スレッドの書き込みログ
すべての書き込みログ

[15]田代深子[2011 09/16 00:01]
……はいっ! 時間切れです!
もーしわけなーい
またそのうち続きを書きます
さて 今年もご参加ありがとうございました
また来年もたぶんやります そのときまたよろしく
それではみなさん ごきげんよう!
[14]田代深子[2011 09/15 23:58]
ガルシア・マルケス『百年の孤独』
最初に読んだのは、おそらく20年ほど前である。
最後に死んだ赤ん坊が蟻の群れに運ばれていくところ、南米の森に閉ざされた集落のやかましい明るさと蒸し暑さ、などが印象として残っているばかり。読み返しはじめて驚いた私は家人に「これすごい、マジすごいって」と、それこそ23歳の若者のように口走っていた。
百年にわたる一族の物語。マコンドという土地を切り拓いたホセ・アルカディオ・ブエンディーアに始まり、6世代目として生まれマコンドの消滅と共に死ぬ運命の赤ん坊にいたるまで、一族の者たちがさまざまに生きて死ぬ。
百年というのはとても長いようで、じつは人ひとりの人生程度の長さであることがよく解る。宗主の妻、一族の母ウルスラは、5世代目が大きくなるまで生きていた。中世さながらの隠れ里に「外界の文明」を連れてきた彼女は、マコンドが電気や電車で徐々にふくれあがり、息子や孫たちを内乱や権力に奪われ殺されるのを目撃し、自身とマコンドの収縮を長々とあじわってから死んだ。「聖週間の木曜日の朝、ウルスラは息を引き取った。」とあるのは、307総ページ中の256ページ目。
[13]田代深子[2011 09/15 23:05]
ほんとにすっかり夏休み状態だったスレオペ
もーーーしわけなーい!
しかしみなさまの感想文 ちゃんと読ませていただきました
あいがとうございます
さすが23歳以上 みんな選ぶところがシブいなぁ
で かく言うスレオペの感想文がまだ未提出なのですが
夏休みの宿題ですからね! ぎりぎりで!
…いまから1時間 書けるところまで書いて
そんでアップしてから
このスレッドを過去スレに収納することとします
ではいざ
[11]mizu K[2011 09/14 03:47]
>>5 奥主さん
ウェストールはすこし読んだことあります。おなじく『かかし』が初めてだったかな。あと『ブラッカムの爆撃機』も。ベネッセのこのシリーズは良作が多かったような(うろおぼえですが)。『海辺の王国』は読んだことないのです。機会を見つけて。いつか。
『ブラッカム - 』は某ジブリの監督氏がはたらきかけて新装版が出てるみたいですねー。
http://book.asahi.com/clip/TKY200610110249.html
イメージが固定されるかな、と思って読んでないのですが、飛行機の解説などあるみたいなのでそれはちょっと見てみたいかも、と思いつつ今に至ってます。
[10]mizu K[2011 09/14 03:43]★3
チェーホフ『かき』(『カシタンカ・ねむい 他7篇』 神西清・訳 岩波文庫 2008.に所収)
「柿」と思っていたら、「カキ(牡蠣)」の話。
カキのおいしい食べ方といえば、と思いめぐらしてみると、だいたいカキフライとカキ鍋あたりがまずうかんできます。フライがとにかく、おいしい。鍋にしても、やっぱりおいしい。口に入れたときのプリッとした弾力だとか、その後のじゅわじゅわーと広がるジューシーかつクリーミーかつ濃厚な味とか、それでいてちりっときて少し舌にざらつく苦みがこれまたよくて、口の中をやけどしそうになりつつも、はふはふと、ついつい箸が止まらず食べ過ぎる、ということも。ああよだれが。
...
[9]深水遊脚[2011 09/12 18:18]★4
かっこ悪さは強さ (『一茶』藤沢周平著 を読んで)
誰かの生き方に対する評価は、その人自身にも、他人にも分からない。後世の歴史家に評価を委ねようとすれば余計に大事な部分は抜け落ちてしまうかもしれない。何かが欠け、何かが過度に強調される他人の評価は(異なる時点からの自己評価でさえも)、数を集めて相互に補い合わないと、評価対象の人に対するひどい誤解をもたらすことになる。結局のところ評価は役に立たず、人はただその時々を懸命に生き抜くしかない。
小林一茶については人間味のある作風、子供や小動物に対する慈しみの感じられる句に定評がある一方で、遺産相続の際の強引な交渉、歳をとってから娶った妻との貪...
[8]ふるる[2011 09/07 00:01]★2
『いい子は家で』青木 淳悟著を読んで
最近評判のいい『私のいない高校』が図書館の順番待ちで借りられないので、同じ作家のを借りて読んでみました。
これは・・・・いい!
保坂和志とガルシア・マルケスとジャン・フィリップ・トゥーサンを足して割ったような感じ。語り手のあやふやさ、視点の留まらなさ、日常のどうでもよさげなことを延々と語り続けるしょうもない面白さ。
『いい子は家で』も他の短編も、ただ、家族がうざいんだわ〜みたいなことが書いてあるだけ。でも、その書き方が上手いというか可笑しい。たとえばガルシア・マルケスの『族長の秋』ですと、一体誰がこんなに細かいことまで嘘だかほんとだかわか...
[7]ガリアーノ[2011 09/04 23:02]★2
夢野久作「犬神博士」を読んで
夢野久作は、気になりながらずっと手を付けずにいた作家でした。「ドグラ・マグラ」や「少女地獄」が有名だとは知りながらも「犬神博士」に手を付けました。気負いがなくて済むような気がしたからです。
恐らく一番有名であろう「ドグラ・マグラ」が「三度読み終えたものは必ず発狂する」「三大奇書の一つ」等と謳われていることが意識の片隅にあったため、どうしても身構えてしまいました。しかし読み始めると驚くほどすいすい読み進めることが出来ました。言葉遣いの古さにさして時代を感じさせない、シャープな文体についページを繰る手が進みました。
要するにこれは、マイノリティの物語です。マイノリ...
[4]AB(なかほど)[2011 08/31 17:49]★1
ジュール・ベルヌ、手塚伸一 訳「気球に乗って五週間」を読んで
作者の初めての冒険ものとされていますが、のちの作品、とくに「八十日間世界一周」でも出てくるような気真面目なイギリス人主人公が、緻密な計画を立て、常人であれば困難と思われる冒険を乗り越えて帰国するという得意なストーリーが展開されています。「海底2万マイル」や「地底旅行」、「月世界旅行」ほどは有名でもないし、飛行機がこれだけ飛び交って地球が小さくなってしまった現代で、気球はそれほどワクワクできるものではないかもしれない。というわけで子供が読んでくれないので、お父さんが手にとって読みました。正直なところ読んで楽しいのは後々の作品群です...
[3]田代深子[2011 08/16 14:31]
『ぼくらは海へ』は誰もいない小学校の図書館で机の上に寝そべって読んだ本のひとつです。しかもそのタイトルを知らないまま、30年ほど過ぎても忘れがたく、なんと昨年あたりにこのフォーラムで他の方から教えていただいたのでした。それだけの印象にたがわず評価も高いようです。今になって本を手に入れることができ、うれしいような、おぼろげな記憶と謎がなつかしいような。
[2]はだいろ[2011 08/15 21:13]★4
那須正幹「ぼくらは海へ」を読んで
考えてみると、子供のころから、好きな場所は、ずっと、本屋さんと、公園。本屋さんにいれば、いつも幸せ、疲れたら、公園の日陰へ行くだけ。そうならば、いっそ本屋さんになろうと、どうして思わなかったのだろうと、ふしぎだけれど、お客さんでいることの幸せを失いたくなかったのかもしれない。
だから、素敵な本屋さんが、近所にあることほど、嬉しいことはなく、今回紹介する那須正幹の「ぼくらは海へ」という恐るべき少年小説は、千駄木の往来堂書店の「D坂文庫」という企画のなかで、紹介されていたので、ぼくも手に取った一冊です。(もちろん、D坂というのは、乱歩の団子坂のことです。)たし...
[1]田代深子[2011 08/07 14:51]★1
2011年夏休み。今年もよろしくお願いします。
参考用に、昨年のスレッドはこちら。
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=216237