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戦争について考えることは

それは有益なことなのだろうか

平和についても

それは有益なことなのだろうか

幸福について考えることこそ

有益なことなのではないだろうか

戦 ....
車窓から

いなかのひとなにしてる

いろんなことで時間つぶしてる

人類と娯楽

そのおっかけっこ

人類と仕事

いろんなひとなにしてる

いろんなことでひまつぶしてる ....
まいにちが

わかりやすいしあわせに

みちた日々であれば

ぼくらはそれを

しあわせと呼ぶのだろうか


春のかおりが

夜にひびいている

ぼくらは

さびしく ....
娘をうしない

生きているか

死んでいるかもわからない

そこにつけいった輩に

七千万円だましとられ

それでもきょうも娘を探している


不時着した日本兵をかくまった日 ....
宇宙と

そこに存在するものとのあいだには

違和感がある

物理学者も

宗教家も

画家も小説家も詩人も

私たちも

それと折り合いをつけようと

日々をいとなむ ....
あなたは春の埃のように現れた

春の埃がかたちをとって現れた

わたしは裸で存在にキスをする

女の部屋に電車の影が走った

体温は粗雑で

愛しさのふりばかりしていた

あな ....
愛が理屈になってら

もっとじぶんのことしか考えない

ひとの時間を取り返しのつかない

そんなものにしよう


スーツのしたに隠した

暴力

大義名分

自然界のから ....
二十代が終わるときは

なにも響いてこなかったのに

きょう三十代が終わる

なぜか十代さいごのときが

懐かしくなっている

べつに追憶を重ねているわけではない

ただほんと ....
いったい

緑いろの孤独とは

なんであろう


アメリカ人の抱える

孤独感

ホッパーは絵画のなかでこれを

普遍化させた

死をベースとして、

すべてを同質化 ....
中学生のとき

地理の授業で印象にのこった

五大湖ということば

大人になり

たまにシカゴに来るようになって

それはますます

牧歌的な響きをもつようになっていった

五大湖のひとつ、ミシガン湖 ....
来週の今頃はシカゴにいる

一週間ぶっつづけで

シカゴで仕事をしている

時差は14時間、もちろんマイナス

季節は初秋で、気温は12度〜22度

たくさんの人間の匂いを嗅ぎ
 ....
まわりはなぜかカップルばかり

おれはいちばんでかいテーブルでひとり

ちょっとさびしくなるくらい辛くない

発作的にはいったインド料理店

きょういちにち

小骨がささりまくって ....
昼2時をすぎると

バック9は収束にむかってゆく

バーディーなんかいらないから

パーを積み重ねて

スコアを固めてゆきたくなる

その時間帯が好きだ


景色は黄いろい影 ....
蝉が鳴いた

目眩する空

川の上を走る

望郷のわだち

夕べの愛欲

昨日の息子

空にこだます

光たちの臨界

蝉が鳴いた

目眩する空
ぼくはぼくに

さよならするみたいに

夕日を見て(家出しない)た

ぼくは夏休み

だったから夕日の道に

海を見て(嫌だったから)た


ピンクに香った

白いシャツ ....
夕べ好きだと

しゃがれている

透明な

ロックンロール

心のなかで

心たちが

みっともないデモ行進


泣くなよ泣くな

オレンジの沿線を

ぽつぽつゆ ....
花びらが

あしもとに転んでいる

気持ちいい夜風に

白い素直なものが散っている

居酒屋をでて

スナックにむかう

仲間たちのうしろ姿

外灯に浮かびあがっている
 ....
世の中に

たくさんのスナックがあるのには

理由があるんです

おんなじ店で

なんども哀しみ見せられないでしょう

今夜も女は男に狙われ

身体を手で○○てゆくようです
 ....
霞みのとれた空のブルー

宇宙が透けている

白がこぼれる

木に花の咲くふしぎ

少女の純潔を黄色でよごした


僕たちはあれからどうした

宇宙が透けている

軒先で ....
もし、なんて言わないで

わがまま言う女だよなあ


きれいな石が好きです

石は貯金箱かもしれない

子供が口のなかを鳴らす

抱きしめてもください


もし、なんて言わ ....
一見まっすぐ直線のこいつらも

血管みたいに蛇行しているんだ

日本中にはりめぐらされた鉄路

きょうもこいつがおいらの轍だ


なんて地球的なんだ!

なんて運命的なんだ!


一見まっすぐ直線のこ ....
寒いねって、つぶやいた

Fw:寒いねって、返ってきた


あなたの膝のうえで

まんまあるくなった


温かいねって、ささやく

温かいねって、返ってくる
鋭角な影を

こころに差し込む

きみを写す

痛みを押しのけて


あの光のなかに

ぼくらはいない

あの影のなかに

ぼくらはいない


鋭角な影を

こころに差し込む

きみを写す

痛みを押 ....
目をとじても痛みがとれなくて

歩くのもしらふじゃふらついて

疲れているからだ

どうしたらいいのか分からなくて

     あいつも

 あいつも

      あいつも
 ....
宇宙の闇

青く輝く地球

今年が終わろうとしている

そいつが一体どうしたと言うのか


うちじゃあ

まだ寝ない子供たちが

騒いでいる


宇宙の闇

青く輝 ....
夜を走る

それは

夜のあいだに

移動するということではない

それは

夜そのものを

移動するということなのだ

夜を走る
共有するほどの

大義名分もなくて

あてもなく

信号がかわるたび

車をすすめる、家路をたどる、


夜が溶けていた

 ○ 浮かぶ

すくなくとも俺は

粗雑な ....
オレは空き缶を踏み潰す

海峡

空を映す鏡

オレは煙草を食いちぎる


夜の波

潜在するものの実体

昼の光

顕在するものの抽象


オレは空き缶を踏み潰す ....
知っているひとが死んだ

白血病で死んだ

ともだちは罰が当たったんだと言った

そんなんじゃないのにね

早く死ぬと

なに言われるかわからないね

会社をクビになった時点で ....
お日様あれど

天気雨

例えば

林のよこの道


歩けば風の

舞いおちる


例えば

線路の上の空


雨の銀、線

斜のはしる


お日様あれ ....
subaru★さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間という海- 吉岡ペペ ...自由詩909-8-16
車窓から- 吉岡ペペ ...自由詩309-4-16
春の夜- 吉岡ペペ ...自由詩2009-3-18
近くて近くて遠いこと- 吉岡ペペ ...自由詩709-3-8
宇宙と存在の違和感- 吉岡ペペ ...自由詩709-3-6
春の埃- 吉岡ペペ ...自由詩109-3-2
愛が理屈- 吉岡ペペ ...自由詩208-9-26
懐かしくて- 吉岡ペペ ...自由詩608-9-21
緑いろの孤独- 吉岡ペペ ...自由詩108-9-15
五大湖- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...108-9-13
来週の今頃は- 吉岡ペペ ...自由詩108-9-4
発作的にインド料理- 吉岡ペペ ...自由詩108-8-27
バック9- 吉岡ペペ ...自由詩108-8-16
望郷のわだち- 吉岡ペペ ...自由詩108-8-5
さよなら- 吉岡ペペ ...自由詩108-7-31
夕べのデモ行進- 吉岡ペペ ...自由詩508-6-11
花びら- 吉岡ペペ ...自由詩908-4-16
性の哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩608-3-30
秘密- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-24
きれいな石- 吉岡ペペ ...自由詩208-2-11
きょうもこいつが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...408-2-8
Fw:寒いね- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-7
光影- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...308-2-2
きみの気配- 吉岡ペペ ...自由詩308-1-22
青く輝く地球- 吉岡ペペ ...自由詩407-12-31
夜を走る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-12-31
満月ぐらい粗雑な孤独- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-24
海峡- 吉岡ペペ ...自由詩307-11-14
もどらぬ日々を- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-8
天気雨- 吉岡ペペ ...自由詩507-9-15

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