すべてのおすすめ
亡き妻の歩幅に合わせ50年 これから先も同じ歩幅で
あったかいひざにはにゃんこ足元にも猫が寄り添う冬の寒い日
今もなお大きな体でひざに乗る重たいけれど嬉しいにゃんこ
移動するたびにどこでもついて来るストーカーだねほんとに君は
引っかか ....
食いきったフライドチキン鍋に入れその出汁を吸うお正月まで
松の木の吐瀉の薫は 昔日の落武者か昨日の酔っ払いか
法律と噂話で塞がれた言葉こぼれる針山の上
光のない部屋を満たした粘い黒あなたと吸い込み汚しあう夜
芯が熱く眼を ....
レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット
ヒグラシの遠い呼び声暮れて行くひとりぼっちの道は遠くて
夕暮れの窓辺に寄って本を読む涼やかな風秋の足音
金色の庭でみつけた木漏れ日のスポットライト妖精の輪だよ
ひとりきり置いてきぼり ....
青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風
さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場
ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る
炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ....
好きな歌何度も頭駆け巡る女心を歌うシンガー
様々な画家が紹介されている絵とは思えない絵があるアトリエ
窓辺から見える海岸青が濃い地味だと想う冬を表す
音もなく動き始めた恋の予感音もな ....
夢の中遠ざかる君追わぬ僕 終わっていたんだ 僕の中でも
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
恋愛の駆け引きで打ち続けてた悪手全てをナシにした雨
猫のヒゲふるわせてとおるやんちゃな風の春
春の音木の芽の薫り日向に干したせんべい蒲団
いいことがあったのよと三度目の電話僕にはないけど
分解された春をまた組み上げるそんな季節のちから ....
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
焼きたてを言い訳にして明日の朝食べるはずだったメロンパン喰う
盗まれることを見越して上履きに即効性の毒を塗ってる
黒森に雪割草のひとり咲き
霧氷煌めきいやとほき春
チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ
足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む
夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
そらを飛んだ夢を見た
僕は足のない回転木馬
南京錠を閉め忘れたまま
春の沙漠を放浪している
木の芽の匂い持ち歩くための
ポケットのある素敵な上着
おたまじゃくしを捕まえたら
....
お互いが婚約指輪用意してサンタになった聖夜のパーティー
眠れない夜の睡魔の召喚に英語の本を開いてZZZ(ずずず)
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
けふ見しは枯野華やぐ幻や
黄金の舘月の光に
息を吐くように嘘つく政治家を選ぶ国民つくる教育
南極の氷をイチゴシロップと練乳だけで食べきっている
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家
幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。
木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙
秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う
街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で
....
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても
おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る
どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ
ねずみがい ....
しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し
しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝
カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く
秋空の雲の流れる ....
tamamiさんの短歌おすすめリスト
(35)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
亡き妻の歩幅に合わせ50年_これから先も同じ歩幅で
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北大路京 ...
短歌
5
15-2-3
猫溜まり
-
未有花
短歌
18*
15-1-23
食いきったフライドチキン鍋に入れその出汁を吸うお正月まで
-
北大路京 ...
短歌
3
14-12-25
吐瀉の粒子
-
深水遊脚
短歌
7*
14-11-10
レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット
-
北大路京 ...
短歌
2
14-10-6
黄昏遊戯Ⅳ
-
未有花
短歌
11*
14-10-4
夕立を待つ
-
未有花
短歌
14*
14-8-4
シンガー
-
夏川ゆう
短歌
1
14-7-14
悲しいけれど
-
森川美咲
短歌
1*
14-5-17
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
-
北大路京 ...
短歌
5
14-4-1
恋愛の駆け引きで打ち続けてた悪手全てをナシにした雨
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-26
猫のひげと春
-
梅昆布茶
短歌
10
14-3-15
死んだ子の歳は数えているけれど生きている子の歳は知らない
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-1
_焼きたてを言い訳にして明日の朝食べるはずだったメロンパン喰 ...
-
北大路京 ...
短歌
3
14-2-28
盗まれることを見越して上履きに即効性の毒を塗ってる
-
北大路京 ...
短歌
2
14-2-25
Winterwald
-
織部桐二 ...
短歌
1*
14-2-21
かなしいほどに
-
石田とわ
短歌
13*
14-2-5
春の回転木馬
-
梅昆布茶
短歌
12
14-1-21
お互いが婚約指輪用意してサンタになった聖夜のパーティー
-
北大路京 ...
短歌
2
13-12-23
眠れない夜の睡魔の召喚に英語の本を開いてZZZ(ずずず)
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北大路京 ...
短歌
6
13-12-22
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で
-
北大路京 ...
短歌
8*
13-12-21
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
-
北大路京 ...
短歌
3
13-12-21
小夜
-
織部桐二 ...
短歌
1
13-12-19
息を吐くように嘘つく政治家を選ぶ国民つくる教育
-
北大路京 ...
短歌
9
13-12-15
南極の氷をイチゴシロップと練乳だけで食べきっている
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北大路京 ...
短歌
2
13-12-15
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家
-
北大路京 ...
短歌
7
13-12-12
「線の下」
-
宇野康平
短歌
3
13-12-9
アイスクリームな夜
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石田とわ
短歌
16*
13-11-30
猫や_猫(自由律)
-
そらの珊 ...
短歌
15
13-11-11
めいぷる
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そらの珊 ...
短歌
11
13-11-7
1
2