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幼かったころ
暗闇にむかい
怖くなってよんだ
どこにいるの
ねぇどこにいるの
その問いが
ながい時をへてかえってくる
どこにいるの
ねぇどこにいるの
わたしはうろたえてこたえる
こ ....
ちりぢりになった
個はなぜ
女として固まるのだろう

いちど断裂せしめられ
求心力により
私の中で女と言う星がやがて
かがやく

寂しくて
悲しい
心の奥底の詩は
男としての小 ....
何回しても
いくつになっても

慣れることなく
いつも
いつも

恋する気持ちは
初心者で

いつも
いつも

経験が
モノを言わない

それが恋
難しい本を読み漁っていた
色々な知識を得るために
だけど哲学や道徳を覚えても
やさしい人になれるとは限らない

難しいことを考えていた
遠い国の病気や争いのこと
同情しては心を痛めて
 ....
夕立が晴れて澄んだ空のごとく
私はすっきりと一つの決断を我に下した

一点のくもりもなかった今の私の心には
marriageは二人の暮らしの通過儀礼

一つ抱き合うごとに私の心の鉄は溶け
 ....
松林のにおい
やわらかに透過する光
あなたのその目じりのしわが好きだった
波風がうばっていく言葉に
その想いものせて

わたしたちはあめふらし
ふいに雨音が恋しくなる
傘の下で肩を並べ ....
閉ざすとみえることがある
開くとみえることがある
両方同時にはみられない

欲張りなわたしは迷う
さあ、どうしようか
目を、口を、耳を

心は、出会う人々が勝手に開閉していく
わたし ....
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ

帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる

それなのにどうしてそんなことを言うのだろう

こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ....
久々にお昼過ぎまで寝られた
カーテンの外は透き通るような青
こんな日だからどこにも行かずに
コーヒーを飲んでゆっくりしよう

ダイニングを軽く掃除して
フリマで買ったコーヒーカップで
砂 ....
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた


あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり


癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ....
ことばの森の中
今日も歩き続ける

迷い込んだ
ずっと奥深く
流れていく
ささやかな小川は
さら さら と
どこに
流れ着くのだろう

ことば
それはただの
ツールにすぎない ....
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
鬱屈した僕のドロドロとした心は涙の海にしずんだ

青空の下のささやかな幸せは

僕を誘っているようで

拒んでいるようでもある


僕はどこに流れてどこで果てるのか

ふらふらと ....
あの頃は

純粋で
汚れもしらず

楽しみも少なかった


でも
だからこそ
透き通っていた


いまさら出会って
あの頃は
すごく君が好きだったんだ


なんて
 ....
昨日は 気が向いて キッチン周りを掃除した
掃除したら掃除用具が切れてしまった
気が向く のと暇とありあまる掃除用具が重なるのは
次はいつだろう
いつも暇なのに

この前の日に何をしていた ....
自分が産んだ卵を
次々に割ってしまうメンドリさん

時々は硬い殻を持った
自己防衛のヒヨコちゃんが生まれ
メンドリさんはヒヨコちゃんを突いて
あわれなヒヨコちゃんは
醜く変形しながらも逃 ....
携帯電話から母が出てきて
べつになんでもないんだけどさ、と
なんでもないことをしゃべり始めた
この「なんでもないこと」というのは
父が発明家になってしまって
サラリーマンのほうが都合が良いの ....
僕の手は小さい
他の誰よりも小さい
色んな人に支えられながら
色んな人の助けを借りながら
ここまで大きく育ってきた
それでもまだ僕の手は小さい

本当は色んな人を支えたい
本当は色んな ....
ここはそのむかしパパの書斎だった
むかしといっても2年ほど前までのことだ





その部屋
の真ん中
パパの回転椅子
の上のドーナツクッション
の上に
足をひらいてすわってし ....
二時十七分三十六秒
止まったままの時計の針
盤面のひび割れた傷
刻み付けられたあの日の悪夢

赤城山のドライブの帰り道
運転よりも会話に夢中で
対向車線にはみ出した車は
カーブを曲がっ ....
エンピツ書きの創作日和
ギャグマンガの売れ行きが気になる
不自由な?値が転がる丘の上で消しゴムこすって
真か偽かを問う無駄な労力

荷物につぶされそうな透明な1秒間が過ぎたら
明け方の記憶 ....
そこにあるものは


全面を青く塗り潰した

あたかも絵のように飾られたもの


ある男は言った

ただの青かと


ある女は言った

涙の絵なのねと


子供は言 ....
胸のいたみに身をまかせ

予感のまえで肘をさすった

空がこどくを叫んでいる

あたらしい緑が燃えている

だっくだっくと坂を下る

つないでいるのは骨だった


 春にむか ....
トムのクローンの僕は
実験の為、あるクラスで毎日授業を受けている
ルールは簡単
まじめに勉強をして
必要以上に誰かと仲良くならないこと

それなのに、僕は近頃
クラスメートの早瀬くん ....
かつて国鉄全路線に乗った
作家の宮脇俊三さんはこう書いた
「何かと不満の多い人間は
一度夕張線に乗るとよいと思う
いくらかおとなしくなるに違いない」
文句のある奴は夕張へ来い
文句のある奴 ....
世の中には支えるひとと
支えられるひとがいる

支えるひとは暗い海に胸元まで浸かり
力の限り支え続け

次々と押し寄せる荒波に揉まれては
やがて力尽き海の藻屑と消える

支え続ければ ....
きみはさみしかった
ひとりよがりであることを知って
それでも睫が触れ合うほどにちかづくたび
きゅっとお互いをしめつけあっていたことをこれから幾たびもおもいだす
きみならきっとうまくいく ....
たとえば

お刺身を食べるとき
お箸じゃなくてスプーン


ちょっと一周走ってくるのに運動シューズじゃなくて下駄


私の隣で
昔の彼女との楽しかった思い出話を自慢気に話する私と付 ....
自分は

1986年3月13日
群馬県前橋市生まれ
O型
身長178.0cm
体重60.0kg
大学の専攻は英語と男女共同参画
地元の小売店で働く
音楽とイタリアンが ....
ひどく深い山奥に
その百貨店は建っていた
百貨店といっても実際にはよろずやで
それでも、食料品から最新のテレビまで
なんでも売っているのだ

ダムが出来ると
集落のすぐしたまで水面になる ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5718)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どこにいるの- Etuj ...自由詩208-6-2
夜のささやき- まきび自由詩408-6-2
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無力- 1486 106自由詩6*08-6-2
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ここはそのむかしパパの書斎だった- 因子自由詩6*08-5-28
形見の腕時計- 1486 106自由詩1*08-5-28
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バベル- 吉岡ペペ ...自由詩808-5-26
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夕張aika- 大村 浩 ...自由詩22*08-5-26
支えるひと- 恋月 ぴ ...自由詩28*08-5-25
ピリオド- 春日自由詩2*08-5-25
それをなんと言うのか- 舞狐自由詩6*08-5-25
プロフィール- 1486 106自由詩2*08-5-25
あのポスト_(_2008_)- たりぽん ...自由詩18*08-5-24

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