睡眠導入剤 入手
「 眠れないときがあるの!」
私と貴方の境界線
もう一度引き直して。
私と貴方の拙い距離感
もう一度 壊して。
焼き飯の唄
捨てるにはもったいない
一山の残飯
ねぎを刻み
いり卵をこしらえ
焼き飯にしたら
妻がおいしいという
ふと若い若い頃を
思い出す
不良少年でしょうの
なか ....
{引用=
,yagate
{ルビ微 ....
私は生まれる前は0だった
私は生まれて1になった
私は死んで0に戻る
0が0 0が1 0が100
0が0 0が−1 0が−100
どんぱっぱ
パリン パリン チリン
チリン チリン グリン
グリン グリン グリン
グリン グリン グリーン
グリーングリーン エバーグリーン
首の長いキリーン ....
水をつかみそこねて
ひとりでいる
いつまでも乾かない髪
水はしたたりつづけ
消えてゆく
窓には音だけが残り
ひとつひとつが
異なる外を映しながら
結 ....
どうして人は嫉妬するんだろう
わたしも嫉妬
するんだったなたぶん
どうかな
生理の
一週間後あたりは気をつけなくちゃ
だけど
君の子どもなら
生み育ててもいいかなと
ふと思う
....
わたしの書く詩に
あなたは似合わない
わたしの髪もついさっき
栞に代わって役目を果たす
ゆるさないでいて
わたしは" ....
常に、誰かと繋がっていたくて
糸を手繰り寄せる
発した言葉に
欲した言葉が返ってくるわけじゃない
そんなこと言われなくても分かってる
そう理解しながらも・・・
....
あいをください
ゆるしてください
こころをあらわせてください
たすけてください
....
「鬼婆の髪を見に行きませんか」
ローカル新聞社の記者から電話があった。
「或るお寺にですね、鬼婆の髪があるんですよ。そのルポを書いていただかうかと」
「インチキなんぢゃないの。拝観料とか取るのか ....
過去も未来も含めて 最高に美味しい"どら焼き"が作れたら、
きっと ドラえもんさんに会えると信じてやす。
ドラえもんさんに自分の作った"どら焼き" ....
理解が届かないところにある才能には、
嫉妬しようがない
温泉宿はがらんとしていた
白く濁った湯が注ぎ続ける
昼に聞いた滝の音
湯気の向こうに
千切った半紙のような月
八月のようなあなたの
意外なもろさを知った
きちんと半円に盛られたアイスクリーム
くちのなかで
はかなくくずれてゆく
君がいるから 何もいらない
君が笑えば 何もいらない
嘘じゃないよ ほんとだよ ホントだよ
ポケモン全部集めたよ
うちでのこづちも見つけた
だけど、君がいるから要らなくて いらなくて ....
詩を書くって
一行の想いを百行に
百行の想いを一行に
あるいは
簡単な事を大袈裟に
大袈裟な事を簡単に
ふとそんな事を
思いながらの言葉遊び
蛇口から
出てきたものは
髪の毛だ
わたしはただやわらかい
ふとんで眠りたいだけ
なの
に
文句言わないで
わたしを見ないで
あなたには
見えないものになりたい
わたしは
わたしのように生きては
あなたの不都 ....
早く寝るんだよ。
お話しの続きは夢の中で。
夢の中へ、
君の大好きなミッキーマウスと キムタクも連れて行くから。
早く寝るんだよ。
ちゃんと早く眠ったら、おまけにウエ ....
ナフタリン
遠い思い出
六月の衣替え
土曜日に雨
二人で聴いたレコード
三度減圧を繰り返した
潜水夫の足取りで起き出す
昼間はほとんど何も見えなくなった
月や星は
正午にも光っているというのに
人身事故の現場を
対向車線から
目で流す俺は
もう人間とは
言えなくなった者を
いぶかしく哀れんだ
....
水面を
揺らさないように
しずかに
飲み込んだ
息を
止める
息を
こぼしてしまえば
瞬く間に
揺れ打ち
歪む満ちてゆく月
ああ、言われてわかった
あたしはもはやこの人と
また仲良く愛し合いたくて
必死になってたんじゃない
「ごめん」
この一言が欲しかった
それだけだった ....
{引用=
甘えていたい
++
*
++++
* * ....
感情的な人間には敵わない。最近、とある事件に巻き込まれ、強くそう実感した。
感情と感情をぶつけ合うことによってより一層深い理解が得られる、
そういう考え方もあるが、それはいくぶんロマンチックなもの ....
透明なベッドをぬけだし
格子硝子の窓の隙から
そっと外に腕を差し出せば
つめたい風に吹かれ
植物のゆめとなって
旅をつづけるわたしは
そのまま尖りはじめた
伽藍のそらへつづいていく
....
ほんとなら
ほんとに
ほんきで
死ぬほど好きなひとのために
でもあたしはブサイクで
できた人間でもないから
お高くとまってなんてらんないの
置き忘れたときを慈しむとき ゆるり
大切だから離せた手 ゆるり
誘う涙を
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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