私たちに明確な違いはなくて、
世界はグラデーションになっている。
私は特別でありたかったから、それを認めたくはなかったけれど。

あなたの声が私に届いたのは、
あなたに私の声が届いたのは、
 ....
いままで居た世界の外側には居なかった世界がひろがっていて、
わたしが見たいものは、自分で選べることを知った。

良いことだと決められていたものが、良いとは限らなかったこと。
駄目だと言われてい ....
きみの笑顔の意味がわからなかった
だけど、ふと気付けば僕も笑っていた

きみのその笑顔は、きっと何の為でもなかったから
意味なんていらなかったんだろう

きみの後ろ姿に向けて、
口をつい ....
夜になると、きみの影はきえる

軽やかにちいさな虫が飛んでいく

かわいい風が吹いていてうれしかった

あかるくて自分の言葉がかくれてる
お酒飲む代わりに短歌を書いている

大抵の紙たちは底へ昏れていく

俳句やん俳句やんこれ俳句やん

植え込みの中身を下見してみる犬
枝分かれしていく言葉がゆれる
きみのすべてをぼくが知ることはないということ
水のなかに流れる時間 時間のなかに生まれる空
たくさんの景色が人と人とのあいだにあって
知らないきみのことが何故か好 ....
能力を熊力と書いたのは態と

まるで丸みたいにみえる八角形

黒歴史 たくさんの色が混ざってる

てのひらのなかにひらがなみつけた日

バス停でコントラバスを弾いている
また夏に微睡んでいる 流れている

空っぽでからっとしてる空の色

未来には果てなどなくて夢をみた

目を瞑る たくさんの場所がひかっている
目に見えないから恐ろしいと思ったり、素敵だと感じることがある。
目に見えないから捨てられなくて、手に入れることのできないものがある。
見えないものに心が動くのは、僕らが考えるからで、
想像をしな ....
きみが笑っているときの雨音の場所をわからないまま
忘れるように暮らしているのはいつまでもきれいな夜
ぼくが知ることのない記憶でできた夢のなかで
この身体に時間が舞って過去へ変わるまでの心

 ....
真っ白な世界にセミの声がある

言葉たちがぼくらの中で暮らしてる

みたことのない風景を聴いていた

いつもよりくだけたきみが笑ってる

日々を流れた時間たちと、また会いたい
大変だ 右脳と左脳が 右往左往

自分の脳の中で道に迷ったの

記憶たちが桜のように舞っている
過去からの光が夜空に座ってる

音速を超えて心にとどく歌

最高の景色が見れる高い場所

晴れた日に、いろんな色が降ってくる
(・ウ・)




(ーパー)




(゜ル゜)




(ーパー)
1時限目の授業では線分だったのに、4時限目が始まる頃には、世界に見えない向きへと広がっていった。
すぐ近くにある日々が、どんな場所より遠くに感じるとき、
とても遠くの景色が、すぐ隣にあるように思う ....
言葉にすることで道が生まれる。誰かへの道。自分自身への道。予想だにしない世界への道。
その道を心が歩く。
心は言葉の上で旅を続ける。
わたしはもっと、あなたの言葉を聴きたい。あなたの言葉はあなた ....
目を瞑り、瞼の裏の夜空を眺める。
この夜空をみれるのはわたしだけ。わたしひとりを観客に、星々は静かに瞬いている。
けれど、そんな夜空を持っているのはわたしだけじゃない。
誰もが瞼に夜空を飼ってい ....
俯いたぼくの言葉を聞いている

あのひとが綺麗と言った景色たち

水のような見えないものを持っている

きみの連想に、春がながれていく
あなたの言葉には、ぼくの世界の外側があって
ぼくの心の中も、この世界に居るんだと思った

あなたの影が、消えない幻だと知ったから
ぼくはきっと、外側にある夢を信じ続ける
夕陽からあの頃へ傾くこころ

あの夜の、星がいまでも眩しくて

ウトウトして傾いている無垢な時間

きみの顔を思い出すたび忘れていく
涙と一緒に時間もながれて、
すこしだけ早くかさぶたができる
泣かないでとは言わずにきみは
見えない傘を差してくれていた
掃かれていく埃にも誇りがあった

梅のような苺のような色の飴

雨粒の振りして降ってるちいさな星

幻のように優しい声だった
まるで比喩みたいな夕陽でビビってる

月明り きみと明日も会えるかな

十月十日を経て朝と巡り合う
ねむってる間は空を飛んでいた

たくさんの光と巡り会っている

風景は眩しくて目を細めてる

永遠のように短い夏まつり
湯に浸かりノスタルジーに浸ってる

雨のなか潤っている草と土

梅干しのすっぱさ侮り後悔する

きみが笑う この永遠を信じている
過去形にならないように願ってた


化石にも未知の未来がやってくる


謎めいた約束だから絵になった


真実のように残酷な嘘を言う
疲れたら彼方から来る波に乗れ

ぜんぶ零れ落ちた後に残る零

熱冷めて夢から醒める朝の雨
最低な 最後の恋さ 内定さ
さいていな さいごのこいさ ないていさ




遠く日々ループする氏が記す、プール響く音
とおくひびるーぷするしがしるす ぷーるひびくおと




 ....
ぼくの顔があの日の笑顔を覚えていた


あなたらしい誤字脱字を見て和んでいる


教室で誰かが語っていた世界


快適な温度の夏が来てほしい


冷たさの向こう側にあるあたたか ....
きみが答えるけらけらと笑いながら


声だけで呆れた顔をしてみせる


あなたが笑っているときの世界の色


すきな子の笑顔につられて笑ってる
水宮うみ(931)
タイトル カテゴリ Point 日付
グラデーション自由詩1*20/8/14 19:42
呼吸自由詩5*20/8/13 17:14
その声自由詩0*20/8/12 19:47
かるさ川柳0*20/8/10 22:14
川沿いの木川柳1*20/8/9 8:26
葉が舞う自由詩3*20/8/4 8:48
見つける川柳0*20/7/31 1:01
眠るとき川柳1*20/7/29 23:07
目に見えないから自由詩2*20/7/27 22:30
それまでの心に自由詩0*20/7/23 20:23
声に暮らす川柳2*20/7/19 13:12
のー川柳020/7/18 13:14
どきどきがとどく川柳2*20/7/15 17:36
ウーパールーパー自由詩020/7/14 22:01
とても広いね自由詩5*20/7/9 18:12
言葉から生まれる自由詩4*20/7/8 17:54
内部のひかり自由詩4*20/7/8 17:53
写真になる川柳2*20/7/5 14:14
消えない幻自由詩020/7/4 17:28
傾く無垢川柳2*20/6/28 19:45
自由詩1*20/6/26 20:07
わからなかった川柳2*20/6/24 15:19
明日に会う川柳1*20/6/16 23:30
暮れる眩む空川柳1*20/6/15 18:18
海の水川柳2*20/6/14 10:48
約束だった川柳1*20/6/9 17:58
朝の彼方から川柳2*20/6/3 17:05
回る日々自由詩2*20/6/1 9:48
教わらない川柳020/6/1 9:46
すきな声川柳020/5/26 10:03

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