土
蝙蝠の編隊
誘蛾灯の黄土
すべては水晶玉の中の出来事
吸血鬼の繁殖不能なカボチャ色の土の上
他に何が不在しているのかが分かりづらい
百万の敵に包囲されて死んだ中世の騎士が二 ....
打ち上げ花火の残骸が今頃になって降ってきました
何光年も遠くの飴玉がキラキラ物語を演じています
ヘリウムガスでお腹を満たした風船がもうすぐ見えなくなりそうです
カラスの群れが赤く燃え ....
もし私が
あなたの目の前に
立っていいとしたら
もし私が
あなたの目の前で
MG69を持っているとしたら
もし私が
Aメジャーセブンのコードだけじゃなくて
他のコードも出来 ....
その箱はスケルトンの灰色で
どこにも蓋がみつからなかった
サイコロを転がすように その六面体の
一面ずつに番号をふって 開けようとしたが
開けられるような 切れ目がどもにもな ....
真っ白な紙を見て
僕は、こう考える
ここでは、
何にでもなれる
どんな事でも出来る
どんな世界にも行ける
なにかを
創造するということ
言葉を通じて
....
誰が
悲しいを決めて
誰が
嬉しいを決めて
誰が
面白いを決めて
誰が
生きるのを決めて
誰が
死ぬのを決めて
誰が
この世界をつくって
誰が
....
ぼくは走ったりして
線路沿いをひたすら
目的地なんて皆無で
疲れたら歩くまでさ
ぼくは寝続けたりして
アラームの必要性は0
夢のエンドロールには
ぼくの名前は無かった
ぼくは酒 ....
君のこと
どうしようもなく好き
そんなつもりもなかったのに
いつの間にやらこっそりと
私の中に忍び込んでた君
追い出そうとしたこともある
だけど
やっぱり
出て行ってくれな ....
月夜に溶けるブランコになる
僕たちはすれ違う小彗星のように
尾をひきながら歌って生きてゆくのだ
そのときに交感した想いだけが
やさしいえねるぎーとなってさらに
宇宙の深奥へと誘われる生命なのだから
まだ魚だった ....
火花 踊る
恐怖 揺れる
刹那 祈る
マチマチの心が
町町に 溢れ
まちまちに 当たり
弾ける
田畑を 焼き尽くす
大文字の 彩りが
秋に肥え 冬を越え
枯れた ....
滔々と鳴り響く(ringing)鐘の音は 空気に溶けては消えていく
繭のような雲は流れて玉響の夢を見 空気に溶けては消えていく
リンゴン リンゴン リンゴン リンゴン
萌ゆ燃える ....
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