艶めき照り輝く
黒髪、
街角に立つ少女の

光溢れる朝の美しさ、

わたしの意識、限りなく開き
街に少女に世界に浸透し

しずかな至福に出逢う、
この瞬間、瞬間の 光景

時間 ....
押し切ったな、
深みへ
もっともっと
激し狂い、
剥き出し、

クソッタレガ!

「限りない喜びは遥か遠く
前に進むだけで精一杯」*1

 青い海原揺れ動き
 ふるふる震え
 ....
雲ながれ
雲うごく
次々と次々と

雲、生きて
意志持ち
水の青
その透明、
背景に
不動

不思議な
不可思議な
感触、残り  

眺めるわたし、

からっぽ
カ ....
わたしは敗者、
永遠に待ち続ける

この荒れ狂い何処か冷めた夜、
かっぱえびせん、カレーせんべい

痛む肉身、剥き出し大気に曝し

わたしは敗者、
最初っからのLoser*
旅立つ ....
あらわれる
逸脱した時の流れ、
溢れ返る言葉の海、
イメージはイメージを呼び
開ける新たな地平に

垂直に立ち上がる人、人、人
それぞれの哀しみ抱え天を仰ぎ

越える、超える
肉を ....
あたたかなひろがり
かくとくする
とうめいなひろがり
つかみとる
うろこのおばけ
あそびながら
ながれるくもにのり
まっさおなさけめ
あけてあいして
ふっととびこみ
まっさかさまに ....
ちっちゃいな
ちっちゃいね

小さな子供たち、
姉妹
手を繋いで
コンビニのATMの前に
お金引き出す母親を待ち
キョロキョロしながら
立っている

マシンがコーヒーを抽出する間 ....
病んだ肉身に訪れる
この一日の夜、
燃え尽き
色褪せ哀し
千の耳鳴り

星月夜、
向かいの家は
灯り、橙
白々渦巻く
時に、何想う

イルカのように泳げたら
ボウイの声歌う、 ....
朝に歩き進む街の道、
東京は今日も青に包まれ

眉間に皺寄せ、歩き過ぎる人
落ち窪んだ目をギョロつかせ、歩き過ぎる人
目を細め忙しく、歩き過ぎる人

突然、目が合った

澄んだ瞳が僕 ....
味覚、湧き溢れる土星に

熱、滾り流れ

原初の宇宙を思考し遡る、

己、病に相貌窶れながら

未知の音色 無限に広がる、

静かさ夜底に

日々営み努め待つ、貴女の示唆

 ....
雪崩れ落ちる未知、
揺れ動く音像、
誰も知らない

誰か知らないか?

野性の風が吹き荒れ
夜闇が濃密に深まり

離れた梢は既に裸木、
舞い上がる葉っぱ
宙空に、ひたすら
宙空 ....
輝く白雲の峰、
光の横溢

青い青い天空、
石の苦痛

はらはら降る
じんじん滲む

病んだ肉体から、
解き放たれる心

どこまでもどこまでも
青い青い広がりに
脈打つ心臓 ....
ずんずんずん、
歪む脳髄かかえ
夜が更けゆく

横たわる、
私は巨大な恒星を視る

光の鼓動、
闇の胎動、
悪は善と成り
善は悪と成る

光と闇、善と悪
ひとつの均衡 安らぎ ....
次々と
完膚無きまで
叩き潰し
肉の断片まで踏み潰し
俺を裏切った人間ども、
無へと掻き消す

夢見した、血塗れ
悪夢、一晩延々
充満する憎悪と憤怒
右の拳だけで
殴り続け
両 ....
ピーナッツ食い散らし
焼酎ちびちび飲んでたら
いつのまにか
肉体の熱、戻り
でも何かが変、
脳髄痺れたまま
意識、鮮明に

向かいの家の橙の灯り、点り

今夜、音楽に浸らず
自ら ....
川辺にて
女達の洗濯する
波紋が広がり
空の青に
染まる、 
 
輪っか輪っか

ただ楽しげに眺めている、
神様が いる。
肉体の
ドクドク脈打つ
鼓動に冷え切り
迎える、
この夕べ

意識、鮮明
世界はこの白い小部屋
だけ
誰かチャイム鳴らす
チャイム鳴り続ける

なんだろう
私のなかで
何か ....
しずまりしずむ
こころのおくで
なにかがいように
ことばをつむぎ
わたしにしずかに
かたりかける
どこでもない、
こここそむげんの
うちゅうのひろがり
わたしにそうかたりかける
こ ....
この冷える夜に
火を焚き付ける
哀しみに貫かれ
遠く眩む空、
割れ裂け

一番星、出ているよ
言った父、悪夢にベッドで横走り
狂った母、墓標叩きながら
二人、亡き家の
梅の木に寄り ....
陽が落ちて
病、鎮まり
床に座す

日々ほぼ独り静観思索し
透明な湖面を滑るように
夜を迎える、
病の様相、伺いながら
病の苦痛、耐えながら
激すること抑え、狂うを正し
冷え切る肉 ....
夜底のしずかさ、感じた昨夜
解体していく雨、冬の冷え
降ったり止んだり、繰り返し

脳髄の苦痛は朝から、鋭く
引き摺られる意識、この肉の体
耐えては努める、今日一日


夜底のしずか ....
木星、輝いて
夜の冷気に

橙色の灯り
向かいの家

スッとする、すっとするんだ
わたし

またピーナッツ頬張りながら

夜の深まりを
感じ 静まり

未知の明日を 請い願 ....
天空の青
熱失う肉

輝く太陽、
ひかり
ひかり

東の空、

なんにもない
なんでもない

うっすら白い月、
巨大な輪郭 
現し浮かぶ

西の空、

横断歩道を渡 ....
外は一面の雨跡、うっすら
わたしの脳髄、拘束され
記憶の光景、次々再生する

なんだろう?

ピーナッツを頬張りながら
無限の広大に震えしずまり

夜、概観

心音の響きに 耳、 ....
なにもない
だれもいない
凍結した
大雪原の
真ん中で

まわりの山々の雪崩レル
脳髄貫く 巨大な響キ、

どぉんどぉん どぉんどぉん 


立ち尽くす
少年、

雪降る ....
他者と共に
住むことの孤独
ひとり
住むことの
孤独

結局、
それだけなのか
人と人は
出逢い寄り添った
ときの、熱

敵は誰?なのかも
もはやわからない
洗練され尽くし ....
漆黒の
闇の静かさに
潜むもの
余白、一拍
風吹き抜け

傘がない
貴女に逢いに行かなくちゃ*
街はイルミネーション
降りしきる
雨、冬の

開ける海
初めてみた
その広漠 ....
午前八時、
朝の散歩に出る
アパート二階の戸口にて、

冷気、顔面を刺し
意識、ハッと
覚醒し
見上げる
空、

あおくあおく
ただ青く

ふぅと息吐き
この世界の一角、
 ....
静かさ、束の間
病む身を包み

虚脱、ただ受け容れ

穿たれた時の窪みに
静観し疼く肉、埋める
あけるよる
べろんとかがやくたいようの
まなざしにとけ
のまれゆく
ししゃふるししゃふるひかりのうみ
およいでおぼれてすっぽんぽん
むきみでうちゅうをわたっていく
さいはてのちにていみう ....
ひだかたけし(2432)
タイトル カテゴリ Point 日付
朝の光景自由詩4*22/12/24 10:52
アンセム/この病の床より自由詩3*22/12/23 20:00
雲、水の青に自由詩522/12/23 11:17
未だ、まだ、自由詩322/12/22 20:55
ユートピア自由詩422/12/22 19:45
そこなしうちゅう〇底無し宇宙自由詩322/12/21 19:22
いのち在る自由詩4*22/12/20 17:42
五行歌、星月夜自由詩5*22/12/19 20:29
朝にしずまる自由詩422/12/19 17:23
夜底の誘い自由詩422/12/18 22:57
更けゆくこの夜に自由詩4*22/12/18 20:25
肉塊と空、魂と天自由詩3*22/12/18 17:20
夜更けの安らぎ自由詩322/12/17 22:54
邪悪なるもの自由詩3*22/12/17 17:46
瞬間の裂け目に、澄む。(改訂)自由詩4*22/12/16 20:14
神様が いる自由詩5*22/12/16 18:42
五行歌、この夕べ自由詩322/12/16 17:33
なにか〇何か自由詩4*22/12/15 19:02
この冷える夜に自由詩4*22/12/14 20:48
今、しずかさに包まれ自由詩4*22/12/13 19:26
解体する朝自由詩4*22/12/13 10:59
こいねがう自由詩5*22/12/12 22:15
光の青に包まれる自由詩422/12/12 10:52
夜、概観自由詩5*22/12/11 21:50
宇宙の心音自由詩4*22/12/11 19:27
五行歌、暴力と愛1自由詩422/12/10 23:43
五行歌、五感の未知自由詩6*22/12/10 19:18
青、この世に訪れ自由詩322/12/10 11:16
静観自由詩322/12/9 23:38
えいち〇叡智自由詩422/12/9 19:01

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