すべてのおすすめ
空一杯にアゲハ蝶が飛んで
アゲアゲだった夕暮れ
川沿いで働く貴女に会いに行く
僕の心もアゲアゲだった

僕の分身達が
貴女のアゲハ蝶によって
2時間後
この世界へと導き出され
排水口 ....
コトコト
電車
コトンコトン
電車
コットンコットン
電車

どこかで見たことのある
ごちゃまぜの車体

帰ってきたなあ
詩とは何かと。テーマが大きすぎて、わざわざコンビニで飲めないお酒を買ってきて、飲みながら書かなければならない。仕事はたまっていて、こういう時に限ってこういう事を書こうとする。書いたらたぶん寝る。

 ....
落胆する声を聞き

見え隠れする感情に

「会いたい。。」の一言を飲み込んだ・・・・。

不確かな勘違いでこみ上げる羞恥心は

臆病者の烙印を押して

時折私を追う両目を見つめなが ....
涙越しに届かなくなる頬  なあ
 おまえ歩くスピード遅くなったな

   そうかな

 そうさ

妻と散歩する夕暮れの利根川の土手は久しぶり

   ねえ
   誕生日プレゼント リクエストしてもいい?
 ....
上手くなりたい
何で出来ない
思うようにいかない

毎日毎日毎日

憧れる
こうなりたい
限界だらけ

それでも毎日
・祝祭

白い犬がいる。犬は座ったままじっとぼくを見ている。静かな観察だ。
()

ぼくはそれを打ち間違える。そっと立ち上がって、と書かれる。静かな観察は静かな祝祭に変わる。
(白い犬がい ....
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる 我が家ではハムスターを飼っています
だいじにみんなでエサをやります
水をやります
砂もかえます

ハムスター檻の中で
かさこそかさこそ

今日道路脇で猫が 犬が
しんでいました
ひ ....
ビニール製の手帳ケースから
トリキュラー
取り出して飲む
生理を整える
きのう
先っちょから膿の出たおじさんと
三回した
精液も膿も一緒だと
笑ったおじさんに
遠慮なく
された
 ....
過子、という女の子がいた。
もしかして、過子ちゃん?
と、何回尋ねられても過子は
いいえちがいます
と答えた

町の明かりが年中点いているこの星では
限られた場所にしかすむことができ ....
洋式トイレは水溜まりがあって
それがある程度臭いを抑えていることに
先日久々に和式トイレで用を足していた時に
気付きました
人って思っているほど
自分のことを知りません
生身の自分に出会っ ....
抱かれた夜から違う足音 いつのまに窓があいたのだろう
生きものみたいに絡まった衣服を
わたしのものと、
あなたのものに
分けるときにはじめて
からだが千切れるように感じました
今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
私たちはいつも同時に春が
きた事に気付き、夏が終わる日
に一粒涙を流す

今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
 ....
にしこりこりこり
もうこりごり
なんて言わずに
次はマスターズで
タイガー東幹久ウッズを
打ち負かして欲しい
あたしも負けずに
成人病のグランドスラムを
目指します

ちなみに
 ....
苦い血が鉄扇の錆 虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中

夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ....
ベランダに出た

思えば何度
満月を一緒にみたのか

変わったのは私

それにしても
遠すぎる
虚ろな純情をたてて十六夜の海 僕たちはすれ違う小彗星のように
尾をひきながら歌って生きてゆくのだ

そのときに交感した想いだけが
やさしいえねるぎーとなってさらに
宇宙の深奥へと誘われる生命なのだから

まだ魚だった ....
食べられる前に食べてしまえ
僕の父アラビアータシニアは
そう言い残し食べられました。

アラビアータとは何者なのか
アラビアータの矜持とは何か
そんなことに父は思案を重ね
冒頭の考えがま ....
空き瓶がある

それは

何かを閉じ込めていたもの

何かを守っていたもの

何かを保っていたもの

もうなくなってしまった

色や匂いをわずかに残す

それは瓶の記憶
     さくら
ガラスの向こう そのむこう 窓ガラスのむこうに
水銀灯に照らされ さくらの花が満開でした
風が吹いたのか
さらさら さらさらと 寂しく花びらが舞っています

レモンの匂う ....
夜をまとい ひとつ
また ひとつ
陽を仰いでは
あなたの声を 響かせる

厳かに切り離されていく 大きなかげろう
ゆらりと揺れては 温もりを浮かべて

 覚えていますか
 先の夏には ....
・2/4 12:27
つかみかけの砂糖をばらまいて、歌う鳥たちに捧ぐ、辺りに散らばった雪化粧、ならぬ砂糖化粧と呼ぶべきものが、起こる、クリステヴァ、読んだことはないけど、きっと君は知っているはずだ、 ....
鉱物ならダイヤモンド
水なら軟水
そんな硬度10の私の憂鬱

憂鬱なんてどよんとしてもったりしてのしかかってくるものだと思ってたのに硬さを計る基準があるだなんて知らなかった(でしょ?)
よく ....
詩を待つように 私を待つ
たとえばバス停
駆け込み乗車して
時間に運ばれていく人と
置き去りにされる私
発車したバスがベンチから遠ざかるスピードで
私たちの溝はできてゆく

同じ街まで ....
水絵具で描いた 月の光
宵待草の恋は セピアの思い出に
茶色い時代の かざぐるまが回った
夜店の裸電球に くっきりと影を作って


夏が去っていく 風と花を連れて
公園の片隅に ぶら ....
宣井龍人さんの自由詩おすすめリスト(2476)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミルキーチッツ「アゲハ色」- 花形新次自由詩114-9-14
コトコト電車- 中原純乃自由詩7*14-9-14
「反復」先田督裕_生きるための詩について書いた- nemaru自由詩5*14-9-14
ホテル街- 梓ゆい自由詩214-9-14
涙越しに届かなくなる頬- 北大路京 ...自由詩414-9-14
のんきな散歩- ichirou自由詩11*14-9-13
練習- 中原純乃自由詩4*14-9-13
祝祭- kaz.自由詩2*14-9-13
二次元の妹にお別れの手紙インク滲んでいる- 北大路京 ...自由詩314-9-13
いのち- 朧月自由詩214-9-12
おじさんのうみ- nemaru自由詩2*14-9-12
透明な月がのぼる場所(ゴル投稿)- 百均自由詩5*14-9-12
南小路虎彦「自分を知る」- 花形新次自由詩314-9-12
抱かれた夜から違う足音- 北大路京 ...自由詩514-9-12
生きもの- はるな自由詩914-9-11
今は説明できない世界で_存在しているけど知らない世界について- そよ風自由詩3+14-9-11
グランドスラム- 花形新次自由詩214-9-11
苦い血が鉄扇の錆- 北大路京 ...自由詩714-9-11
【_指さす人_】- 泡沫恋歌自由詩24*14-9-10
あなたも月も- 中原純乃自由詩5*14-9-10
虚ろな純情をたてて十六夜の海- 北大路京 ...自由詩614-9-9
彗星のうた- 梅昆布茶自由詩2114-9-9
アラビアータJr.は抵抗しない- ブルース ...自由詩6*14-9-9
空き瓶- あつ自由詩214-9-9
さくら- 島中 充自由詩714-9-9
かげろう- 自由詩5*14-9-9
- kaz.自由詩4*14-9-9
硬度10の憂鬱/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩4*14-9-9
私を待つ- 為平 澪自由詩15*14-9-9
ゆく夏に- 藤原絵理 ...自由詩11*14-9-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83