模倣の歌
yamadahifumi

海の沖の波の向こうには
一つの孤島があって
そこで妖精達が歌っている・・・
僕が渾身の力を傾けて耳を澄ませば
それは透明な洞窟を通って僅かに僕の耳に届く
人々の耳に聞こえない それは
やがて拙劣な模倣を伴って
一つの歌となる


自由詩 模倣の歌 Copyright yamadahifumi 2012-03-24 10:59:29
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