僕達のシンプルなホミサイド(を殺せ)、友好神話と、静かで整然とした暴力による統率の鎹
散布すべき薬物の所持2

ずきずき痛む頭痛の持ち主が牧場に出向いたんです。
そうすれば自分を含め何もかもがわかると思ったんです。
牧場はまるで資本主義です。「民主主義って言ってみろ、豚野郎。」
レペセンスト、ドラッグを一日に10錠は軽く摂取しているのです。
頭が痛い、ずきずきと痛む、骨の影響か?否か?
いいや、彼らはもちろんアヴェンジと、アヴェンジ!と叫ぶのです、
右翼だ、左翼だ、中堅だ、レフトだ、ライトだ、センターだ、
と夏の日の思い出、暑い日に焼けたクルーなんです、多分。
それはともかく牧場なんですが、
ワタクシの予知であるかのごとく、共食いの乱気流です。

牧場を出ると、明日には加工された肉になり、
コンビーフ状の液体が流動食として各ご家庭に散布されるのです。
それをみて、彼らも
「やつの肉だろうか」
「やつの肉かもしれない」
「ええいとにかく食べてしまえ」
「我々は腹が減っているのだ」
「歯茎が下がっているのだ」
「歯周病だ!」
「歯槽膿漏だ!」
「床下浸水!」
「月面基地!」
と云った具合で物事を進めようとサンパイ(発音のまま)しているのです。

ワタクシは絶望の余りに発狂しているのです。



資本主義だから全員死ぬのですか?
民主主義は豚ですか?
平和な状態とは如何なる物ですか?
魚を焼いている時に嘆く貴方は卵を白米にかけるのですか?
かきまぜるのですか?
醤油は大豆が原料ですか?
死ぬことで楽になるのですか?(いいえ、刹那です)
運んでしまったら位置エネルギーは事後ですか?
もう私には何もわかりません。(了)


散文(批評随筆小説等) 僕達のシンプルなホミサイド(を殺せ)、友好神話と、静かで整然とした暴力による統率の鎹 Copyright 散布すべき薬物の所持2 2010-02-13 13:35:04
notebook Home 戻る  過去 未来