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そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
ないしょのことは
ないしょにするから
それまではあそぼうね
夢でも会えるし
いますぐにあいに行くこともできるよ
のぞめば

のぞめば
いつでも
現実は直角に交わるし  ....
眼鏡をはずした

あなたがかすんだ

笑っているのか

泣いているのか

私にはもうわからない



眼鏡をはずした

足元がかすんだ

指先すら見えない

自分が ....
夕暮れの海
東はステンレスのように冷ややかな薄いブルー
西は白熱した銅線のようなオレンジ
お前は美しい
限りない数の表情を持ち
いつもどこかを目指している
お前は優しい
あるゆる色を映す ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
 ....
あなたは言い放った

私には関係ないから
好きにすれば?


ずっと信じてた
あなたは私のことを
心配してくれる人だと

私は今まで本気で
あなたが好きだったよ

愚痴も相談 ....
やさしい光の数々は レントの風に乗って
流れていきます
どこへ向かうのか 知ることはできないけれど
きっと幸福があると推測するので
ぼくはこの身を任せて 光と一緒に
流れていこうと ....
敷き詰めた地雷
踏まないように爪先立ちで歩く君

だけども小指が当たってしまって
凄まじい音と共に
私の心に闇が迫る

“ごめん、ごめん”と焦る声
熱くなる目頭
笑いたいのに、笑 ....


抜けるような
青いうしろめたさを



ぽっかり浮かんだ
白い嘘でなぞって



可憐な
ピンクのあてどなさを



みずみずしい
緑のお節介が抱き ....
あの日は遠かった

今はもうこんなにすぐそばにあるけれど

思い描いた未来とは

ちがっている



私の思い描いた想像のなかにあったのは

小さな灯りの中にある

ささや ....
想いがまたひとつ
キラリと白髪になる

喜び悲しみ
全て抱えて白髪になる

白髪の老婆になりたい

たくさんの想いを秘めて

思い出がキラキラとひかる老婆になりたい
いま、立方体の中で手足を折り曲げている
きっちり蓋を閉めて 一分の隙もないように
それでもはみ出しまう「私」が漏れ出て
側面を綴りながら、ゆっくり滴っていく


シジン、と名乗っているうち ....
育てる
花を育てる

愛しい我が子を抱くように

育てる
花を育てる

我が子の明日を夢見るように




よく見かけるひと

花電車の通う線路脇で季節の花を育てるひと ....
午後の大きな顔が公道の真ん中を通ってずんずんこちらに迫ってくる。何の躊躇も無いその目の色は鳶色だ。逃げ出すことも無く同じ方向に歩きだす。その顔は側面から夕日を受け端正な顔が陰を作って歪み出した。夕日は .... 正解を求めて辿りつくのは 正解なんてない、という答

この厄介なことばを呑み込めた時 たぶん僕は自由になれる
季節感のない親父にも

たまには愁いの時がある

無神経を絵にかいたような

ステレオタイプな日々の

粉を吹いてしまった五感が

たまには疼くのだ


無駄に過ごしてしまっ ....
おやすみから はてははじまり
おやすみから はてなはうまれる

おはよう はてのはてな
黒い羽の眼鏡が
タクトを宇宙に投げる

バトンガールの腕の中
くるくるう
地球が回った

 ....
よしなさいよと言われても
夜な夜な無意味な逢瀬に応じ
しなしな軋む体は重く
由無い出会いはしだいによしな
 

夕暮れの

赤い切り口 地平のところ

東(ひんがし)の

少し高くに昇った星を

闇に紛れた雲竜(くもりゅう)が

飲み込まんとば大顎(おおあぎと)


竜に左右 ....
星が廻るみたいに

どんどん変わっていく

空から見たら小さい


そうだね、なんて小さい

{引用=生まれ生まれ生まれて明るく
死に死に死んで死んだら暗い}

繰り返されない ....
              111016



経営陣は一連の不祥事の責任を取って速やかに総辞任いたします
朝になるといつもの顔ぶれが胸を張って正面玄関にやって来る
あれは単なる夢だっ ....
{画像=111016151903.jpg}



迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ

途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ

 ....
いまや フィルターは染みがつき
一滴一滴が
嫌だ 嫌だと呟いて
ドリッパーから墜ちてゆく
レギュラーコーヒーのしずく達
次第に近ずくカップの満杯
もう熱湯は入れられない
じっとみつめてい ....
朝起きて お天気がいいと
布団を干そうと 張り切ってしまう
ワイドショーに 好きなタレントが出ていたら
めっちゃ嬉しくて 一日中ハイな気分
クッキーと紅茶で 午後のティータイム

仕事と ....
透き通ったグラスに
白く砕けた貝殻を入れる

カラカラと乾いた音が
私の耳を潤す

グラスに耳を当てれば
澄んだ音色が

脳天から足の爪先まで
私の体を支配する

あなたは恥ず ....
かり かりらん からん
鉦の響きが行列を先導する

満ちていく途中の
なまめいて誇らしげな月の下


馬の背には選ばれた幼子
金襴にくるまれて
視線を集める戸惑いを隠せず ....
          111010




花電車がやってくる日に
チョー簡潔な祝いのお品
チョコレートのパイを焼く
暖かいうちに運ぶんだ
横断歩道の先にある
プラットフォームには人 ....
今日も中空に月がある。
明日も少し形を変え
きっと家路の上にある。

月があったこと
気付かず
帰った昨日。

君の笑顔追いかけて。
 

よのはて よのはて よるのはて

倒壊したてのビルディング


折り重なった瓦礫の都市は

ジャングルジムを失って

広くて高くなった空


朝は来ないが夜は過ぎ
 ....
 
外は悲雨だから

いいんだよ、いいんだよ

ぼろぼろ泣いて、いいんだよ


 
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
ざくろ- はるな自由詩811-10-19
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海へ- さすらい ...自由詩4*11-10-18
陽だまり_2011- たま自由詩37*11-10-18
バイバイ- みふみ自由詩311-10-18
きみの名は- 橘あまね自由詩2111-10-18
お互い様なふたり- 三奈自由詩1311-10-17
陳腐- nonya自由詩24*11-10-17
遠い未来- 桜 歩美自由詩1*11-10-17
白髪- みふみ自由詩411-10-17
立方体- 渡 ひろ ...自由詩29+*11-10-17
育てるひと- 恋月 ぴ ...自由詩3011-10-17
顔_初級編- ……とあ ...自由詩6*11-10-17
みんな知ってる- さすらい ...自由詩4*11-10-17
哀愁の親父- 梅昆布茶自由詩411-10-17
は_てるな- 砂木自由詩9*11-10-17
しなしなよしな- はるな自由詩211-10-17
- mortalis自由詩111-10-17
思い出すひとの話- 寿自由詩1*11-10-16
空を飛ぶより楽しいこと- あおば自由詩5*11-10-16
迷子_/_寄り添ってきた想いへ- beebee自由詩20*11-10-16
ひび割れのフレーム(六)- 信天翁自由詩3*11-10-16
【_陽だまりの部屋_】- 泡沫恋歌自由詩14*11-10-15
虚像- subaru★自由詩18*11-10-14
アニュアル- 橘あまね自由詩1611-10-13
花電車- あおば自由詩9*11-10-13
今日の月- FUJI ...自由詩511-10-12
Morning_Glory- mortalis自由詩211-10-12
悲雨- 殿上 童自由詩18*11-10-11

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