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さびしいおもいをしよう
うそのお皿にふたりですわって
わかりあう
を たべよう
べたべたにして
たべおわったら
ちがうドアから かえるのさ
そうと決めたひとに
なにを言う必要があるだろう
挙げた手を下ろせずにいる臆病なわたしが
終わりのない下り坂がないなんて
言えるのかしら
いいえわたしは幸せです、
という答を常備して ....
わたしたちはいまも迷子だ
なにもかもを揃えたとしてもどこへも届かない
あふれたいのにまだそこにいる
水たちの憂鬱を細胞に湛えている
右手を動かして
左手を動かして
心を動かさない
息をしている
つめたい夜だ
わたしがいて
あなたがいない
壁のない部屋で
月はかたまる
つめたい夜だ
身体を横たえて
....
あなたが息を吐くたびに
わたしが息を吸うこと
あと何度めで気付かれるだろう
ちぎれかけた紐
抜けかけた柵
割れそうな風船
コップのふちに集まる悲しみ
こぼれかけ続けて
すっかりわか ....
塩と水と みじかい詩と
あとはすこし体温があれば
生きていける
たぶん
あなたがいなくても
一対の鉄塔が
街をはさんで見つめあっている
(病気のような時間帯)
頭痛もちの少女が
おぼえたての寂しさを抱きしめて
影をうつした空へ飛びおちていく
蒔いたことさえ忘れていた
種が芽吹いて花を過ぎ
実を結ぼうと閉じている
幸せになるために
いくつ名前を忘れれば良いのか
女であることを
忘れることよりは
(数字が壊れている)
夏で、いつもより心臓がゆっくりうごいている。
わたしたちは逃げてきた、盗んだものをぜんぶ
忘れるために。おもいのほか空気はおもたくて、
指が濁ってる。天井を塗る途 ....
凍月さんのはるなさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さびしいおもい
-
はるな
自由詩
7
15-10-30
くだりざか
-
はるな
自由詩
2
15-9-26
floccinaucinihilipilification
-
はるな
自由詩
2
15-7-31
月がかたまる
-
はるな
自由詩
3
14-11-20
風船
-
はるな
自由詩
4
14-10-4
あとはすこし体温があれば
-
はるな
自由詩
6
14-8-21
鉄塔
-
はるな
自由詩
8
14-7-27
実
-
はるな
自由詩
6
14-7-20
数字
-
はるな
自由詩
8
14-7-16
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