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ふと
雲に隠れたオリオンの

それは
燃え尽きたように思われた



濃い
紅茶に落ちた
黒砂糖
それは
溶け尽きたように思われた


あなたが
発していた言 ....
石がゴロゴロの川岸で
ひとりでバーベキュー

水はタンクでどのくらい
鉄板と網と
トングと
あれとこれ

そんな非現実的なこと
非実現的なこと

準備から後片付けまでを
目を閉 ....
青い檸檬は
いつかは
黄色くなるんだろうか

低い鼻なのに
鼻先が冷たくなるのは
何でなんだろう

金の亡者になった頃
何不自由しなくなるのかもしれない

教訓は
身に凍み込む ....
雨が降る、
眼に見えないほどの雨が、
音もなく、赤い橋を濡らし、
ゆるやかに流れる川面をやさしく打つ
雨は街灯を濡らし、アスファルトを濡らし、
橋の上をゆく人々の姿を、
灰色の影で覆い隠す ....
ある朝、
よく晴れた寒い朝、
私は駅に降り立った、
はるか東から、夜行列車に乗って
この街にたどり着いた


私は探していた、
かつて置き去りにしたものを、
もう何年も前から見ていな ....
猫はネズミを捕る
と決まっているわけでもないだろうに
きみときたらネズミをくわえて
クリスマスには早いわたしの枕元
スズメの時もあれば
夏にはカエルだったね
食べる為ではなさそうだけど
 ....
琥珀の火の酒を
舌から喉の奥に流し込み
血液に乗せれば
私の身体は
いつでも燃える
青い炎になって

すでに
燃えているのだろう
熱い身体を
シーツの上に横たえたら
あなたごと
 ....
私の髪は切られずに

毎日伸びつづけるのだった

毎日抜けるのだった

甘いりんごパイとともに

夜更けのコーヒーとともに

同居人の寝息

確認して

そっとほっとする
 ....
ららら月曜日
水草に こっそり つぶつぶの朝
金魚さん 卵を生みました。
。.

お母さんとお父さんは 大きなお家で あなたを待ってるって

・・
2日め
お ....
夕陽の色を集めれば
溶かせたでしょうか


旅行く雲に焦点を結べば
胸に焼き付くでしょうか


風に吹かれる風車も
いつか飛ぼうとするように


いつまでも見つめているだけでは ....
立ち去った形跡を残すためなのか

かんだ鼻紙を一つ置いていくのはよしておくれよ

今日これで2度目だよ


道に迷わないためとは考えられない

だって家の中に一粒ずつ鼻紙が

ち ....
雪が降って 真っ白になった。今年は 暖かな冬だといいのになぁ.。
いつもより遅い訪れ 根雪にはならなかった今日の日に ほっとするのは
わたしだけなのかな?
過ぎて行く日々に 寒さも 厳しさも迎え ....
陽は 時折り射して 窓辺には秋の花を置いて

見ています

それは 低く通り過ぎてゆくので
花は おじぎをしては 見上げるのですけれども
丁寧に また おじぎをします

暮れてゆきます ....
おっぱいの先の
乳首は不思議だ
「乳首を見くびって」というフレーズを
産んだ男はスケベだ
いや、すべての男が
おっぱいばんざい!

ふくらみを持つ
女は不思議だ
ふくらみの先の
乳 ....
うたをぬすむことは
できない

せかいをぬすむことが
できないように

また
うしなわれたいのちを
ぬすむことが
できないように

ぬすむことが
できるのは
ほんのささいな
 ....
3列にお並び下さい
3列に並んで到着をお待ち下さい
3列目のお客様には特別の駆け込み乗車を差し上げますから
到着するまでは静かにお待ち下さい
殺風景な
公園前派出所にも
桜の花を飾る皆 ....
なつかしいかいがらに
つめこまれた やみのなかで
いまも おまえは
うたっている

しろいほねのうた
うたっている

わたし わたしは
だれですか

おまえ おまえは
どこにい ....
知っているのですか
あなたと
わたしが
手を合わせる
その意味を

つなぐ、と
つながれる、の
隔たりをあなたは
まるで何も
知らないかのように

この寂しさを
知ってくださ ....
小学2年生の時だと思うけど
ずいぶん前のことだから
1年くらいは違っていて
3年生の時かも知れない

初夏のある日
国語の時間に先生が
詩を書いて下さいと
おっしゃった
 ....
ゆうべ見た
夢の話を

最後まで聞いてくれること
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように

かなしいとか
なみだとか
そんなも ....
『頑張れ』は
嫌われる言葉となって久しい

わたしは情けない人間である故
毎朝『頑張れ、頑張れ、頑張れ、、』とつぶやく

情けなくても
まだ生きなければならない

また
おいしいも ....
己に酔って
緑に心を晒した男が
緑に穿たれ 散ってゆく



雨に打たれ
あとかたもなく
虚ろな道に 消えてゆく



おまえのなかに獣はいない
おまえのなか ....
とまらないからすすめ
ねてもさめても
明日という日を迎え
生きている
幸せなわたし
そう思える
わたしで居たい

かと言って
迎える事の出来ない日々も
わたしは知っている

と ....
 
{引用=冬}

一月
夢から覚めた
中世の僧たちが
山の僧院から
列をなして
出てくるところだった
杖を突きながら
歩いていた
暗く



葬列
そのもの ....
晴れたら散歩しようね

いつの日か君の事が
まぶしくて仕方なくなったら
そこにはもう
ぷりちぃ・ううまんはいない
のだろうな

チャルメラや焼き芋屋さんなんか
の声が夜に響き渡ると
 ....
第1章 『世界にひとつだけのラムチョップ』

とあるところに、とてもとてもラムチョップが盛んに食されている村があった
ラムチョップ畑、ラムチョップの滝、ラムチョップショッピングモール。
とにか ....
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない

また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ....
枕のなかに棲む魚が
ゆうるりとからだを波打たせている
何の音もたてることなく
ただ端から端へと動いている



わたしは魚が静まるのを待ち
左向きに頭をのせる
魚はい ....
しめしめと
詩を書いてみる

なるほど
ひとりの夜にすることじゃない

ついでに曲などつけてみる
じゃかじゃ〜ん
ってさ

ふう
ふられた夜にすることじゃあない

って
こ ....
千波 一也さんの未詩・独白おすすめリスト(706)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
燃え尽きたように思われた- フユナ未詩・独白305-12-1
バーベキュー- 蒼木りん未詩・独白205-11-29
青い檸檬- 蒼木りん未詩・独白605-11-29
passion- 安部行人未詩・独白205-11-28
indeference- 安部行人未詩・独白205-11-28
猫と鈴- LEO未詩・独白6*05-11-28
火の酒- 蒼木りん未詩・独白205-11-24
夜更け- 蒼木りん未詩・独白305-11-24
観察日記- ひより未詩・独白10*05-11-22
初めての、そして遠い- たりぽん ...未詩・独白7*05-11-22
神田華神さん- アザラシ ...未詩・独白4*05-11-20
味噌煮込み饂飩が恋しい季節です- ひより未詩・独白8*05-11-20
陽は暮れて_みかん- ひより未詩・独白4*05-11-20
おっぱい- いとう未詩・独白12*05-11-19
ぬすむ- こむ未詩・独白3*05-11-19
3列に- あおば未詩・独白3*05-11-16
いまも- こむ未詩・独白2*05-11-15
優しい機械- いとう未詩・独白14*05-11-13
ポエム・ミーツ・ミー- あおば未詩・独白6*05-11-12
こんなふうにしてあいを確認してきたよ- umineko未詩・独白6*05-11-11
僕たちはいつも独りで- いとう未詩・独白3205-11-9
頑張れ- 蒼木りん未詩・独白605-11-8
ノート(緑と雨)- 木立 悟未詩・独白5*05-11-4
とまらない幸せ- ひより未詩・独白11*05-11-4
四季- 渡邉建志未詩・独白9*05-11-3
ぷりちぃ・ううまん- AB(な ...未詩・独白105-11-3
ラムチョップのおはなし。- 仲本いす ...未詩・独白4*05-11-2
うつわ- こむ未詩・独白4*05-11-2
ノート(枕魚)- 木立 悟未詩・独白1105-11-1
この馬鹿野郎!- AB(な ...未詩・独白205-10-31

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