内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形

熱 帯びながら、燃えながら

直観に捉えられ
交わり結び
 ....
潮騒の岩場に遊んだ日はいつの時か
孤独の壁に気付き響かせたのはいつの日か

病んだこの肉体引き摺り夜闇に紛れ込む
透明な呪いの声に旋律にリズムに耳澄まし


ビート、原初から
打ち鳴ら ....
大きな大きな渦を巻き
光の大洋を進みます
光は掴めないもの
だから、
どこまでも何処までも
進みます

熱、保たれ 熱、燃やし
明日の暁に自殺する誰か居ても
熱、保たれ 熱、燃やし
 ....
雨垂れ 一滴、また一滴
落ちて 落ちつづけ
あなたはグツグツおでん作って
わたしを待っていた

なんて空漠とした空間、
生活感の一切感じられない部屋で
あなたとわたし、
横並び お皿の ....
しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え

永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの

黒い円のなかに 黒い星の輝きに

  *

貴女は小 ....
いたるところに花は咲き
いたるところで花は萎み
街行く人の方向はあちこち
空は相変わらず青く青く
俺は歩道橋で破裂する
突き抜け逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴く

ひたすらしずまり
とおいちかい魂から
あらわれとどけられ

柔らかく逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴き
ながら
 ....
哀しみのうねり
貫通する力線
波打ち壊れ
時、裂け広がる

明かりが灯る
遠い遠い場所
静か浮き上がり
力動に包まれ
僕はたたずむ

此処が宇宙、
この小部屋が
渦巻く宇 ....
石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?
 ....
風に吹かれて
永久の風に吹かれて

しずかに
寄り添いながら
時を過ごす二人は
遥か遠くから響いて来る
白く透明な呪いの声、
耳を傾け聴き入り
燃える魂の均衡、
造り上げる

 ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力

新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ....
暗がりに落ちていく
想い、重いなぁ
ざらざらした手触りの
荒れたディストーション
そのサウンドに否応なく
惹き付けられ引き込まれ

誰かが自殺する夜明け前
赤ん坊の様に眠るあなた
夢 ....
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ

  *

気分、沈み
気分、盛り上がり
まるで大海原のうねり

(自我 佇みひたすら静観し)

天空に銀河の ....
瞳のなかに
広がる砂漠
お舟は進む
青い水平線

花の無い世界、開けて
貴女は索漠と、泣いて
浮き上がる文字の輪郭、
まるで意味を欠き
ただただ輪郭の羅列
ひたすら哀しみ、

 ....
白い巨人、大股で
光の天空、過ります
ゆっくり流れ
両手を開き
現の夢、ぽっかりと

この世界は比喩で充ち溢れ
この世の未知なる表れに
次々形象の輪郭、浮き彫りにして
輪舞奔放な言の ....
ただ委ねる
この世界に
わたし、
常に全くの
初心者
よろしく
委ね預ける
この世界

この肉体、
内なる魂と霊の
道具、器
大切にしなければ
お世話し続けなければ

混 ....
ふんわり倒れそうになる
ふわり浮き上がります

わたし、自ら在ること 充溢し
しずか、自ら均衡して 保たれ

夏休みの縁側に居るみたい
深い泉の底に揺蕩うみたい

ふんわり倒れそうに ....
あなたとわたし
分かり合えないまま
会話を続け

紅茶とチーズケーキとコーヒーと

あなた うんうんと
うなずき
わたし ひたすら
ことば紡ぎ
あなた そっかそっか
相槌打つ
 ....
一番星 見つけた!

あれは金星だよ

なんて綺麗な輝き!

(この陶然と鮮明に
懐かしく憧れる想い
記憶に焼きつけ)

一番星 見つけた

青い屋根に昇る
金色の輝き

 ....
魔的瞬間、訪れて

溢れ出して来る響きに
旋律に戦慄しながら

純白の砂漠に独り置き去りにされ、

あなたの夢の涙の連弾 掴まえる
割れた瞳で待っていて
闇を突き抜け語りかける
余計な脂肪は要らないから
遊び場に寄って削ぎ落とし
日々の魂の努め果たしながら
流された涙と哀しみ噛みしめ
愛する貴女に逢いにいく

逢い ....
ぽかん、ぽかんと
生きている


白馬の蹄、降り頻る雨に
青い丘、駆け抜ける日々

無常切り裂く、羽ばたく花
思考という普遍の翼に乗り


ぽかん、ぽかんと
続いていく

 ....
ミルク 溢してしまい
その筋 床に白く伸びていく
時、 
ロープに足 引っ掛かり転び
びちゃ 倒れ込む、沸きだす
恥辱の感情 あらわに自ら恥ずかしく
なんで毎晩恥ずかしい悪夢 観るんだろう ....
木々の枝葉が大きく揺れる

熱風が吹いているのだな

濃緑の群れが青空に
美しく浮き出すようになびく

熱いうねり 風景をかき混ぜ

世界が立ち現れる、
引き伸ばされた瞬間の光景と ....
もの在る霊性
感じ取る夜、

荒涼として熱い歌声

響き渡る、
凍結された脳髄に

もの在る陰から
また もの 現れ
夜陰の雲の割れ目から
透明な呪い 振り落ちる、

この白 ....
病み患う少年の
皮膚の裂け目から
沸き溢れる膿、
「うう臭いなあ」と言いながら
自らの口にて吸い取る

白い少女、

想い出す。

あの娘は少女のまま沼に沈んだ
あの娘はその白い ....
人々、生活の人生の速度 生きていく
此処に一つ、秘められた生 在るにもかかわらず

人々、生活の人生の速度に 費やしていく
此処に一つ 秘められた生活 在るのに気付かず

相克の一瞬、葛藤 ....
斜光が
千年(ちとせ)の
斜光が
赤々、
街道沿いの
植木を
染め

やっと夕暮れ、

道端に座り
さっきまでずっと
哭いていた神様、
その陶器の肌のような
豊穣な涙に ....
響きの世界で
すべて直観する
透明な呪いの声、
定着した意味突き破り
生の死の恐怖の向こう岸、
ひたすら哄笑し新たな扉開ける

日々の快楽に安逸に忙しさに溺れる人々
透明な呪いの声、
 ....
繰り返す日々の中、

一点眼差すおまえの瞳

何処にも属さず全てに属し

新しい街にて新しい仕事 始める
ひだかたけし(2429)
タイトル カテゴリ Point 日付
ひとつのおおきな詩(改訂)自由詩423/5/28 22:06
貝 拾う自由詩5*23/5/28 19:00
光の旅路自由詩423/5/28 17:11
貴女2自由詩6*23/5/27 21:58
貴女自由詩423/5/27 18:31
飢餓自由詩523/5/27 16:18
夜想56 自由詩4*23/5/26 21:46
夜明け前自由詩4*23/5/26 17:37
夜想55〇私にとっての音楽自由詩4*23/5/25 20:13
最初の言葉自由詩523/5/25 17:17
生命の力動〇上昇、そして下降自由詩523/5/24 16:58
未知自由詩4*23/5/23 17:47
覚醒の遊戯自由詩523/5/23 16:06
ビート自由詩423/5/22 18:54
白い巨人(改訂)自由詩423/5/22 15:58
生きる。自由詩4*23/5/21 19:23
意識という舞台で自由詩323/5/21 17:49
紅茶とチーズケーキとコーヒーと自由詩5*23/5/20 20:36
一番星自由詩4*23/5/20 18:43
白夜夢自由詩4*23/5/19 20:12
逢いにいく自由詩4*23/5/19 18:37
ぽかん、ぽかんと自由詩3*23/5/19 16:51
ミルク自由詩4*23/5/18 20:03
祝福の瞬間自由詩7*23/5/18 16:02
コア自由詩4*23/5/17 22:41
いきかた(改訂)自由詩3*23/5/17 16:30
シャウト自由詩323/5/16 19:14
道端の神様(改訂)自由詩623/5/16 16:23
言葉自由詩3*23/5/15 18:36
自由詩4*23/5/15 16:34

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