自らの肉の
細胞という小部屋の
内に鳴る鐘の音、耳澄ませ
次なる時の訪れ
努め憧れ懐かしみ
従容と待つ 哀しみよ
朝に 歓び光の輪舞
凝集し揺らぎ充満し
異なる様相 滲み出し、
在る人、在る人
それぞれの相貌 露わに
朝に
異なる光の歓び
浴びながら、
自らを自ら、
乗り越えんと ....
地に舞い降り
地に溶け入り
天に昇りゆき
天に溶け入り
また再び、
地に舞い降り
前へ前へ、
ぺしゃんこでもまえのめりで
前へ前へ只進むんだ
遠い遠い遥か芳しいこ ....
蒼白い雪のゆらら舞い降り
ふわわ地に落ち溶け
次から次に絶えず
浮かぶ相貌にて
眩む意識の
凍結し
今に覚醒スル
純白に力動する思考、
新た観る 顔の威容に
異なる魂達の刻印 ....
なんて沢山の人
居るんだろうなぁ
それぞれがそれぞれ
肉の輪郭の表情を保ち
階段を昇ったり降りたり
(此処はステーション、
清い瀬のステーションさ
所々に真紅の薔薇も顔覗かせ
清い ....
この夜陰、
黒々と
林立する
樹木に囲まれ
蒼い途を歩んでいく
私という絶対の孤独
自我
その神聖を
授かり受け留め
この肉身の己を実感し
この肉身の己から逸脱し
....
陽炎揺れる鉄路を
赤い焦点絞りながら
辿ってゆく、何処までも
明るい光に包まれ
見知らぬ白い女の顔、
しなだれる様その抱擁
ぽっと浮かび忘れ難く
赤い鉄路は伸びてゆく
真 ....
ひたすらに
孤独な神、
今日も街を生き
薄氷の切片、
私は肉掻き毟り
右から左を射て
静かさの訪れ
またこの夜陰、
紫艶に舞う
意識の揺らぎ
見つめ ひたすら
....
天空を横切り優しい春の風、
近付くなら
無の断崖に立つ以前、
垂直に次々貫入来たるモノ
緑の葉群れ浮き立ち揺れ
うっすら透かし彫り光帯び
今、赤いセーターの女の子笑 ....
真実は近付かず
近付き表せば嘘になり
無力感に打ちのめされ
諦念と哀しみ抱き
ながら
魂の塔を昇る、登り続ける
ふぅと息つき聴き入れば
仄白き声のヒビキ無限
内なる祭壇を打 ....
燃える森の光に
子らの遊び戯れ
ジャングルジムの鉄路
銀に錯綜しながら
放擲されるブランコに
登り棒いち早く昇り詰め
遊び疲れた子らの
使い尽くされた肉体
燃える森の光に置かれ ....
蒼穹に白雲の流れ
わたしは時を生く
純白の息を吐き
高鳴る胸を静め
一点の光となり
蒼穹に垂直の矢を放つ
消える白雲の流れ
今、安らぎ目醒る私に
未知からの閃光 ....
深まる 純粹無垢な真紅
滅んでは次々また育ち色付く
真紅その暗まる深み異様な威容 に、
この世界という謎
すべて含まれ在り と。
ひろやかさ 一面に
真綿の雲の伸び拡がり
空の海原、淡く青
色の此の世に入っていく
深く深く入っていく
離れることなく
ずんずんずんずん
ひたすらひたり
ひ ....
黄色の帽子被り
時の坂道に向かい
遡り走る走る
子らの笑顔叫声、
このアパート一室
狭隘な玄関口に
はち切れ溢れ流れ
点火するこの瞬間に 、
脳髄破裂し
生誕する新たな私、 ....
ぬめりほぐれぬ二頭の
一頭の方の悪魔、
アーリマン*と称されるアクマ、
感覚される物質ノ
世界次元を唯一とさせ
生命・魂も無機物質の産物とする
(肉体の誕生と共にソレ生まれ
肉体の消 ....
夕の近付き、
庭先に出て仰ぎ見れば
純粋な思惟という力
突端に突き刺さる
曇天どんよりと
時の丘陵崩し
脳髄という鏡さっき割れ
あれ?もう考えれ無いハズ
なのに、
....
いすらえるぱれすちな
いらんあめりか
うくらいなろしあ
けれど先ず
我が内に戦争在り
我が内に巣食う
悪魔の住みつき
我が内に
外なる悪魔の作用し
悪魔と悪魔に飽く迄我戦 ....
郊外の夜
白い途に独り居て、
海辺の唸る光景
ふと浮かび、
耀く光点
夜の青みに浮き上がり
白い途の先に拡がりゆく
〈だいじょうぶ、大丈夫だから進みなさい〉
澄み渡る ....
遠さの感覚に目眩する
夕の地平は波打つ黄金
時の弛緩、凝縮の一点
佇立し打ち震える我、
沸き立ち溢れ来る
無穹に貫かれて
昼に真紅に咲き誇り
その余りの濃密さ
異様な様相、
ガーベラの花冠
夜に黒ずみぐにゃり萎び
静かに笑う君は
穏やか天真爛漫に
笑い静かさ
気付けば
ふっと自ら白く消え
....
秋の到来に
夏の滾る熱が鎮まる。
高く濃くなる青の空に
漆黒の死の予感が孕まれる。
気付けば冬の冷気が
秋の優美な透明を強張らせる。
夏は冬の最中に
すっかり身を委ね、
凍 ....
抹消され
ては、
現れ 現れ
ては、
抹消され
異様な謎 謎の異様
死を前にして
終止符打つこと無く
絶えず律動し続け
階段を昇る
宙空に浮き
枯れ草散らばる
....
この朝に
カーテンを開ければ、
照り輝く残雪の甍
白銀から黄金に
道向かいの家、
陽の光に照射され
この朝に
トビラ開け放ち
僕は出て行く
また、外へと
(安寧の温かな ....
ふわり ふんわり
白く白に白 つもり
時の和らぎ
寝入り束の間、
遥か遠い夢をみて
ふわり ふんわり
ふんわり ふわり
純白 ひたすらな里の響
微睡みぬ夢の揺蕩いに
林立する森影の薄闇
ひたすらに耐え続く
耳鳴りの朝に布団蹴飛ばし
起き上がり陽を浴びる歓び
陽の光 陽の熱
この新た一日の生活を
点火し意識を叩き起こ ....
氷河にお船、浮かべては
食い入る喰ってやる、オマエの肉
蒼白い透明に、いよいよ赤く染まり
眼見開かんと、この凍結の地に
ああ一気、赤の濃密真紅に眩まり
神の口すら、吐息吐く
オマエ、円成し ....
のんびりとした一日に
奇妙な異様 蠢いて
想わず枕の下を覗き込む
蒼いどよめき真紅のうねり
澄んだ溜まりの底渦巻いて
のんびりとした一日に
無限の眼 壁築き臨み立ち
寛ぎの枕 ....
肉の遺伝子の
流れを抱え
ながらも
明証の内に
現れ在るもの
刻み込まれ
清瀬駅の改札口、
吐き出されて来る
人、人、人、
一人一人の顔 瞬時に捉え
己もまたその一人の ....
雪崩れ落ち流れ狂う
荒れ狂い鎮まり生き
真紅の漆黒に近付き
また開きゆっくり色付き
しずかにしずかさ眼差す瞳、
上へ上へ上方を奥深く抉り出し
やがてその肉を逸脱する美を耀か ....
6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46
0.21sec.