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ムーミンを 見ながら洗濯 たたむ日々 
なってみたいな ムーミンママに
喪の色を 深く染めにし 春の雨 褒められし 叱られしこと 思いだす
深夜の病棟 祖父の横顔
耳をすませてみてよ
聞こえるかい ギターの絃のはじける音
シンセサイザーの 機械的に透明な音
地を這っていくような 重たいベース
いくつも重なり合うドラムの心拍数
張り上げたボーカルの肉声
 ....
tiny boy 笑っておくれよ
どうせ石ころ同然の人生さ
1ペニーの価値もない

tiny girl 笑っておくれよ
どうせごみ同然の人生さ
1ペニーの価値もない

イーストエンドで ....
天国から地獄
たった一日のうちに
よくもまぁ これほど浮き沈みできるものね

楽しかった時間も
幸せな気分も
たった一つの悲しいことに
覆い隠されてしまった

もったいないと思う
 ....
心が干からびる前に
できることはあっただろうか?
言葉を失くしてしまう前に
言うべきことはあっただろうか?

伸ばした手は虚空をつかむ
無数の手が天に伸ばされる
それぞれの手は繋がること ....
町の人は言った
「女の子は宝石が好きなのよ」

今日も行商人の男が
小さな宝石を売りに来る

娘たちは彼を囲み
一つ一つ宝石を手に取って
ため息をつきながら
金持ちが買って行くのを見 ....
強くなりたいと歌うのも疲れたよ
強いと称えられる人も 結局弱くて
強いと思い込んでいる人は 弱さを知らないだけ

大人になれば 少しは変わると
たしかに 信じた時もあった
いつからか 気づ ....
わたしをころしたのはなに?
わたしをころしたのはだれ?

おおくのしがらみが
たくさんのひとのおもわくが
わたしをころしつづけた

かこはけせない
いまのわたしは ころされたわたしをお ....
夜明け前の6時、トイレに行った凪は、喉もかわいていて、
台所にお茶を飲みに行った。
すると、カサカサカサカサと耳慣れた音が聞こえる。
ハッとしてリビングに飛び込むと、そこには大福がホタホタと歩い ....
横向き 横向き
オチオチ歩く
横向き 横向き
カサコソ歩く

オチオチオチオチ 一匹で歩く
カサコソカサコソ 大勢で歩く

川を泳いで
道を渡って


道を渡って 車に轢かれる ....
タバコを一本吸う夢を見た
しけた不味いタバコだった
そういやわたしはあれを一度も吸ったことがない

「一本目は不味いもんだ」
「二本目で上手いと思ったら中毒だ もうお終いだ」
と予備校の歴 ....
「もも色の風だよ もも色の風だよ」
と誰かが言った
そんなはずはない 
冬の真っ只中なのだ

「もも色の風だよ もも色の風だよ」
とまた誰かが言う
窓を開け のぞいてみると
確かにもも ....
心の中に 好きな人がたくさんいるというのは
とても幸せなことだと思うのです

誰かを好きだと思うと
ぽっ ぽっ と
花が咲く

誰かを愛しいと思うと
ぽっ ぽっ と
明りが灯る

 ....
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない

知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど

やがて夜が来て
愛しさは募って

 ....
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい

夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている

夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ....
君の真似をしても
君の真似でしかない
好きな人になりたい
それはまともな欲望だけれど
「わたしはわたしでしかない」
それも言い尽されたフレーズだなぁ

愛することはとても自由で
愛する ....
どうして君が死んだの

ずっと問い続けている

どうして君が選ばれてしまったの

ずっと考えている


もっと聞きたかったよ
夢の話や 今作っている歌のこと
昨日見た映画の感想や ....
ただ生きていくことが難しい
生き残ることが難しいし
毎日を幸せだと感じることは もっと難しい
一人では幸せを見つけることができず
けれど 人の中に入っていって傷つくのは怖い

布団の中にこ ....
雑踏の中 ふいに涙がほほ伝う
このままここで 倒れ伏してしまいたい
どこも病んではいないのに
心の痛みに耐えられない
何もないように笑っているあの人でさえ
胸の中には多くの悩みや人々を抱え
 ....
誰のために歌うの
季節はずれのうぐいす
カナリヤなんて知らない 見たこともない
チョウチョが飛んで行く お盆の朝
もうすぐ 彼岸花咲くね
川辺がきれい

狂い咲きのバラが 迎えてくれた日 ....
まーつんさんの凪 ちひろさんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ムーミンママ- 凪 ちひ ...短歌113-4-16
喪の色- 凪 ちひ ...俳句4*13-3-22
深夜の病棟- 凪 ちひ ...短歌413-3-22
live(ライブ)- 凪 ちひ ...自由詩413-2-22
笑っておくれよ- 凪 ちひ ...自由詩4*13-2-17
天国と地獄- 凪 ちひ ...自由詩7*13-2-7
Hands_Up!- 凪 ちひ ...自由詩7*13-2-3
アンテーゼという娘の物語- 凪 ちひ ...自由詩4*13-1-30
強くなりたいと歌うのも疲れたよ- 凪 ちひ ...自由詩8*13-1-29
どろにんぎょう- 凪 ちひ ...自由詩1*13-1-28
怪奇_うさぎの大福大脱走- 凪 ちひ ...散文(批評 ...3*13-1-18
- 凪 ちひ ...自由詩612-12-7
タバコを一本- 凪 ちひ ...自由詩7*12-12-5
もも色の風- 凪 ちひ ...自由詩10*12-11-29
好きのエネルギー- 凪 ちひ ...自由詩512-2-20
さんせっとららばい_3___ファンタジア- 凪 ちひ ...自由詩312-2-10
さんせっとららばい_2___夕暮れの街- 凪 ちひ ...自由詩312-2-10
さんせっとららばい_1___せつないセレナーデ- 凪 ちひ ...自由詩112-2-10
現実- 凪 ちひ ...自由詩712-1-12
こもる- 凪 ちひ ...自由詩212-1-10
いのり- 凪 ちひ ...自由詩212-1-10
チョウチョ- 凪 ちひ ...自由詩411-12-1

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