賞味期限のきれたストロベリージャム。
微熱の死骸。
口の周りをてらてらとした糖分で汚す。 ....
両手で涙の濃度を測る
海のように青ければ
静に底に沈めて
波を立てるのは
好ましくないよ
....
胸に痛みが走ります
もうすぐ人間になるのかな
それともあの空の星屑に
今日こそなれるのかな
....
雨の日は虹の七色探索す。ポスト、au、ロフトにハンズ。
この感じ、そう、これ、
どこかにしまった
この感じ、そう、これ
....
薄皮に甘露の珠をしたたらせ揺れては誘う双子の果実
帽子つけ鏡の国へ向かうのはアリスじゃないよ
....
心の中 見え隠れする
過去と 未来
ときどき 振り返り
顏が あかくなるような
あの時 ....
だいたいは同じ形の
だいたいは同じ色をした
少しずつ違う大きさのものを
中心から外へと
....
男にも、子宮はあるのだ
女もそこに潜り込んで誕生以前の惰眠に依拠したい
ところが男は神でなく、王 ....
荒川静香が金メダルをとったのは
四年まえになるのか
もっとまえのような気がする
CDTVで20 ....
北風を歩く麦の穂影こぼし月なき夜の炭水化物
ふくろうは鳴かぬか檻に閉ざされし脳という名の北辺の森
....
生きてる
つもり
呼吸してる
はず
働いて
働いて
自分を切り売り
な ....
ランを買いました
ランを買ってもらいました
薔薇はまだひとつ咲き残ったので
手ごろだったラ ....
その不在に色をつけるとしたら
幼くなった水色の光
色あせることはないけれど
....
わたしは蓋をしめていた
あきっぱなしのものを見てしまうと
得体の知れない
なにかが
侵 ....
電線の向こうの 屋根の向こうに
夕陽が沈む
新聞配達のエンジン音が
近づいて また遠ざか ....
体温ほどのとろ火で
もうずっと煮つめ合っている
女はなんどめかの
ケイレンでお腹を震わせていた ....
夏の正午に駅が沈む
誰かが思い出さなければ
なくなってしまうかのように
向日葵 ....
{引用=
球体の遠心力が
技巧的な楽器の音のようにかき消えていった
技巧ではいつも歯が立たない ....
シナプスたちのように、うごきあい、点滅する
地上の生きた星たち
今日もどんなかんきょうにあろうと ....
◆仄暗い図書館で凡ての文字が魔法のように、炎となった。本質的に材木(materia)を意味する材質が ....
街には朱色の
とげがひとつ刺さり
血には白い
ラインが通っている
じっとして ....
きみがついた嘘で誰かが傷つくよりも
きみのほうが誰よりも傷ついている
ながい時間をかけて手に ....
母に似た 痩せた女を 抱いた後 髪を撫でられ 眠りに堕ちた
冬はいってしまうの?
私のそばから
生まれたがってる花に
きいて今朝のふくらみは
い ....
隣で「楽しいね」と言われるとすこしせつなくなる
「うん」と言った自分の笑顔は不自然ではなかっただろ ....
(なぜ僕は泣いているんだろ)
バケツやホウキを見て
なぜ僕は泣いているんだろ ....
イジケタ小さな心を まき散らしても
何かを変える事など出来ぬ
魂の固まりをブツけろ ....
見えなくてすんだまなこをひと晩で開けたあなたの 眼をえぐりたい
....
砂漠の挨拶は 『毒虫さえ 愛しくなる』
シャーマンの言葉は
南中へ向かえ 宇宙 ....
{引用=
木洩れ日おちる
春の小道
端はにゆれる
野の草の
やわらかな
つややかな
....
寝すぎちまった朝に
晴れわたってる空に
妙な幸福を感じながら
一杯のコーヒーが
いつになく苦 ....
暗やみの道の途中にぽつぽつと火が{ルビ焚=た}かれている道しるべだろう
そもそもギャル男って呼ばれんのが好きじゃねーんだぁー。なんかギャル男って響きがギャルありきみたいじ ....
ことば がおちてきて
かんじょう でふみかためた
のせたいぶんのきもち を
し ....
{引用=
いつまで ここで
こうしていられる
ましろいはこにわ
おたがいのわいしょうなじ ....
空が鏡なのか
海が鏡なのか
そのどっちにも人間はいない
心が笑うのか
笑わ ....
ミッドタウンのクラブに思える
カメラマンや
青いライブハウスの壁として見つめれば
サファイヤ色 ....
苦しい
辛い
苦しい
つまらない
話し相手が
いない
遊びがない
楽しみがない
....
奇数行 祐緋
偶数行 まどろむ海月
{引用= ....
二人並んで座る防波堤
絶え間無く続く刹那を
思いつきのお話に変えて
僕達は時を過ごした
....
さあ 泣きなさい
ここなら涙も見えぬから
(赤い目元は見ないであげよう)
....
叶わなくてもけして
忘れられない
行方を失ったものばかり
歩道のコンクリートブロックに
しみ ....
難しい言葉は、だいたい忘れた
少しずつ、人間が好きになってきた
飛べなくてもいいや ....
2010年2月21日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
CALLME
ねことら
自由詩
1
10-2-21 23:51
海
ミツバチ
自由詩
6*
10-2-21 23:50
胸の痛み
朧月
自由詩
3
10-2-21 23:16
Symbol Color
ことり ま菜
短歌
5*
10-2-21 23:05
世界
ハツ
自由詩
0
10-2-21 22:11
プライベート・ワンダーランド
紅林
短歌
3*
10-2-21 21:38
過去と未来
鈴鈴
自由詩
3*
10-2-21 21:34
薔薇のエスキース
小池房枝
自由詩
5
10-2-21 21:33
ゼウスの腹
salco
自由詩
2
10-2-21 21:02
痛みを探していた
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1*
10-2-21 20:56
からっぽ
salco
短歌
5
10-2-21 20:43
うしろ手
寒雪
自由詩
2
10-2-21 20:15
シンビジューム、心皮の神秘
海里
自由詩
1
10-2-21 20:04
miss
mayaco
自由詩
2
10-2-21 19:59
蓋をしめる
窓枠
自由詩
11*
10-2-21 19:58
ラブレター
アマメ庵
自由詩
2
10-2-21 19:22
仮題心中
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
10-2-21 18:10
秘密
たもつ
自由詩
9
10-2-21 17:26
アレクサンドラの撤退/加工技術について
真島正人
自由詩
3*
10-2-21 15:04
真昼の流星
唐草フウ
自由詩
13*
10-2-21 14:50
Bibliotheke
10010
自由詩
3
10-2-21 13:42
東京
吉岡ペペロ
自由詩
6
10-2-21 13:19
ふるえる肩につもる雪
永島大輔
自由詩
0
10-2-21 12:55
Lullaby
ハイドパーク
短歌
5*
10-2-21 12:25
春告げの音
朧月
自由詩
4
10-2-21 11:18
我儘
一華
自由詩
2
10-2-21 11:17
雪だるま
……とある蛙
自由詩
11*
10-2-21 11:08
生きる意味とは
蒲生万寿
自由詩
0*
10-2-21 10:18
め
紅林
短歌
2
10-2-21 8:44
眠りの子は/詩片/乾いた海のような/詩片を好んだ
ヨルノテガム
自由詩
0
10-2-21 8:08
きみのかわりに綴る
高梁サトル
自由詩
9*
10-2-21 7:12
神様の慣性
within
自由詩
9*
10-2-21 6:59
火
sh
短歌
3*
10-2-21 6:29
運命と輪廻
光井 新
自由詩
2
10-2-21 4:41
ことわたり
怠怠おこじょ
自由詩
2
10-2-21 3:17
_
鎖骨
自由詩
3
10-2-21 3:14
空
Ohatu
自由詩
1
10-2-21 2:24
ブルータス
番田
自由詩
0
10-2-21 1:53
fool on the hill
ペポパンプ
自由詩
4*
10-2-21 1:22
交錯詩(重奏詩)「星欄干 — あなたと私」祐緋&まどろむ海月
まどろむ海月
自由詩
5*
10-2-21 1:00
それは昔に
15フィール...
自由詩
1*
10-2-21 0:54
海底
一酸化炭素
自由詩
0
10-2-21 0:47
すきま、しみこませて
たりぽん(大...
自由詩
5
10-2-21 0:24
鳥
Ohatu
自由詩
0
10-2-21 0:12
加筆訂正:
恋の後引き
/
番田
[00:59]
バンビーナ
44rows, 1.04sec.