何かを始めるのに
手遅れなどということはない
始めた時が
始まりのとき

手を伸ばした時が取り返すチャンス
足を踏み出した時が
新しいスタート

空を仰いで
深呼吸した時が
誕生 ....
手に入るようなものなど
好きになるものか


君はみんなから
嫌われていると
思っているのかもしれないが
それほどみんな
君のことなど見ていないよ
自意識が過剰なのだよ


 ....
        ふりつみて
        漆黒のまつげの先に
        しんしんと
        どこかでだれか
        涙する
        まつげにつらら ....
いつも 楽しそうだね
ねぇ どうして そんなにがんばれるの?
生き生きしてるね

仕事で出会う周りの人は 私のことをそう言う


なんでそんなに不安になるの?
もっと自信もったらい ....
もう会わないと決めた時から
もう頭の中はあの人で一杯

好きだと言ってくれる人には
嘘をついていればそれでよかった

嫌いになってくれるから
でもあなたにはなぜか
嘘がつけずに ....
ケンタッキー・フライド・チキンの
パーティーバーレルを
一度だけ買ったことがある

当時、随分と年上のキャバ嬢と
知り合いになって
嬢の勤めているススキノの店
10分900円のセクシーキ ....
詩の声が聴こえる

私が設定したのか された必然性の声

優しさはあなたの右に出る者はいないよ
私は微笑みながら左から見ている 戦ぎと凪の時空空間越え
声が聴こえる詩の

あなたの神秘 ....
ふわっと秋のにおいが わたしの頬を通り過ぎ
あの日を思い出す 

だいだいいろの あの花は 
今日も誰かを傷つける

少し寒い秋の風が わたしを通り過ぎ 
あの場所へとさらってゆく
 ....
 

あの日生まれた 赤ん坊は たくさんの時が経ち
今日も傷つき そしてまた信じてる 

あの日咲いてた 花たちは
今はもう どこにもいないけれど 
その花から花へと 今もどこかで微笑ん ....
みんなにさよならを言ってまわって
疲れて帰ってベッドにもぐる
時刻なんてわからない
黄昏だったか真っ暗だったか
なぁんにもわからない
ここはわたしだけの場所
やっとたどり着いた
今日の日 ....
滑り込みセーフ! って言っちゃうあなたって 幸せ

だってね 明らかにアウトだもの

ほら 入口からセーフのアチラが観えない?



「ふーん」



(ふーん )は負 ....
「今日アッキー帰って来るって知ってた?」

「知らない」



わたしからメールをしてみると
近所のマックから
パパにメールをいれたよう
「突然で用意していないだろうから ....
【乾期】

鉢植えが日ごとうらぶれていく
朝顔はもう咲かないだろう
ふたたび未来をつなげる種だけを残して
それでいいじゃないかと
乾いていく
ほんの少し私も そこで
足踏みしている
 ....
ひとかき
ひとけり
その分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私の力の分だけ進む

ひとかき
ひとけり
私が今出せる力の分だけ進む
それ以上でも
それ以下でもなく

しなやかで ....
 ブランコ


息を吸って
息を吐いて
息を吸って
息を吐く
いつも意識の片隅で
緊張している
生きるために

前脚を出して
後ろ足を出して
前脚を出して
後ろ足を出す
 ....
流木に背中凭せて考える去年の九月で地球はいくつ

僕が寝ているときは僕の靴もつかれて寝ている

差し出した君の右手にどんぐりこぼれる秋のどか

馬鹿も休み休み言ったけどやっぱりぶたれた・・ ....
澄み切った青い空の真ん中で
誰かがきっと泣いている

私はいつも測れずにいる
空想の両手を天秤にして
小さくついた溜息と
少しだけ擦り切れてしまった
透明な羽毛の内包する
輝くよう ....
広すぎる狭い部屋の中ほどで

行方不明の娘と将来を語り合えば


音信不通の息子と向かい合って

パスタを食べるから


見切りをつけたアノ人と

リンネと言うレト ....
あなたのような人は長生きしてほしい
そう素直な人あってのひねくれ者だから
だから九十四歳は悪くない 悪くない
これでも献花のつもりなんだ

アンパンマンを見たことがなかった
なのにアンパン ....
ついこの前
サロンで御一緒したのに

無表情で「こんにちは」をした
人見知りのあっちゅは

比留間さんに
「可愛いこが来てくれた」と
人差し指でおでこをツンと
されて
 ....
その生き物に色とりどりのガラス玉をもらった
それはよく見ると一個ずつが脈動してそれぞれの色で輝いている
ときおり澄んだ音色で囀る心臓のようだった

ふしぎな生き物は美しかった
息が止まるぐら ....
 
みずいろの雨をききながら床に入ると、雨がふる

ぽっかり空いた穴を補完するように、雨がふる

決して満ちることはないんだけど、それでも雨がふる





*YouTube み ....
たくまずして誰かの憎しみをかってしまう
ほどこうにほどけない結び目
ただそれが君だっただけだ

おそらく罪状はかぎりなく
妥当な理由もあればやや不適切なものまでさまざま
あえてぬれぎぬとは ....
風が運んできた花の匂いにまみれたら空想に囚われて
飛行船で七つの海を制覇する旅を始めてしまうけれど

真夜中に目覚めた時のあの浮遊感が忘れられないから
雷雨の中を駆け抜けて迷い込んだ街で君を思 ....
雛菊をみていた
毛氈のような緑に
ところどころ陽に照り映えてある白

海をおもいだしていた
流木の漂白された肌が
曇天に無色をそえる

時間の重さをはかる
手のひらの中の一握りの ....
あのさぁ

ひどく個人的なんだけど

僕が最近思っている事がある

君の糸を僕にくれ

強く結んで離さないから

君は毎日笑ってろ
愛情を裏返すと

憎しみに変わるという

それはよく聞く常套句

けれども。

憎しみを表返すと

愛情に変わるとは

何故かとんと聞いた事がない
今日は静かな夜ですね
冷蔵庫がぶぅーんぶぅーん
小さく小さく口ずさむ
一人っきりでいるのです

今日は静かな夜なんです
冷たい鉄がそとを走って
狂った様に競っている
ここは一つの楽園で ....
嗚呼朱く赤く紅く
秋に明け暮れ飽くことなし
移ろうものこそ美しい
去りゆくからこそ愛おしい
不変の美は仮庵から
渡り鳥のように飛び去るのだ


文字の檻に閉じ込めるなら
ソレハヒトツ ....
私は、今とても腹が立っています。
とてもとても、腹が立っています。
どうしてだか、あなたにはわかりますか?
あなたはとても優しいし、心が広いし、我儘な私を全身で受け止めてくれる、 ....
tamamiさんのおすすめリスト(923)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
手遅れ- Lucy自由詩21*13-11-3
手に入るようなもの- クナリ自由詩3*13-11-3
眠りのなかに- 石田とわ自由詩13*13-11-3
ねぇ_お母さん- 葉月桜子自由詩8*13-11-3
天奏万里- クナリ自由詩3*13-11-2
クリスマス前のこと- 板谷みき ...自由詩8*13-11-2
詩の声- 朝焼彩茜 ...自由詩12*13-11-1
秋の風にさらわれて- 葉月桜子自由詩3*13-11-1
生まれたての真珠のように- 葉月桜子自由詩113-10-31
カップ麺生活少女- もっぷ自由詩14*13-10-31
普通人- 芦沢 恵自由詩23*13-10-29
おかえり- 鵜飼千代 ...自由詩11*13-10-29
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)Ⅱ- そらの珊 ...自由詩19*13-10-28
ひとかき_ひとけり- 夏美かを ...自由詩34*13-10-28
北の亡者/Again_2013神無月- たま自由詩33*13-10-23
浮浪雲- 梅昆布茶短歌1013-10-19
金木犀の祈り- 夜乃 こ ...自由詩13*13-10-18
隠れてる- 芦沢 恵自由詩21*13-10-18
ひねくれ者より献花です- ただのみ ...自由詩36*13-10-16
れいかい- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...11*13-10-15
ふしぎな生き物- 梅昆布茶自由詩1813-10-14
みずいろの雨をききながら- 殿上 童自由詩20*13-10-13
結び目- 梅昆布茶自由詩1613-10-12
星が無数に降りしきる夜に圧倒されて茫然としている- kauz ...自由詩14+*13-10-10
時間の重さ- 梅昆布茶自由詩1913-10-10
ちからわざ- 雨の音自由詩113-10-10
パラドックス- 雨の音自由詩213-10-9
静かな夜- 雨の音自由詩613-10-9
邂逅- ただのみ ...自由詩25*13-10-8
親愛なる_あなたへ- 鵜飼千代 ...散文(批評 ...14*13-10-7

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