すべてのおすすめ
朝 バッロクを起こし
  チェロ型のロボットにコーヒーを入れてもらう

  愛情溢れる 故 また溢れさすだろう
  無糖ながら 甘く 優しい 蜂蜜香りの マグカップの静けさ漂う 湖

   ....
映る風景はモノクローム
桜の薫りも漂うことなく

また春の一日が暮れてゆく
黄昏のなかへと溶けてゆく

誰とも逢わなかった一日が
誰とも話さなかった一日が

昨日と同じように無表情で ....
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夢が骨折する街で


そこは夢が白く枯れて行く場所

夢は乾燥して白くなっていく
夢はポキポキ鳴りながら乾燥して行く
夢は乾燥す ....
巡り来る日々と
ぼくらの幼い憧れとの隙間から
木洩れ日のように降り注ぐ光

聴こえて来るだろう?
光の後ろ側の国から
あの/弾む息が
リズミカルなステップが/

国境線で
少女 ....
ひとつ先のコンビニまで
遠回りする
ガムの味がしなくなるまで
遠回りする

はにかむ放置自転車
居眠りするガードレール
さえずり合う人の影
能天気に踊る前髪

温んだ街の喧騒が ....
800字のパスワード
記憶できない でたらめコンピューター
毎回 打ち込み 叩き込み 魂胆極める カチカチ音
8の字カーブに 沿る弦の弾き

銀河団の大きさ かんにさわる

800字のパ ....
午前5時ちょっと過ぎ

遠くでまだ怒鳴り声が聞こえて

今日は眠るのを諦めた

父が支度を済ませ
家を出るのを久々に見送る

「まだ寝てなかったのか」なのか「もう起きたのか」なのかは ....
僕らの脳は杏仁豆腐で出来ている 甘くて軟らかい
ねぇ 顔文字は象形文字の進化型なんだって知ってたか?
火を発見したのはネアンデルタール人? どうでもいいけど
なみなみ注がれたコップの水は運ぶより ....
{画像=120329070830.jpg}

春の朝
庭のプランターの
パンジーが風に揺れている

ヒゲおやじたちの集会だ

いったい
どんな話をしているのかな?

{画像=12 ....
僕のなかには日常とは違った時間が流れている
それを詩の時間とでも名付けようか
遠いところからやってきた亡くした妹の様に
僕の本当の名前をささやいてくれるもの

日常がすべて散文的だとは限らな ....
僕は仕事を変えた
稼ぐ為に
僕は結婚する為に
働きまくった。

寒い朝
彼女は出て行った。
何の為に生きてきたのか
わからなくなった。

酒を飲んだ
不味かった。
タバコを吸っ ....
「……殺して 早く」
  
  「何も 殺さなくても」

「いいから殺して! 」

  「ねぇ 見逃してやろうよ」

「"それ″私のどっちが大切なの」

  「そっ そん ....
今さらその年で自立もないのではあるが
おやじなりに家族やら仕事やら北政所のご機嫌をとったりの
相互依存の日々を懐かしくおもいだすのであった

自立する以前にまず家族からほっぽり出されて ....
肩に掛かるキミの髪をかきあげて
白いうなじにくちづける
甘い女の匂いがした
潤んだ瞳で切なげにボクを誘う
やがてその身をまかせ
ボクはその肌で儚い夢をみるのだろう
たとえ許されない恋でも
 ....
宇宙ぐらい叩き割ってやんよ!   #poem24



星々が金魚の餌に春宇宙   #poem24 #jhaiku #haiku

駅前の宇宙漂う螢烏賊    #poem24 #jha ....
こと切れる最期の瞬間まで
彼はひとりの少年だった

とっつきにくさは彼の持ち味だったし
時代を憂いても
希望を捨て去ることはなかった




そんな彼との接点
あったのかな
 ....
まだ見ぬ私の旦那様
早く貴方に会いたいです 私の心は独りきり
冬の季節が終わっても
私の心は冬のまま
恋の種は芽吹かない
いつか心に温かい
風がふわりと吹いたならそれは貴方が来た合図
私 ....
七歳のみーちゃんが
やっと乗れるようになった
練習した甲斐があったね

ぼくは思うんだが
中高年の足腰の衰え防止に
一輪車はいいんじゃないか

イオンの売り場へ行って
人目を気に ....
一年生と合同で走った
スタート直後はなんと最下位
結果は三十九人中で三十番

「二年生なのに情けない」
パスタランチを食べながら
お母さんとお婆ちゃんが嘆く

「十人ぐらいぬいたよ」
 ....
僕たちは有限な生を生きるのだけれども
異なった価値観の人生をそれぞれの主観で生きるしか無いのです
だから自分で思い込んでる真実なんてたいしたものじやないのですね
僕は人に無駄と指摘されながらも
 ....
君の目と太陽が重なりあう時
キツイ日差しを和らげる雲は
すぐそこまで駆けつける

君が一人で地を{ルビ這=は}う時
視界を遮る{ルビ朝靄=あさもや}は
一目散に寝床に帰る

君の手が{ ....
「何事も、前向きに考える」 

「ゆっくり、飲ませてくれ」 

「マイペースでいこうぜ」 

「ワイングラスになみなみ{ルビ注=つ}いだら、美味くない」 

「長く、死ぬまでのみてぇな ....
所属先は 大地が第一

かかとの磁石が離さない絶対愛

愛されつつも翼を求める可能性

透明 素直に埃を煌かせる 酸素の自由名「空」


居場所は 命の中

生まれた時から 上が ....
おろかなおんなが、
しゅうきょうにたよる。

すてられたおんなが、
しゅうきょうにおちる。

ふこうなははおやが、
しゅうきょうにはしる。

ふしょうのむすこが、
それをいかる。
 ....
心と会話すると浮かび上がる物事は
それはそれは小さな声で疼いている
回顧する、メリーゴーランドに乗りながら
指先を伸ばしては触れようとする
けれど
どうしても、すり抜けてしまう

 ....
窓辺にやってきた
小鳥が泣く
さも かなしそうに
おまえもひとりなのかい
世界はこんなにも
広いというのに

庭のとまり木で
小鳥が啼く
さも たのしそうに
うたをおぼえたんだね
 ....
人のこころは
おそらく丸い

誰かに
支えられなければ
何処かに
転がっていってしまう

ころころこころ

人のこころは
おそらく丸い

どんなに
縛りつけたところで
 ....
  夕方の台所で
  君を抱きしめた
  つらいことが沢山あったし
  他にどうしようも無くて



  火にかけたアルミ鍋から
  醤油の優しい匂いがただよい
  嗅ぎなれ ....
海の沖の波の向こうには
一つの孤島があって
そこで妖精達が歌っている・・・
僕が渾身の力を傾けて耳を澄ませば
それは透明な洞窟を通って僅かに僕の耳に届く
人々の耳に聞こえない それは
やが ....
ステージの上で
スポットライトすら浴びて
沈黙ですらなく
空白だった

沈黙は沈黙としてその場を満たす
沈黙はその時、立ち上る煙草の煙を暗喩している
時間よ止まれと、僕は暗闇に命じる
 ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チェロ型のロボット- 朝焼彩茜 ...自由詩412-3-30
ささくれ- HAL自由詩18*12-3-30
揺すれて枯れて行く夢達へ- beebee自由詩25*12-3-30
あおい国_2- 壮佑自由詩26*12-3-29
遠回り- nonya自由詩24*12-3-29
800字のパスワード- 朝焼彩茜 ...自由詩3*12-3-29
雷咆- 徘徊メガ ...自由詩412-3-29
【_短絡且つ安易な思考回路_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-3-29
【_春のカオ_Ⅱ_】- 泡沫恋歌自由詩12+*12-3-29
詩の時間- 梅昆布茶自由詩2512-3-29
ある朝- ペポパン ...自由詩8*12-3-28
今は家族で一人だけ- ただのみ ...自由詩11*12-3-28
自立する親父- 梅昆布茶自由詩912-3-27
【_エロスとタナトス_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-3-27
#poem24_宇宙水槽- 北大路京 ...自由詩24*12-3-26
Fish_&_Chips(時代少年)- 恋月 ぴ ...自由詩30*12-3-26
私の未来の貴方に- ナツコ自由詩112-3-26
一輪車- 壮佑自由詩13*12-3-25
マラソン大会- 壮佑自由詩5*12-3-25
珈琲と朝と- 梅昆布茶自由詩712-3-25
君の知らない所で- subaru★自由詩15*12-3-25
ある酒場でのおじさん達の会話_- 服部 剛自由詩212-3-24
所属先- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-3-24
しゅうきょう- 浩一自由詩112-3-24
描写2012- ゆるこ自由詩712-3-24
さえずり- そらの珊 ...自由詩16*12-3-24
ころころこころ- nonya自由詩23*12-3-24
若さ- 草野春心自由詩13*12-3-24
模倣の歌- yamadahifumi自由詩212-3-24
空白- rabbitfighte ...自由詩612-3-24

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