消えたきみと花火のまぼろしを見ている

あの歌を思い出している言葉の雨

泣くこともできずに曇るきみのそら

きみの眼差しが世界の全てだった
光速で飛ぶのを止めた星の粒

小説のなかへ帰っていった夢

ひかりが眠たそうにうとうとしている

あの人と何度もおなじ窓で会う

あなたとの日々を回した錯視図形

ふるさとの星へと ....
ねこの手にして、ねこの背を撫でている


二度と返ってはこなかった、ブーメラン


雨ふって日暈みたいに傘ひかる
あの場所に この感情がのこっている



この日々に あの傷口がのこっている
余談だけど 照れが育って憧れがコア 鉄、黄昏て溶けたんだよ
 よだんだけど てれがそだってあこがれがこあ てつ たそがれてとけたんだよ


なんだ、可愛い若旦那
 なんだ かわいいわかだんな ....
青空はカラフル 風に舞うひかり

川には風が 風には川が流れている

とうめいで眩しい色を星と呼ぶ

明け方の明度がすきなお月さま
3が3つで散々さ


4が4つで幸せよ


5が5つでゴゴゴゴゴ
大回転で意外だ
(だいかいてんでいがいだ)


手巻きな文化祭さ、完膚無きまで
(てまきなぶんかさいさ かんぷなきまで)


無の数字ジュース飲む
(むのすうじじうすのむ)


 ....
在るかないかわからないから書いているのかもしれない。
ここに在ったかもしれない、なかったことになるかもしれない、
この場所を覚えていたくて言葉に変えている。

書くことは願いにすこし似ていた。 ....
詩のような 詩じゃないような 詩のような


痔のような 痔じゃないような 痔のような


侍のような 侍じゃないような


待っているような 待っていないような
とくに好きではない歌なのに、ふと、聴きたくなったこと。


なんとなく読んでいた漫画が、急に、面白くなったこと。


言い間違えた言葉に、予期せず、あなたが笑顔をみせたこと。


 ....
0から生みだされた0のような、
1から作られた1のような、
とっても楽しい当たり前がある。
ちりばめられたひかりの中でくらしている

朝陽のゆめが
夜の星を描くだろう

あなたの声が宿っている
たったひとりの風景に
ふわふわと迷子の羽根が舞っている


ラムネねむる クーラーボックス なつの夢


中学三年生の頃にみた夜空
日の差さない場所で笑いあったこと


雲の色が曇っているから雨ですね


星のない きれいなくらい黒い夜


夜空にはお宝たくさん眠ってる
星空の光のなかに一つだけ あなたがいるという言い伝え


水面にまぶしい色を描いている ひかりのように季節はわらう

カラスよけに吊るされたCDが月みたいに光っている 朝の空

世界には ....
恋に落ちて、眠りに落ちて、夢を見る


砂時計 時間を忘れて眠ってる


見てやるぜ。俺オリジナルの夢をなあ!!
遠いとこ行っとるいとこに言っとこう



七五三 五七五七七五三



ドレミファソ ラシドレミファソ ラシドレミィ~~
本当はほとんど途方にくれた本


行き当たりばったりばっかりだったんだ


見るからに大変そうな大変身


お話が終わったあとに話する


憮然として風に撫でられている猫
 ....
あの日の詩から目をそらす日々だった


きみだけが昔の名前でぼくを呼ぶ


あの頃の、ぼくの詩に叱られています


見上げれば曇天だって空の色
きみに焦がれている夕焼けのように



まっくらな瞳で見ていた彼の笑顔



四月 聴けないラブソングが好きだった
私がきみを光とした日々で
きみの朝に暗闇を落とした
消えないものを記したかった文字


過去みたいに透明な声の
美しさだけしかきみに見なかったこと
日差しが 音を立てる
温もりは声になった


私は
明るい気持ちでカーテンを閉める
その歌を知っていたんだろう


光には 影も形もなかった
影や形を愛していた
誤って謝ってしまいすまんかった


口も目もおーの形でおーと言う


洗いざらい 小皿を洗い去ってくれ


返信をしながら変身しています


そうめんのようにさらっと水に流す
 ....
雨宿り 宿題にまで雨宿る


雨が降る 世界に重さがあったから


鏡面の向こうへ走っていった風


もくもくと曇った空を見上げてる
あのひとの声が光になっていた


透明な映画のようにある感情


きみが最後まで語らなかった星


青空へ繋がる羽を持っている
静けさのなかで光を浮かべている


風景がぼくの気持ちを描いていた


四拍子なのにワルツのような唄


寝るときは瞼が守ってくれた夢
テレビの声が 音楽みたいで


きみの沈黙が 言葉みたいで


ぼくの目は みたくなかった
この場所が、森だったことを思い出す

幽霊を裏の飯屋に連れていく

とりあえずルンルンしている11月

パンダにも狂暴的な面がある

着ぐるみの中であきらかに笑ってる

はんぱなく ....
四つ葉のクローバーが2と2の間でくるくる回って、
+としても×としても、答えは4で変わらなかった。
そんな幸運を、四つ葉のクローバーは私に見せていた。
水宮うみ(895)
タイトル カテゴリ Point 日付
実現した現実川柳2*20/5/18 12:22
昼の星の夢川柳020/5/16 17:54
日々の微々たる火川柳020/5/15 9:36
あのこの川柳1*20/5/14 10:55
余談なんだよ自由詩3*20/5/13 19:54
ながい流れ川柳020/5/13 15:36
ピタゴラス数自由詩020/5/13 9:59
回文かい?自由詩1*20/5/12 18:09
なかったかもしれない自由詩3*20/5/10 9:13
寺のような川柳1*20/5/9 16:52
ある日自由詩1*20/5/7 20:23
当たり自由詩4*20/5/6 19:11
ひとり自由詩020/5/2 9:18
おもいだす川柳020/5/1 12:35
空だから宝だ川柳020/4/28 17:31
近くにある星短歌3*20/4/26 0:31
明るい夢川柳020/4/25 22:29
インストゥルメンタル川柳020/4/25 19:26
途方川柳020/4/20 16:39
詩かられる川柳020/4/19 14:27
聴けない川柳020/4/15 11:33
きみを見なかった自由詩1*20/4/15 11:29
影や形自由詩2*20/4/11 22:33
さらっと川柳020/4/10 16:47
黙々と雲川柳020/4/8 18:41
希望川柳020/4/6 14:21
きみがみていた、たくさんの花川柳3*20/4/4 16:32
見る自由詩020/3/28 10:45
広場川柳0*20/3/26 14:48
しあわせの四自由詩2*20/3/26 10:48

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