その手を離さないで

今の僕は放たれて
たちまち空に
吸い込まれてゆく風船で

空の奥の ....
ニュートンは言う
僕らの足には見えない枷があるのだと
空を飛ぶ鳥にも
鮮やかに実るリンゴにも
 ....
夕闇を 抱きかかえてる 野良猫を 手懐けられず 舌打ちひとつ



都合良く 甘美な声で す ....
息継ぎするタイミングを失って
無意識に歩道から乗り出した体
クラクション慣らして通り過ぎる車
 ....
下腹部から
そうっと
体の稜線
指でなぞりながら
あなたのことを考える
そうすると
体の ....
早足の私に

木々が

傘をさし


拡散していくその意思という名の、それがそれがそれがそれがそれが拡散、

肥大していくその ....
枯れるほど、流した涙。

そのはずなのに、何でまた流れるの。

なみだ。

僕の血や、体 ....

家にこもっていることが多くなり
気分転換に飛行場まで車を走らせた

ちょっと離れた駐車場に ....
思考の中の四次元空間
風と雨の中に
滲んだ映像の竜が
思考の中心から紡ぎ出される。

雲間 ....


シロナガスクジラの親子そして僕、だれもが青い星の旅人

「花火」

行列を作って
並んだあの時
僕と君は
話をしながら
とろとろと進む列の
後 ....

   夫が言った。
  「今年のバレンタインは、なしでよろしく。
   おかえしが面倒だから ....
みずすましが
水を滑る
虫の比重は
水より軽い

あなたの舌が
私を滑る
あなたの声は ....
失敗したことのひとつひとつに
ラップをかけて冷蔵庫にいれる
だって 乾いてしまうから

何度 ....
人はだれも
こだわりを
持っている
ただ表現するか
どうかである。

自分の存在意義を
 ....
目には
まぶたがあって閉じることもできるのに
耳にはないね

目はよほど
脳にとっては過負 ....
ちいさな孤独に

ぼくのこえ、届いていますか

木琴ほどのため息に

ぼくのおおげさ、届 ....
雪の中を
雪ウサギは
穴から
飛び出し
走り回っている

鼻を
ぴくぴくさせながら
 ....
目を
閉じて
少女は
オカリナを鳴らす

誰かを
思い出してる

ひとつ
ひとつ
 ....

水は雨になって大地を潤し

渓流は楽器になって

疲れたこころを癒します


渇い ....
畑の道を
夏の
暑い日に
懐中電灯を
照らしながら
歩きました

蛍が
あちら
こ ....




書き加えられつづける一枚の絵
壁の裏側 震える黄金
穂を渡る火
羽の業を見すえ ....

パピヨン。
華の世界を。求めて。飛び回る。
紅い。蜘蛛の糸。に囲まれた。夜の華。
満月から ....
  *

それなりの道具を使い
ぐっすりと眠るだけの
疲れがあった
遠き日の村境
名もな ....
心を病んでいる状態という状態がこの世には存在する。
精神疾患であり、社会不適合者である俺の速度を殺 ....
ずきずき痛む頭痛の持ち主が牧場に出向いたんです。
そうすれば自分を含め何もかもがわかると思ったん ....
{引用=

海をぬけると…
ここは、違う国
この世界に一つだけ、二人だけの

バレンタイ ....
ああ、何と美しい光景でしょう。野の獣道を突っ切っていった先、その川べりには、
誰も踏み込むことのな ....
こなさめ
ゆきさめ
こなゆき
ささめ
めざめてみればそとはゆき

こなさめ
ゆきさめ
 ....
赤信号を前に、どうして僕は渡らなかったのだろう

考動と行動が、一致しなかった僕がいる


 ....
孤独という
張り詰めながら、それでもたゆたうこのことばは
いったいどこからお出ましになって
こ ....
銀のトレイン
夜を切り開いてゆく
その中で
静かな
穏やかな
フィルムをめくると
繊細な ....
もうすぐ
何も書けなくなるかもしれない
春の暁を迎えることもなく
散っていく
桜の木の下で眠 ....
ケイタイがきゅうに圏外になった

宇宙でなにかが起こっているのだ

いや、宇宙ではいつもなにかが起こ ....
空洞に

愛嬌の虹をかけて

熱い思いの真摯を流し込む


火傷しながら 冷え冷えと凍 ....
うわきしました浮気しました
だからなんどもわかれましただから何度も別れました
なんども何度も
 ....
 
 
あの日の雨が
まだ降りつづけている

ぼくはきみの
短い小指を思い出し
きみは ....
{引用=
ごらんよ、僕たちの家が燃えている
帰る場所を失くした孤児は、何処へ向かうのだろうね
 ....
窓枠に浮き立つ綿毛雪の空


石光る体に苦しい希望の灯
君は何もするな
消え去ることのない手に希望を抱いてほしい

どこかへ手を伸ばそうとしてはいけな ....
祭ばやしで溢れている日本だ
生活することなど偉くはないということを 変わり者として
偉人に一通の ....


私を降ろしたあの汽車は
星の路へと駆け上がる

手には破られた乗車券
夢を追うことに ....
 
別に誰だって良いの
あなたじゃなくたってね
 
わたしを
必要としてくれるなら
誰で ....
こいびとを
産み忘れた夜に
こいびとは
お腹をだして
口をくちゅくちゅ
頭が
ごとり
 ....

横断歩道の黒白正しく踏み分けていくように押す部屋番号「206」


無機質なふりして並ぶ玄 ....
売れないホスト、ジョージが気がかりな夢から覚めると、彼は一体の巨大なマグロになっていた。
ただのマ ....

成長したい
の 後に
変化したい
と 付け加えると
それはもう私の拒絶になるのだそ ....
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2010年2月13日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リセット願望 弐kauzak自由詩5*10-2-13 23:46
antiOz自由詩110-2-13 23:38
ミツバチ短歌6*10-2-13 23:30
1486 1...自由詩1*10-2-13 23:23
胸に溜まるチアーヌ自由詩110-2-13 23:09
帰り道ハツ川柳010-2-13 22:13
自由詩210-2-13 21:55
なみだ。狠志自由詩210-2-13 21:25
飛行場ありす自由詩310-2-13 21:14
コマと竜……とある蛙自由詩6*10-2-13 20:57
たびびとことり ま菜短歌410-2-13 20:41
『花火』 連詩 果音様&ペポパンプ合作ペポパンプ自由詩8*10-2-13 20:20
バレンタイン・イブ逢坂桜自由詩6*10-2-13 20:08
比重uminek...自由詩10*10-2-13 20:07
大きめ朧月自由詩410-2-13 20:04
公共の福祉ってなんだペポパンプ自由詩5*10-2-13 19:55
地球外詩的生命体探査計画海里自由詩210-2-13 18:09
喜怒哀楽のない宇宙吉岡ペペロ自由詩610-2-13 17:38
雪うさぎそよ風さん自由詩7*10-2-13 17:02
オカリナ自由詩6*10-2-13 16:58
みずまくら自由詩510-2-13 16:57
ほたるそよ風さん自由詩1*10-2-13 16:54
冬と歩木立 悟自由詩210-2-13 15:34
パピヨン乱太郎自由詩6*10-2-13 14:09
収穫合歓木自由詩210-2-13 13:50
自分の内臓を穿つ神話散布すべき薬...散文(批評...2*10-2-13 13:37
僕達のシンプルなホミサイド(を殺せ)、友好神話と、静かで整然とした暴力による統率の鎹散文(批評...010-2-13 13:35
St.Valentine月乃助自由詩9*10-2-13 13:04
あの美しくも誰もいない川べりへ五十里 久図自由詩210-2-13 12:03
積み木野海里自由詩310-2-13 11:36
公道にて邦秋自由詩1*10-2-13 10:44
個と孤因子自由詩110-2-13 10:21
ぼたんたちばなまこ...自由詩710-2-13 9:40
翳りゆく線路within自由詩7*10-2-13 4:09
宇宙がそれを許しはしない吉岡ペペロ携帯写真+...310-2-13 3:29
weakkneedゆびのおと自由詩2*10-2-13 3:14
浮気しました吉岡ペペロ自由詩210-2-13 2:42
雨が透明なのは思い出だから小川 葉自由詩210-2-13 2:02
毒見役としての僕の為に高梁サトル自由詩6*10-2-13 1:42
2月番田 俳句1*10-2-13 1:22
希望の日自由詩310-2-13 1:20
12チャンネル自由詩010-2-13 1:19
夜汽車三奈自由詩6*10-2-13 1:18
誰彼構わず次元☆★自由詩210-2-13 1:14
モーブイシダユーリ自由詩410-2-13 0:19
下手なキス、して。Rin.短歌1410-2-13 0:10
ジョージのニオイあしゅりん自由詩0*10-2-13 0:01
壊れたくて乞われたくてコワ(レタ)イノなき自由詩2*10-2-13 0:00

加筆訂正:
サイレン/sh[07:10]
タイトルを付けました。
48rows, 1.05sec.