すべてのおすすめ
両手をふさぐ
理想を詰めた12ゲージ
脇に収める
希望を込めた9ミリ
身に纏うは
夢を編みこんだジャケット

一方で
シャツの下には
一般を編みこんだケブラー
足首に忍ばせるのは
 ....
うつ、という言葉が好きではありません

その言葉で
ああ、自分は、そううつというヤツなのだ、
と思えば
すこし、居場所をあたえられたような気にもなりますが
なんだか、その言葉ひとつで
自 ....
おい、蛍の光
俺はお前が大っ嫌いだ
閉店間際のシャノアールで流れるお前はあまりにも脅迫的だ
穏やかなメロディの裏でお前は俺たち客に「とっとと帰れ」と急かしてるんだ
やさしい顔してやることが怖い ....
多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば

先輩は幸せ過ぎるから

傍から見ると憂鬱 ....
アメン君が持つ無意味の王様
理解されようとされまいと
規格外それは不変の観念
(ほら、恋愛が科学で証明出来ないのと
同じ事だよ。要するに未知なんだよ。)


形容するならシヴァのピルエッ ....
何をどこに忘れたのですか?
駅の係員は開いた記録簿に目を落とし尋ねた

普段から乗りなれた通勤電車
それなのに今夜は何かが確かに違っていた
勧められるまま飲んでしまった新年会
赤ら顔の同僚 ....
17時35分発のスーパービュー踊り子号新宿行き
銀行でお金を下ろし忘れ
財布の中に、三千円しか入っていない私のために
お母さんが買ってくれた切符

グリーン車はちょっと広すぎるよ
大きな大 ....
あたたかな
あたたかな皮膚を
思う


なんだか涙がこぼれてくる

いのち
ってものを
意識にうつす

ゆっくりと、
ゆっくりと、

つぶやくような

そんな言葉で
 ....
いつもと同じ場所から何ら変らずに
初日がひょいっと昇ってきただけなのに
「ありがたや」と皆で拝んだりする

昨日までの日の出とどっか違うのかな

江戸時代の「つけ」とかの借金って
支払期 ....
シャーベットブルーのグッドモーニングサイクリング
期待混じりの小石飛ばして
12のままの感性隠して
潰れた空き缶わざと踏みつけ
抜けてく空気で甦らせた

なくしたノート
もらった消し ....
「そんなこと、あったっけ?」



嫌ね、忘れてしまうなんて

時の流れに負けてしまったかしら?


それとも新しいデータに支配されて

過去のデータはデリートされた?
 ....
ティースプーン2本が
彼の人生の全てだった
安いアルミで出来たそれは
既に古ぼけ
2本重ねてもぴったり合う事は無く
カチカチと無機質な音を鳴らした
男はそれが好きだったし
いつもポケット ....
黒い道がのびている
静かな{ルビ轍=わだち}が寄りそうように走り
道の上には白い雪が
粉砂糖のようにやさしく降り置いて


灰色の空には切り裂く翼もなく
肌を刺す冷たい空気ばかりが動く
 ....
飛んでいた意識を呼び戻し


気付いた時には


独り取り残された


残ったものは


燃滓と半端な自由


暫く実感していなかった


静けさの寄固まった世界
 ....
年末だっていうのに
部屋を大掃除する気にもなれず

やたらと浮かれ気分の
テレビを見る気にもなれず

かかってきた電話はきっと
夕方会う約束をしてた友人から
留守電にかわったとたん 聞 ....
自転車に飛び乗って聖蹟桜ヶ丘へと漕ぎ出す
夕刻は燃えはじめていて
ペンタブレットを壊してくれた天使に少し感謝して
関戸橋
私みたいに粋がった多摩川を見下ろした
嵐がえぐった流域は
新しく生 ....
図書室のソファーで 
隣に座る青年が手にした 
テスト勉強のノートを
ちらっと覗く 

問6 

「(第九)という代表曲を作曲した 
  音楽家は、次の内誰か答えよ。 」 

   ....
ある日のことです。

泣き虫王国と、
淋しがり王国が、
喧嘩になりました。

それは大きな大きな喧嘩で。
まるで戦争のようでした。

泣き虫王国の人々は、
お守りを手に、
嗚咽を ....
ねこがいなくなった
遊びに行ってると思っていたのに
帰ってこなくなった
家族はみんな心配した
一週間経っても帰ってこなくて

保健所にも連絡した
交番にも連絡した
近所の人にも話した
 ....
ありがとうを言い忘れて
今日もぼんやり青空を見る

さようならが言えなくて
今日もぼんやり夜空を見る

君に伝えたい
コト
いっぱいあるんだ

明日の朝
誰もいない原っぱで
手 ....
とうりゃんせ と唄われた
神社の裏手
一本の老樹が
わずかに肩をいからせながら
両手を広げ
しどけなく枝先を垂らす


関所と謂われたこの地で
何のためらいもなく
敷きつめられた白 ....
夢の中ではいつも方向音痴
歩きなれた道なのに
なかなかたどり着けない
いろいろな障害を乗り越えて
長い長い道を歩く夢の中

巨大なヘビに追いかけられて
逃げ込んだ場所が
おばあちゃんち ....
右目に目薬がじょうずにささらない
まぶたの上をぴちょんとはねたり
まつげをするっとすべったり
なぜかほっぺにあたったり
左目にはじょうずにはいるのに

かがみで自分の顔を見てみると
左目 ....
朝 Rock'n Rollで目を醒ましたらシーツが真っ赤だった
薬を飲んで腹這いになった
下唇を噛んだら
鉄の味がした

子宮なんて要らないと思った  神様!
兎に角苛苛した
肌が荒れて ....
さようなら

この世を去るには完結過ぎる言葉か

あいさつでもあるこの言葉を永遠の別れのときにも使えてしまう

使い古された、使い古されてもなお新鮮な

この言葉は、私の旅立ちの言葉で ....
二時間の残業があったけれど
あっという間に仕事が終った
電車の手すりにつかまりながら
早く帰りたい
早く帰りたい
と、ずっと思っていた
帰り道のほうが長かった
このまま別の場所に
連れ ....
 
 
 
南氷洋に沈む熔岩を
星雲のマスゲームで嗤う悪魔
其の尾を尊信して舌先で撫でる漾に触れるエンゼル
暗雲の中で二匹を辟易し、繕う神
 
其を座視する我が眼
 
吾が葡萄色の ....
塔楼の守りを仰せつかって
此の世界を眺めて二十余年
まだ此の世の面白さも
遍く総てが美しい
とは認められないまま

君は知っている
昨晩降り注いだPH6の雨の沁みこんだ土塊の味  ....
きょうお地蔵さんのお掃除がまわってきました

あしたは雨が降るそうなのできょうのうちに行きました

雨が降る前のせいか、とてもあたたかい一日でした

お地蔵さんの屋根には蜘蛛の巣がはってい ....
 妹はよくセックスは嫌いだと言った

「恋人も嫌いさ だって鬱陶しいもん 恋って何だろう ふん
 そんなもんがあるとしてさ
   
 ・・・私さ ね 人が隣にいる体温が、熱さが好きなんだ
 ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5718)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
装備- FUBAR自由詩3*08-1-15
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蛍の光(PARENTAL_ADVISORY)- 新守山ダ ...自由詩708-1-12
確められないひと- 恋月 ぴ ...自由詩31+*08-1-12
222hz- manabe kenta自由詩808-1-8
忘れもの- 恋月 ぴ ...自由詩31*08-1-7
明日から仕事だ- 壺内モモ ...自由詩3*08-1-6
うつろ- わら自由詩14*08-1-4
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鼻歌- sunaosnow自由詩18*08-1-3
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絵本- 石瀬琳々自由詩18*07-12-19
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花冷え- 渡 ひろ ...自由詩19*07-12-3
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右目に目薬がじょうずにささらない- 壺内モモ ...自由詩207-12-1
或る女の憂鬱- schizophonic自由詩3*07-11-30
さようなら- 斉木のり ...自由詩207-11-29
一日がおわるよ- 壺内モモ ...自由詩1+07-11-28
エボニー、アイボリー、モノポリー- 殿様が得 ...自由詩207-11-27
りゅんこいすごっこ- 沙虹自由詩107-11-26
あたたかい- ポッケ自由詩2*07-11-26
初旬、二七日- 鴫澤初音自由詩507-11-26

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