すべてのおすすめ
今日は嫌だけど明日なら会いたい


そういうこともあるの


嫌いなわけじゃないの


  (愛してもいないけど)


好きよ


今は電話に出たくないの

 ....
「しーっ」
声をひそめた
二人の小さな世界は
好奇心とドキドキで
光を放つ

幼い横顔の天使は
森の奥に住んでいて
いつか来る
ヘンゼルとグレーテルを
お菓子の家で待っているの
 ....
粉々に砕けた星屑の海で、

一人ぼっちで船を漕ぐ。


宙をゆく旅は、

叶わなかった夢たちの残骸が放つ光で溢れ、

ひどく温かい。


波間から時折のぞく、

きらきら輝 ....
私の質の悪い悲しみを
ひとつかみ小鍋にぶちこんで
英雄気取りというスパイスひとふり
偽善者というスープを加え
一生懸命というだしを足して
永遠で煮ました

出来たものは
なんであれ極上 ....
遠浅の日々はいつの間にか息継ぎの仕方を忘れさせる。
駅まで、の最後の交差点に立つと
呼吸が止まるほどに夕焼けの匂いがした。

  *

「雲は、本当は流れていないのです ....
生きていくのに精いっぱい
世の中にはおなかいっぱい

「それはくちにしてはいけないよ」

少々食傷ぎみ
胃もたれと吐き気

「それはくちにすべきものだよ」


おなかいっぱいの肥 ....
乳白色の制服がやぶれ去り
ひとつだけ取り残された違和感
ありふれた毎日を引き延ばしてやれば
いとも容易く包み込まれてしまう
そこまで小さく押し固めることが出来たのは
紛れもなく私自身だった
 ....
まだあたしがあの山の焼け跡を
無邪気に紅葉だと思ってた頃

空はもっと広かったし
星はもっと光っていたし

あたしはもっと可愛かった

まだあたしがあの桜には
いつかきっとさくら ....
泣かないで下さい、愛しい人よ。


貴方の傍らに横たわる私の亡骸に、縋ったりしないで下さい。



だってほら、私はこんなにも近くにいる。


貴方が私を想う度、貴 ....
立体的な画像に目を奪われ

グルグルと頭では

スプートニクが回っていた

七夕に願いをかけるなら

それはマジックで黒く染まっているでしょう

現実はいつも甘い薫りで

姿を ....
だいたいニッポン人は
マグロ食いすぎなんだよね
もう猫も杓子も
トロ、トロ、トロ、トロって
まったく、ろくに物の味もわからない
ガキどもまで
回転寿司屋で大トロとか、じゃんじゃんオーダーし ....
人類の最強の武器は

言葉であり

音楽であり

ダンスであり

レコードであり

アートであり

笑顔である



より創造的に

より意欲的に

より楽しく ....
廃墟     と呼ぶ 騒がしい    時間は     鎮まる わかってしまいたくないのに、目を離せない いっしゅんの  うちに 瓦礫の      写真は       .... 君が
誰も
信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで

君が
悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで

甘えるところも
寂 ....
ジュリアーノ・ジェンマって俳優が好きだった
目深にカウボーイハット被り腰のコルトに手をやる刹那
呼ばれてもないくせしてサボテンの根元に転がる根無し蓬がわたしだった

ベッドのなかでもブーツ脱が ....
「つまらない話」
そんな他愛のない台詞を
君が言う。
ただそれだけで私は君が
きらいになる。

大すきな君に否定されるのは
さみしい。


そんな気持ちで一瞬でも涙ぐむ私に
君は ....
空色にそまる
秋の天蓋の幕をあければ
プラタナスの黄葉の並木
衣擦れの人影

{引用=―――――何をかなしんでおるのでしょう。
何を?ばかな 愚かな道化に何がわかるのです。
わかるる ....
私は私のできることをしているだけ
シンプルなメッセージはしかし
どこかで諦めながら、なお光を求め
小さな力/を信じる/に祈る/モノの
清々しい覚悟を露わにして
背筋を伸ばされる気がしたんだ
 ....
きいた風な言い回し、
人にそれを突きつけて
ああだこうだのお節介
誰も見向きもしないもの
書いてみたって白々しい
自己満足にもなりゃしない。

イメージ不能な自由律
人を小バカにす ....
{引用=純
粋世
界の君
が笑う9ヶ
月前にこの
夢ははじまっ
た、はずの夢
*
はじまったもの達
のはじまらなかった
”名前”をひとつずつ
乾いた舌先で声にうつし
て消し去る ....
「妖」


熟れた日常を引き剥がし

馴染んだ名前を脱ぎ捨てて

あなたの熱は儚く溶けた

残り香だけを朝に置き忘れて




「怪」


仄暗い四辻を右へ折れた ....
ゆがんだ世界とうまくやっていくために
ひずんだ言葉に沈潜してゆく
絶望という名の回虫が腸の中で
成長している
季節はずれのハエが
安楽椅子で眠っている
年老いた神様の口元に
止まっている ....
黒い空だけが
、羽をひろげられる
あかしだと想ってた

すすけた煉瓦の路地裏
12の時に踊りを ならった ◆―◆―◇
誰もがあきれて 笑っていた
黒煙のあがる炭鉱の街で、

他の子達 ....
散らかったり無くなったり
自分が雑多な存在だと
少し考えりゃわかる

でも君と話すとき
ロジカルに振る舞おうとする
そしてうまくいかない

あふれかえる雑然
巡り巡る雑念
脳内は騒 ....
我らはすべて

この星で産まれ

この星で生き

この星で死す



この世界の礎であり

この世界の「今」を担うモノである



何を恐れる事があろう

何に脅え ....
綺麗な砂漠の真ん中で

オンボロなギターを弾き

ラクダと戯れながら

ゆっくり歌を歌っていた

蜃気楼は今日も未来の都市を

ぼんやりとうつしていた

壊れたラジオからは
 ....
耳のある一輪指しのようになって
猫は出窓から空を仰ぎ見て居る。
空にはポッカリ 雲が
白くてポッチャリとした雲が浮かんで居る。

猫は飽きる事なくそれを眺め、
それに付き合って居る飼い主も ....
とびきりとっくに過ぎてるサマーは気にしないで
アイスクリームにパイナップル・ジャム
リリカルラレリルレインボー
キュルキュル風にスコールまいて
ホップ・ステップ・トロピカル

24色じゃぜ ....
ねえ、神さま。
あたしがどんなに幸せか、わからないだろうね!

ねえ、神さま。
あなたをふたたび信じることができて、
あたしはとっても嬉しいンだ。




おとーさんが死んだあの春 ....
濡れたくちびるのその色は
さながら銀座のマネキンのよう
くちづけた指先に
マニキュアの甘いしびれ
ぼくのくちびるに
幼い毒をのこして


薔薇をかじって
少女を売る少女と遊ぶ ....
吉岡ペペロさんの自由詩おすすめリスト(8825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日会いたい。- ゆきちゃ ...自由詩309-10-16
ひみつきち- ミツバチ自由詩7*09-10-16
星の屑。- aokage自由詩6*09-10-15
勇気のスープ- 朧月自由詩409-10-15
空を呼ぶ- 南波 瑠 ...自由詩22*09-10-14
満腹- 三上あず自由詩3*09-10-14
都合いいアレ- 中原 那 ...自由詩509-10-14
まだあたしが、あるいはあなたが。- ゆきちゃ ...自由詩209-10-14
死者の誓い。- aokage自由詩2*09-10-14
迎えに行くのは嫌いじゃないよ- こめ自由詩1709-10-14
泳げおしゃべりマグロくん- ネット詩 ...自由詩209-10-13
最強の武器- 葛西曹達自由詩109-10-13
がれきの工作- 《81》 ...自由詩12*09-10-13
戻っておいで- そよ風さ ...自由詩6*09-10-13
ジェンマなひと- 恋月 ぴ ...自由詩31*09-10-13
時と場合にかかわらず- 空都自由詩2*09-10-13
道化/◇◆◇◆の秋- 月乃助自由詩8*09-10-13
諦めでも謙遜でもなく- kauz ...自由詩7*09-10-12
二級品- ……とあ ...自由詩11*09-10-12
- 夏嶋 真 ...自由詩19*09-10-12
四行詩四態_<9>- nonya自由詩14*09-10-12
祈り- within自由詩7*09-10-12
ballet_dancer- 月乃助自由詩8*09-10-12
雑念ストーミング- 葛西曹達自由詩109-10-12
愛おしいこのホシへ、讃歌を贈ろうか。- aokage自由詩2*09-10-12
先にあったのは小指一本だけ- こめ自由詩1309-10-12
ねことくも- ……とあ ...自由詩8*09-10-12
クレパス- リタ。自由詩109-10-11
ねえ、神さまへ。歓喜の歌を- 笠原 ち ...自由詩409-10-11
ショッキングピンクの夜に- アヅサ自由詩4*09-10-11

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