取り越し苦労の
くたびれもうけ

風邪ですと言われた。
精神的なものと思っていた。
整腸剤出しておきます!
4日間の処方箋だった。

最近睡眠が悪くて
困っています。
地震のせいで ....
きうわおじいちやんと
いつしよにつりにいた
いぱいつれたのれ
よかた
たのしかた

きうわおかーさんとおねいちやんとしらないしとれ
らどんせんたーにいた
きもちよかた
またいくよ
 ....
砂浜になぜか
まるのまま打ち上げられたりんご
いつからあるのか
りんごはなかば透き通っている


食べたらひどくだめそうなのに
僕はそれを舌にのせる
のを逐一 想像する ....
雨が窓に描く模様は
脳幹で鳴り続けるノイズの色をしてる、指でなぞると
細胞がどのくらい損失しているのか判る
軽く頬を叩くくらいの雨降りのくせに
それは必ず鼓膜まで届いてくる
 ....
私にとってつまらないのは言葉
そこで 物事を吐くのに
誰のためであったとしても 本当に 何にも 聞こえなかった
自分とは違うものなのだと 座り込んでいた
一体 それは 何なのだろう

 ....
かなしみを
かなしみ終えたら
ひとは
笑わねばならない

かなしみが居座って
笑いかたをわすれてしまうから

こころがばらばらにちぎれて
もう一つには戻らない
体じゅうの血が流 ....
 
 
小さな虫を追いかけて
少年がどこまでも走っていきます
窓の内側でも外側でもなく
ガラスの中に広がる草むらを
何も持つことなく

私はいったい何時
ガラスの中から出てきたのでし ....
  くちびるを貸してください
  そらの絵を描いてあげる
  そらは
  すべての言葉がひびくところ



  心臓を貸してください
  そらの絵を描いてあげる
  そらは
 ....
たとえば 会話はキャッチボールなのに
     いきなり暴投されたときのひとの戸惑った瞳

     それでもボールをひろいに行って
     丁寧に返球するひとの思いやり


     ....
階段の灯りをLED電球に交換した
ちょっと薄暗いけど

四万時間の寿命だという
居間から二階の寝室まで
三十秒あれば昇りきるとして
電卓をたたいてみた
五十年は切れることはなかった
ぼ ....
底ふかい
ながれる霧の
亡失のよあけに
サインのかげりがうかびあがると
ゑづは
狂いはじめ
つよくあしでまといの舌苔
怪訝と
したたりで
烏合を吐きだすつぶてに
そまる


 ....
私は物体だ
鋼鉄となった 私は
この体のない私自身を考えさせられた
でも ああ だけど 人間は嫌いだ


私はいる 夢見ながら
どこかであるそこで
私は生まれたのではない 一本であ ....
こだまでしょうか

いいえ、だれでも

せつない

かなしい

ないている

あいする

うそつき

ほんとつき

こだまでしょうか

いいえ、だれでも
それがまるでさいごだってみたいにせつないかおしてくれよ。
願うだけせつなくなることをなんでもして

*

いろいろな噛み心地のプラスチックを食んでいる感覚
自分自身をつみあげた先 ....
水の子ども
鏡にしるしを
つける子ども
今日は 離れて


泡の手と手
ひともとの
すべてがすべてに
あきらかな夢


青と 次の色
半分の径
仕草 ....
眠いんだ

だから設問

くれよそら

問題ダダン!♪

ミシシッピには?
 ....
  もしもし、
  春になって
  やさしい色の花で
  世界は染まっていったよ
  せつないときには泣いてもいいかい



  もしもし、
  なんとなく今朝
  中川家の漫才を ....
わたしが
いのちをみてるのか

いのちが
わたしをみてるのか

みてるものみな
いのちをみてる

わたしもわたしの
まどのそとを
            110412


ふしだらな
感じやすい
企みを
ひそかに抱き
か細い悲鳴をあげて
かわは流れてゆく
拡がる景色の果て
外国船が汽笛を鳴らし
風が凪いだそ ....
頼りたい
頼られたい
苦しい。

情報の溢れた昨今
蝋燭に火を燈し
骸骨が笑う

食ったら吐いて
また飲み込む
不器用な私
りろんぶそうした
はたらきありが
はたらくことをやめた

りろんぶそうさえすれば
はたらくことから
にげられるのだ

そのきになれば
はたらかなくてもいきられる
そのわ ....
何処かに残っているはずの
理想の欠片が見つけられない
繋がっていたはずの
天球の波動が感じられない
現実的だったはずの
予感は思惑を外れて宙に浮いた
身近に感じていたはずの
神の息吹は遠 ....
なまえのない
はながさいている

そのとなりにも
はな

ことばなくして
よりそっている

はるがきたのだ
ただそれだけ

しずかに
さあ、しずかに

 ....
つばめはこんなに
力強く鳴くんだっけか
君はこれはきこえるのかと問う
返事もせずにいた私

小さな小さなからだのつばめ
遠い場所からきたつばめ
おまえに今がわかるのか
もっと小声で鳴け ....
わたしの背に
連綿とつづく原野
そこに暮らしていた
一匹の仔兎が
今夜
死にました

という
あざやかな寓話を
包帯にくるんで
玄関の扉に
吊るしておきます
けれども街には
 ....
そざつな草むら駆けだしている

雨の窓辺にピアノをたたいている

薄曇りの鏡にあたしがうつっている


夕べは花芯をそよいだゆび

朝には枕にもたれているの

肉の夢をむさぼりみ ....
瑞々しく淡い光。
柔らかな黄金と緑と午後の黄昏。
風と光が静かな歌声で話し合っているのが聞こえる。
詩だけが引き出せる言葉の葉脈、その息遣い、温度、色合い。
まるで預言のような神秘性にも満ちて ....
今日私は
とんでもなく失敗作で
切ない詩をかこうと
切ない詩をよみました

切ない詩は
とんでもなく切なくて
(切なすぎて)
私の瞳を覆ってしまったので
私はなにもかくことができませ ....
テーブルの上に世界をひろげても
あなたの森羅万象は私の目には写らない

それでも世界をひも解こうとお考えであれば
椅子に座って陽が沈むのを待てば宜しいかと

あなたはきっと待ちきれないでし ....
鳥も帰らぬ街の残骸
その真上にも空が拡がる
空には厚い黒雲が犇めき(ひし)
雲の凹凸にたくさんの泣き顔が
泣き出す雨の一粒一粒が
いのちのかけらであったため
泣き出す雨に佇んだ
涙袋が途 ....
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