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キレイごとが好きなのだから
避けて通るのは
錆び釘の赤い汁が淀む
ほら、そこ その・・・よ
それで
どこまで話したかし ....
ただ 遠い出口の丸い光が見えていたから
「それでは また」
ポツリ一言 質量を伴わない声では背の側に当たったことに気づかない
ひたすら光の穴に向かって空回りの歩みをす ....
裏から表までの30メートルに世界があった
国道1号線を命かけて 一目散に横切るのだ
安楽の幅2メートルは ユートピアへの出入り口
たった20センチメートル背中の側をかすめ ....
それはなかったことにして
ではなく ないことにして
これもなかったものと泣き
いや ないものと叫びたいだけで
火の粉が夜空を浮遊する
仰ぎ見るわたしの口 ....
薄暗いその部屋で わたしの足にそれは抵抗した
拾い上げると白いおりがみ
おりがみだと思い込んだのは それが真四角だったから
左下に気持ちの悪い折り目がある
不幸なことに 左下 ....
海に裏切られ 花に批難されたら
枯葉にも笑われる生き様
ヒューっと 大きく豪勢な車が
目の前を風のごとくに走り過ぎようとするよ
ハンドルにしがみついた女の人
なぜ ....
滑り込みセーフ! って言っちゃうあなたって 幸せ
だってね 明らかにアウトだもの
ほら 入口からセーフのアチラが観えない?
「ふーん」
(ふーん )は負 ....
広すぎる狭い部屋の中ほどで
行方不明の娘と将来を語り合えば
音信不通の息子と向かい合って
パスタを食べるから
見切りをつけたアノ人と
リンネと言うレト ....
tamamiさんの芦沢 恵さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
重奏
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芦沢 恵
自由詩
18*
14-11-10
果て
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芦沢 恵
自由詩
20*
14-9-22
突き抜けるまでの秒針
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芦沢 恵
自由詩
22*
14-5-31
赤い空_________「群青」四月課題『嵐』出品
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芦沢 恵
自由詩
24*
14-3-26
おりがみ_くらやみ
-
芦沢 恵
自由詩
28*
14-1-28
だいたい_それくらい
-
芦沢 恵
自由詩
23*
13-12-1
普通人
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芦沢 恵
自由詩
23*
13-10-29
隠れてる
-
芦沢 恵
自由詩
21*
13-10-18
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