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いつのまにか
あなたがいなくなることが
いつのまにか
怖くなっていて
それは
幾日もの
あなたと私の
笑顔の証

とても不思議なことに
朝はいつも訪れる
目が覚めると
朝は ....
傾くピアノの黄昏の
透明なオレンジの
一滴が
空に
しみてゆく



そうして
トタン屋根の宇宙では
魚たちが
泳ぎはじめるのだ





どうか
明日も小鳥たちが ....
朝の空気は
ひんやりとして
あたらしいいのちを
送りだす
遠くから聴こえる
鳥の声に
遠くで暮らす
母の足音
滲んでる

{引用=耳を澄ます}
朝の空気は
瑞々しくて
白から ....
お父さんまたお話して
子供のころの犬の話

しんだ父におねだりして
私は旅に出てゆく
お父さんの記憶の中へ

ジャノヒゲ揺れて
オオバコ踏んで
大きい夕陽とお父さんと犬
風は紫オレ ....
わたしの部屋にある目覚まし時計は
いつも笑っていて
元気で
わたしはそれを見ると
哀れな気持ちになる
持ち主が
こんなにしょぼくれた気持ちで
日々を過ごしているのに
けなげに目覚めの時 ....
あなたとだから
おんなのこどうし
わたしたちの休日

オンナでいるのも楽しいけど
あなたといると
片思いが趣味だったころの
おんなのこ
に戻りたくなる

ガーベラはピンク
ケーキ ....
お茶をいれましょう
このひとときが素敵

緑の森を連れてくる葉っぱに
深呼吸

ヒトハダよりも フタハダの
温かな水で
ふたりぶん

カップは
お気に入りをひとつ ....
{引用=
夜更かしの 扉を開けた 明日という日
重たい まぶたに つっかい棒
ぱちくり ぱちくり
とろ〜ん
とっとっとっ と
言わけの できない にが笑い

{引用=
便箋に 書かれた文字は過ぎた日の
少しだけ
背伸びしてみたかった あのころ

届け忘れて 引き出しの隅っこ
まだ
ドキドキッって している

季節が巡るように 通り過ぎ ....
{引用=思い浮かべるは深い森
私の湖がある
花びらが舞う
夜露に湿る

声に響きになって
私はほどけてゆく}



  オモイ ハ コエノ ヒビキ ト ナッテ 
  ホシ ....
呪文のような傘さして
尖りねずみの胸借りて
赤銅色のポロネーズ
ピアノに乗って踊ります
古いカバンに銀の夢

二口女に見つめられ
魅惑のピアノに
聞き惚れる
25m プール
縁を摑むために泳ぐ

なんて哀しい
泳ぐことは義務でないのに
楽しくて 素敵なことなのに

早く淵にたどり着いて
楽になりたいだけの
泳ぎなんて

 ....
触れ合うためにあるものを
手、と呼ぶのなら
私はいらない
私には
ない

たそがれは穏やかに
その時を待つ
眠れない暗闇と静寂は
心を熟すのではなく
怯えさせるのでもなく
た ....
何か空腹を満たすものはないかと
見上げた空は午後だ
トンビがビルの屋上で踊る


薄色の羽根が舞い散る
猛禽が食らっているのは鳩


同族の羽根の降る中
広場ではポッポーとのんきに ....
中学生のころ
わたしはメガネっ子でした
似合うメガネっ子ならよかったけれど
かなしいことに似合わないメガネっ子
かなしいメガネっ子

コンタクトレンズが
こわくてでもほんとに視力がわるく ....
自分が自分かもしれないことを
思い出すのに時間がかかり
鏡の前で
裸のまま立っていた

自分は
どこにもいないのかもしれなかった



    わんこ ほえる
    ....
あなたはよく熱を出して
自分できづかないでいるので
いつも僕は
こっそりとあなたのひたいをひやす
あなたがきづかないままで
また 
まっしろな
あのベランダに 立てるように


 ....
憧れのフリージアさま

こんにちは
私はカラスノエンドウです

あなたはきれいな名前を持って
あなたはきれいな香りを持って
あなたはきれいな姿を持って
咲いてらっしゃる

{引用= ....
ひがな一日 双眼鏡をひっさげて
人間観察 ならぬ 人生観察
しるぶぷれ?

淫乱で有名な 人気AV女優だって
彼氏からのメールが来なくて 涙する日だってあるんさ

目に映ることだけ 信じ ....
ある広い荒野の一角に象さんの家族が住んでいました。象さん一家は仲良しでした。そして、幸せでした。
 それには訳がありました。先祖代代受け継がれているまあるい形をした石の宝物を大事に拝んでいたから ....
「30になってもお互い一人だったら、結婚しよう」

テレビドラマでよく聞く台詞を残して彼は出ていった。


彼が残していったもの
(わざと置いていったのか・・?)

くさいセリフ
 ....
頭ごなしに
叱られた息子は
カスカスのスポンジになっていた

このままじゃ
乾ききってボロボロになってしまう
絞りすぎてるんだな
反発しようとしてるけれど
ねじられて押しつぶされてる
 ....
    衣擦れの音は
    人の声のようにやさしく
    草の声のようにきびしく
    夜を過ぎる者の足元にからみつく
    あたたかく 目を閉じ
 ....
「おー、よしよし。いいこだねー。
 ムニムニとしておってからに。」

「ぷきゅーう。ぷきゅぷきゅーう♪」


パタパタ…。

もたもた。


ばったばった。

ドッタバッタ。 ....
ねぇジョージ ねぇジョージ
そこのプレッツェルを取ってくれないかしら
そうそこのうんと大きいやつ
プレッツェルは紅茶によくあいますわ

ターバンを巻いたちょっと高価そうな壺をもって貴方は言っ ....
君のいなくなった十月がやってくる
と思い出したその日に
決まって雨が降ったり
風が吹いたりするわけではない
ましてや
今日もまだじっとりするような
暑さの残る日に
君の住む町も同じよ ....
{引用=
どかどかどか
大きな長靴を履いて
うんしょこ
山盛りの くろすけ君のお引越し
来年の今ころは
君のおかげの 花が咲くよ 実がなるよ
どだい
僕だって農家の端くれ
大きなスコ ....
    車道に向かい 身を傾けた

    コンクリートの猫

    雨あがりの光を狩る
    
{引用=

だれ?かれ?それ? の かくれんぼ
おにさん こちら 知ってか 知らずか
普通に時が過ぎて 行く

いつまでたっても見つけられない
失くした何かを捜してる?

夕焼け小焼 ....
    雨ふらす空が
    大きな水に映り
    空ふらす雨が
    大きな水にふる


    おちるのは雨
    おちるのは空
    おちるのは午後

 ....
千波 一也さんの未詩・独白おすすめリスト(706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しあわせ- いとう未詩・独白16*05-10-7
あしたへ- 青色銀河 ...未詩・独白605-10-7
朝の祈り- 未詩・独白13*05-10-5
夕陽と犬と- 未詩・独白7*05-10-4
目覚まし時計- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-3
わたしたちの休日- 未詩・独白6*05-10-2
ティー・タイム- 未詩・独白6*05-10-1
あくる朝- ひより未詩・独白3*05-9-30
一枚の- ひより未詩・独白2*05-9-30
ハミング- 未詩・独白6*05-9-29
誘惑- あおば未詩・独白2*05-9-29
哀しい水泳- 蒼木りん未詩・独白7*05-9-28
魂のたそがれ- いとう未詩・独白16*05-9-28
鳩降る広場で- たりぽん ...未詩・独白5*05-9-27
めんこい。- 未詩・独白13*05-9-27
観察報告- 木立 悟未詩・独白405-9-26
平熱の朝- はな 未詩・独白18*05-9-26
フリージアさんへ- 未詩・独白5*05-9-26
凱旋門を目の前にせんべいをかじる。- 仲本いす ...未詩・独白5*05-9-25
象さんの宝物(童話)- 炭本 樹 ...未詩・独白1*05-9-25
バカとトランクス- 未詩・独白1*05-9-25
スポンジ息子- 蒼木りん未詩・独白305-9-24
ノート(38Y・2.11)- 木立 悟未詩・独白305-9-23
幸せの図- アザラシ ...未詩・独白9*05-9-22
プレッツェルをのどに詰まらせてたもれ- 仲本いす ...未詩・独白4*05-9-19
草とフェンス- AB(な ...未詩・独白605-9-19
ほほ笑んで- ひより未詩・独白3*05-9-19
ノート(37Y・9.24)- 木立 悟未詩・独白405-9-19
かくれんぼ- ひより未詩・独白2*05-9-17
ノート(37Y・12.6)- 木立 悟未詩・独白805-9-17

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