セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて

向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇

日々青い青い空ひろがる
東 ....
 まったき明るい赤みがかった砂利道をゆく
 砂利道はやがて深い深い森へ至る


感覚され艶めきの外界、確かに在り
直観され浮き立つ内界、確かに在り

この世界、これら二局面から成り在り  ....
熱気籠るこの白い小部屋に
雨が降る、静かに 銀の雨が降る
世界を透明に染め私の意識を覚醒させ

五感の縛りを解き
浮き立つ様々な形象
この意識の最中に在り
私の内底から溢れ出る

精 ....
清らかな
水流、蒼天を流れゆく

鳥の啼き声、辺りから鋭く響き

きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね

ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
朝に、

緻密に絡まり合う
力動の
自己意識持つ
黄金の
おもちゃ箱

創りつつ

アパートの部屋、外に出れば

とどろきの宇宙大河
意味を凌駕し垂直に流れ
盛んな響き輝き ....
時間、凝縮され
空間と為り
展開される 一瞬にして
その瞬間、瞬間 ソノ強度永劫に
わたし今生かされて在り


あらゆる意味規定
逸脱し破壊していく
創造する力動、
無意味の実在実 ....
遠い地平に雨は降る
逃れいく貴女の声に
憧れ募りひざまづく
この世の果て夜の底、
あの深遠な声の淵

人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
それぞれが自ら造り出した
苛烈な運命を背 ....
一切の耳鳴り幻聴
停止し消えた束の間に
静かさに包まれ
遠き遠かさ
夜闇の底、

 懐かしき声の言ノ葉ヒビキ

未知未来から木霊する。
味わいに
静かさ奥行き
感じる我、
其処に
静かさト遠さ 在りと。


静かさ遠さ、
〉とおさしずかさ〈
今に在ります

これ、微妙な感性の震え

只今捉えがたく一つに在り。
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ

孔雀と戯れている少女の言う

夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に

あれは何?と少女に尋 ....
孤独、

寄る辺なき
魂の

力と化し、

進む

みちは

とおいとおい

ひらかれた
こころ

言祝ぎ

ぼくはいくよ、

とおくとおく。
引き裂き叩き付ける
〉ひたすら進行する時を〈
タタキツケヒキサク垂直瞬間、確かに在りて
光の帯を巻き舞い上がり舞い降りて
漆黒へ降り注ぐ 静やか光の動乱


闇が覆うのだ、
いずれ闇に ....
あめ色の
時が過ぎいく
この夕べ
意識は透明に澄み渡り
一閃する光の入射
瑪瑙の渦は時に呑まれ
西へ疾駆する黄金の馬

無上の浄福に魂の包まれ
静かさだけが降って来る
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける


ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
 ....
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する

数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、

 艶めく若芽の燃え出づる

未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ....
清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ


宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し ....
さっさっさっさっ
とんとんとん
かちゃっ
ぱたん

つうつっ て

ぎょろり

ひゃあ
うっ ぐっ
  とん

とんとんとん
さっささっさっ
きゅぅうう

 ばたん
 ....
煌めき音響
コバルトブルー
響の色彩うねり
艶めき貫流する
冷える肉に
熱、熱を感じ
柔ら鮮やか
意識の開く

ひたすらな静かさのうち
雪降る世の あり
ゆるりとした鼓動のうち
 ....
貴女の瞳の
奥底から湧く光、
わたしを私たらしめる
この世界の根源なす言ノ葉

やわらいで此処を生きる日々、
貴女に近づきゆく行為なりと

 宙空に伸びる細い板橋渡り進む
 眼下には ....
濡れている

重なり合う水滴に
私たち濡れて居る

純白の 間合いヒビキ
哀しみを透明に包み込み

濡れている

透明な火をかざし
水滴の私 水滴の貴女
覗き込む水流の源 泉の ....
無限に向かって
矢を放つ

はらはら
落ち葉の舞い散る最中、

すっとずんと魂の力込め

  *

水である
ただ水で在り
溢れ出る水流
源の力、
泉という無限

   ....
宙空の水の色、
無限のひろがり

それぞれの人生を抱え
街行く人、人、人

無限のひろがり
その微妙に震え降る

誰一人気付く者無く

  *

殺し合い続く、
この世界に ....
夢の入り口で出逢った天使たち
美しい雨音で世界は充ちて

意識の空白を雨が濡らす
今日一日の黄昏に

天使たちの翼に乗って
雨音の響きに入る時、

遠い声が聴こえて来る

遠い声 ....
悲しみが落ちていた
喜びが舞っていた
憂鬱が染み込んだ
恐怖が沸き立ち
不安が揺れていた

風に落ち葉、震え運ばれ 
かさこそ何処とは知らず

時が過ぎていく日々が終わっていく

 ....
垂直歩行、
覚束ぬマデ酔っ払う
ショウガネェナお前、
俺 ほろ酔いにて
魂の眼差し詩想持続し


肉の脳髄の硬直し
相変わらず魂の苦
それでも絶えず
内底の泉から
溢れる形象
 ....
揺れ動かぬ夜の残響、
フシギ
君 自転車コギ
街道沿い光の移動、

青々闇に鎮まる空の雲
縦並び在り もんわり白
よっつみっつ

観入り、

〉体の魂の霊の調和、束の間に掴む私に ....
深緑のウロコ為す
巨きな蛇、
暗い口開き
牙を剥く、
響き為し私に向かい


言の葉、
響きの像の
現実を生きる
現が声鳴ります
時空を引き裂いて
ぽかんぽかん
響きの促すんだ
巨きな深い穴底から
良くなるよ善くなれと
ぽかんぽかんト雨降り続け
きららきらら
きらきらり
葉群れ照り輝き
きららきら
銀の音色に光充ち
木立の緑の協和音
きららきらら
きらきらり

 初冬の太陽
 澄み渡る蒼穹に
 独り毅然と輝き
 地球の ....
まぁるい乳房
天に向け

くねる、

巨大な肢体
白々と

うっすら青み帯びる空間に、

飛び跳ね 沈み静まり返り 飛び立ち
打ち叩く 静かさの暗闇を 打ち刻む

 輪を為す ....
ひだかたけし(2428)
タイトル カテゴリ Point 日付
朝の天使たち自由詩7*23/12/2 15:32
詩想42自由詩6*23/12/1 18:19
貴女(改訂)自由詩4*23/12/1 15:16
意識の光景10(改訂)自由詩623/11/30 15:53
おもちゃ箱2(改訂)自由詩4*23/11/29 15:46
詩想41〇ヒビキ〈音楽〉*について、五行歌借り自由詩323/11/28 20:57
声の淵自由詩423/11/28 15:29
詩想40〇声のヒビキ自由詩423/11/27 20:25
詩想39〇しずかさとおさ、五行歌借り自由詩523/11/26 21:33
深紅のスカート自由詩7*23/11/26 17:55
言祝ぎ自由詩4*23/11/26 15:36
詩想38〇前提としての〈死〉に 五行歌、借り*(改訂)自由詩423/11/25 21:15
夕べの鼓動(改訂)自由詩3*23/11/25 16:09
詩想37、五行歌借り(改訂)自由詩423/11/24 20:36
未知自由詩4*23/11/24 15:53
意識の光景9、五行歌借り(改訂)自由詩423/11/23 18:12
無のうた自由詩4*23/11/23 16:40
無限の眼(新訂)自由詩5*23/11/22 17:05
この夜の断章3自由詩523/11/21 18:44
源流自由詩3*23/11/20 17:54
五行歌、無限鳴る泉に〇水と泉自由詩423/11/19 20:37
詩想36自由詩423/11/19 18:47
黄昏の天使たち自由詩423/11/19 16:07
詩想35〇魂のうた自由詩3*23/11/18 17:18
詩想34自由詩4*23/11/17 21:25
この夜の断章2自由詩623/11/17 19:58
五行歌、白夜無2自由詩5*23/11/16 18:46
五行歌、白夜無(改訂)自由詩323/11/16 17:43
葉群れのうた(改訂)自由詩223/11/16 15:16
意識の光景8(改訂)自由詩323/11/15 18:32

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