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放浪の俳人・種田山頭火の、
昭和8年(1933年)10月15日の日記。
私は酒が好きであり水もまた好きである。昨日までは酒が水よりも好きであった。今日は酒が好きな程度に於て水も好きである。明日は水 ....
きのうおれは

わるいことを思った

じぶん中心

きわまりないことを思った

そんなじぶんを憐れみ

さげすみ

困り果てていた

やっぱり限界だった


(いま起 ....
〈その1〉
乳首の無い乳房をどうすれば良いか
それは一体何になり得るか
これほど寂しい物体はない
これでは彼が愛撫を飽いてしまい
―― この上で赤ん坊は死ぬのだろうか
そんなの嫌だ
そし ....
真夏の図書館では
人の歩く音や
本のペエジを開く音
キイをならす音などが
美しく
混ざり合っている

サリ サリ サリと
新しい音を作っている

サリ サリ サリ サリ
キリ キ ....
あたしがみる夢は
いつも
途中で真っ黒になる
それは空から突然
真っ黒な布をはらりとかぶせられたように

やっと 電話が通じた途端
やっと あの人が現れた途端
やっと 抱きしめられた途 ....
望んでない炎
炎に{ルビ塗=まみ}れた稲わらが強引に{ルビ傾=かし}げる 
カーテン越しから囁く者たちは
そこから離れなさいと
ただ 唇を動かす

ありえない色
塗り替えられた あの土地 ....
再び僕等は、ヴェールが落ちるのを見る。 
いつも目にする当たり前の風景達が囁き始める。 
新しい星空が僕等をさし招き 
魂は更なる旅路を、歩むだろう 

世界は僕等のまわりで 
新しいサー ....
跛(びっこ)をひいた男が独り
本屋の軒先を横切る
そこが本屋の軒先であることなど
全く意にも介さず

杖をついた老人が本屋の中から出てくる。
一冊の本を購入するでもなく
じっくりと日課の ....
き、き、

夏空にもくもくと湧き出した巨大な雲たちの間に間を、眩しい白の半袖シャツを着た大勢の子供たちがまるで天使のように飛び交い、

き、き、

炎を混ぜた白い煙をさかんに吹き出す二階建 ....
あなたのことが心配で戻ってきました 
と言う男がいて 
へっと思った
あたしは 
その男のことをそのとき初めて見たのだけれど
まるで ずっと昔から知っているようなふりをして
腰のあたりで  ....
100歳の詩人のまつ毛には、虹が架かるらしい。
「涙が出さえすれば、虹になってるんです」という。
ふしぎがりの詩人 まど・みちおの映像をテレビでみた。
「自分のここ(まつ毛)に涙、小さい虹が出て ....
人は何故、殺すのか
人は何故、殺せないのか
普通の者は
殺される側への意識的感応で踏み止まる
が、普通の人間も
対象を下位に置く精神操作なしで、人は殺せるのだ
相手を敵、脅威と見做さずとも ....
あなたの轍を見つめながら歩いていた

自転車に乗ったあなたのこころを感じていた

すべてがあなたを守るためだけに

存在している、ぼくは邪魔なの?

帰りの電車でとなりのひとが

 ....
ママは ついに
短パン タンク

にゃんも
もぞもぞ
おなかなめ

ぬいぐるみの
ファスナー
探してる

シャーっと
脱いで
でておいで

小さい
おじさん

会え ....
八月
隙間のない日差しが街を埋めつくして息をとめた地上
の生きものたちは白い化石になるだろうか

昼下がりの昆虫のように日差しを避けて地下に逃れた
人びとの背にうっすら
あの日の地核の影が ....
洗い桶に沈んだ
果物ナイフで
指を
つうっと切ったような
昨日の サヨナラ
百日紅の咲かない夏という小説を読みながら

ことしの蝉は鳴かないことに思いあたった

鳴かないどころかぼたぼたと地面に落ちている


地震のせいなのだろうか

それとも放射能だろうか ....
ブレーキかける
下り坂
スピードつけて
おりてもいいが
無駄なちから使って
失速させるもよし

苦しまぎれの
上り坂
後退しては
またのぼり
ぎりぎりいっぱい
出すちから
 ....
京の街中に引っ越してきたのは
師走に入った頃でした
世間も僕も慌しい頃でした

東向きのベランダの彼方には
百年の風雪に耐えてきた
銀瓦の低い峰々が連なっていました
午後の北 ....
「リサイシャです。」 
突然の呼びかけにハッと顔を上げる
カウンター越しにその女性は佇んでいた 
小さな女の子を二人連れている 
一瞬 何と声をかけようか戸惑う


胸の底に沈殿している ....
犬猫とは違うことぐらい
判っているよ




でもね
薄汚れた服でサンダル引き摺ってた女の子

大切にしてもらっているのかな
パートのお母さんと
いつも家でタバコ吸っている男の ....
金魚鉢に金魚
上から覗き込むと金魚
胸鰭を動かし
尾鰭を動かし
背鰭を動かし
何となく静止する金魚よ。

夏だけ生きている金魚
ほんの数リットルの水に漂う金魚
横から観ると大きく見え ....
いつも見ている山が、きょうは近い。
そんな日は雨が降る、と祖父が天気を予報する。
大気中の、水蒸気がいっぱいになって、レンズみたいになる。と誰かに聞いた。
山の襞が、くっきりと見えたりする。
 ....
なんとなく突発的なことをいわれて

あの日も遠ざけられた

七年まえの夏だった

ぼくはあの頃よりつよくなった

それでも失言したり

気持ちが暴れないようにするには

時間が ....
見上げると
大きな夕月が青空に透けていた
東北の沿岸部が沈下したという報道のせいか
月面のいつもの痣がパンゲア大陸に見えた
再た大震災となりましたが、Sくん
どこかで元気にしていますか
君 ....
俺の空は 曇り
明日も 明後日も 一週間後も 曇り
1ヵ月後も 1年後も 10年後も 曇り
雨も降らねば 日も差さず
予報士要らず

「いい加減に国民年金払ってくださいよ」
 ....
「きっぱり」
という名前を
つけたい朝
痛いほどの勇気が
背中を押す
すいか
ひまわり
ふうりん
かとりせんこう
おばあちゃんち
はなび
ゆうだち
うみ
かきごおり
にゅうどうぐも
むぎわらぼうし

麦わら帽子は
ホントはあんまり見たことな ....
飾り部に出入りされている木の
皮をはがせば しらじらと 
預けられていた夜中が
てっぺんから ひるがえり
白い髪を吐き まるまり落ちる

梳いていた指達
歩いていた足達
口づたいに行く ....
お母さん お母さん
あなたは半眼の仏陀のように横たわり
黄金の仏陀のように何も見てはいない
何も聞いてはいない

{ルビΜητέρ=メーテール} {ルビμητέρ=メーテ ....
beebeeさんの自由詩おすすめリスト(5638)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
放浪する水- yo-yo自由詩8*11-7-29
きのうおれは- 吉岡ペペ ...自由詩211-7-29
切除・2- salco自由詩4*11-7-28
人と季節- 塩崎みあ ...自由詩5*11-7-28
- blue自由詩4*11-7-28
稲わらの火- subaru★自由詩17*11-7-28
新しい体験_- 服部 剛自由詩411-7-27
頑固堂書店購買部- ……とあ ...自由詩13+*11-7-27
き、き、☆- atsuchan69自由詩13*11-7-27
あれよあれよという間の- blue自由詩10*11-7-27
なみだの虹- yo-yo自由詩6*11-7-27
殺人の否定- salco自由詩5*11-7-27
教えてくれないか- 吉岡ペペ ...自由詩411-7-27
でておいで- 森の猫自由詩8*11-7-26
午後の化石- たま自由詩24*11-7-26
無題- blue自由詩211-7-26
蝉の鳴かない夏- 吉岡ペペ ...自由詩511-7-26
坂行くちから- シホ.N自由詩311-7-26
お日さま色の猫- yumekyo自由詩8*11-7-25
罹災者- 渡 ひろ ...自由詩23*11-7-25
リア充のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2911-7-25
金魚_パートⅠ- ……とあ ...自由詩14*11-7-25
あしたの天気- yo-yo自由詩8*11-7-25
目に見える世界- 吉岡ペペ ...自由詩611-7-25
食人野- salco自由詩3*11-7-25
俺の空- yumekyo自由詩5*11-7-24
- blue自由詩411-7-24
麦わら帽子にあこがれて- ささやま ...自由詩5*11-7-24
渡る部- 砂木自由詩10*11-7-24
おかあさんと一緒- salco自由詩6*11-7-24

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