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涙を流して石になる

横で女も泣いている

生き物たちは銀河だ

生き物たちの銀河だ

本当にもうにどと

会えない人なんているのだろうか

誰か教えてくれないか


天 ....
見えないものを舞台に見つめる

それは無念

それは苦渋

それは憎悪

それは諦念

おどろおどろしい明らかなる男たちの声楽

鼓を打つ音

動物のような男たちの吠え声

鎮魂とはこういうことだった ....
月の話を聞いている

祈るために聞いている

祈るとは

どんな奴らの幸せでも

もっともっと幸せになりやがれと

捨て身で想うことなんだ

だからオレは

月の話を聞いて ....
中学のとき

それが休日の過ごしかたのような気がして

よく一人で映画館に行った

暗い映画ばかりを選んで観ていた


いまでも思い出すのが

神田川とミ・アモーレの鐘という映画 ....
Eテレの白熱教室で

選択というテーマでインド系アメリカ人の先生が

比較調査の結果を喋っていた

都合良すぎで胡散臭かった

幸福という概念ですら

決めつけた枠組みだけで調査結果を説明していた

 ....
頭とか口でしか

ひとの話聞いてない

祈りながら

聞いている

こちらも気持ちいい

あちらも気持ちいい

あったかくてやさしくて


変わるものと変えるもの

 ....
いっしょに食べたら

食べながらお話しできる

電話だとそれができなくなる

いや

できなくなる訳ではなかった

静かな祈りであることでしか

宇宙に存在できなかったのだ
 ....
その身を削って

明かりを燈して

寄れば暖かくて

触れれば熱くて

これなあんだ?


ただただ一心に祈りきれる男でありたい

他人事ではなく

自分事と気張るわけでもなく

愛するひとの幸福を
 ....
それは彼らの所有物ではなかった

頭では納得できないが

気持ちでは納得できた

誰のせいだとか言うよりも

この国をどうしてゆくのか

そこが問題なのだろう

謝ると嘘になる ....
だから好きになる

だからたしかめ合う

だから生きている


冬と夏の気温差は20度もある

人間だったら

体温だったら冬眠か死レベルだ


だから厚着をする

だ ....
宇宙は在る

重力は在る

時間は在る

空間は在る

みんなみんな

在るところから説明されている

それは間違ってはいない

みんなみんな

そこからが大切なんだか ....
その娘はいつの間にか貴女になっていた

貴女の全部を愛しているから

こんな気持ちになれるのだろう

貴女の全部を愛してゆくから

こんな気持ちになれたのだろう


出勤中いつも ....
経済格差の存在が前提ではあるけれど

景気循環という不況は

グローバル経済においては存在しないはずだ

はずなのに

いったい不況はどこから来るのだろう


富める者だけに金が ....
ああいう生き方もあるのだろう

庇護を受けているものたちが

庇護する側を恫喝している

庇護する側の博愛につけ込んだ生き方

ああいう生き方もあるのだろう


庇護する側の人の ....
いまぼくがつらいのは

あなたもそうだったのだ

ごめんよわかるよわるくはないよ


あなたはつらくてにげたけど

ぼくはおとこだ

めめしいことしたって

つぎはぎだらけに ....
鉄路の車窓に

繁華街と映画館がゆき過ぎた

ふたりで一緒に

映画を見に行ったことがなかった

それでもふたりはよく映画の話をした

ヘブン、竜二、ぼくの大好きな映画は

ふ ....
パチンコに置き換えて考えると

世の中って

座っても仕方のない台ばかり

なに不自由のない幸せになるために

ひとは宗教に喰らいついて

自己肯定を宗教肯定にすりかえて

挙 ....
雑木林に音符降る

腐葉土にリズム浸み

時間の奏でる音楽

人工もまた自然です


燃料棒が溶け落ちてしまって

コンクリートを65cm沈む

山肌のみどり色が抜けきって
 ....
曇っているのだけれど

海のむこうまで見えた

青っぽい灰色

輪郭は鮮やか

きょうは風が強そうだ

つめたい風が強そうだ
夜を翔け抜けろ

システムに

善きことを入力せよ

そして善きことを出力せよ

システムを強化せよ

僕等よ僕等

めげるな行くぞ


ふたりがまた会えるなら

百 ....
いまじゃブルーや白色に

取って代わられているけれど

省エネにはならないけれど

あなたが生まれた光を愛して

今日も落ち着かない日々を過ごしている


子供のころクリスマスが近づくと

街はみどり ....
強い鳥になりたくて

わたしは強い鳥試験を受けにゆく

都では申し込みが間に合わなかったから

すこし遠いところで申し込んでいた

三日ぐらい前からどきどきして

寝れない夜が続い ....
ぴゅん ぴょぴょ ぴゅんぴゅん ぴょぴょ

美観地区の入り口の交差点が

信号がかわるたびにそう囀る

ぴゅん ぴょぴょ ぴゅんぴゅん ぴょぴょ

欠けたまま生きている

欠けてい ....
この仮説を思うたび痛快な気持ちになる

そして切なくなる

逞しくてあたたかな哀しみが広がってゆく


日本では麻婆豆腐の色と言えば赤だが

中国では麻婆豆腐の色と言えば黒だ

唐辛子の赤ではなくて山 ....
新規事業として計画しているレストランについて

既に上場を果たしているレストラン経営者に話をしたとき

素人が手を出して成功するような甘い業界ではない

僕の名刺を裏返したりしながらそう憎 ....
子供のとき、たとえば自転車に乗れるようになっただとか

じぶんの成長が素直に喜べたあの時代

どんなにいやなことがあろうと、それだけは手放さないでおこう


散歩をしていて

きょうも綺麗だったから
 ....
ぼくはずっと緊張しています

あなたからの本当の訣別の言葉に

ぼくがどうなってしまうのか


今朝、宇宙のようだった黄色い実が

夜道ではぼくのこころたちのようでした

こころたちがじっと身を潜めて ....
これからはひとりで考えなければならない

ぼくを癒すメルヘンを

ぼくはひとりで思いつかなければらない


惑星は3Dみたいに浮かんでいる

引力で引っ張りあったり

いろんな物理の法則が働いたりして ....
しっかりとした流れ星は

これまでに三回見たことがある

一回目はランニングしていたときだ

白い光の線がカッと現れて消えた

二回目はあなたと窓辺に見たあれだ

あなたも見たのか ....
新幹線の車窓が

群青の夕景に支配されている

そこにはスーツ姿のぼくが

影のようだ

目線よりしたの建物たちが

ミニチュアのように見える

目線よりしたの建物を

勝 ....
subaru★さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生き物たちの銀河- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-12
屋島- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-12
月の話を聞いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-12
中学のとき- 吉岡ペペ ...自由詩4+*11-12-12
白熱教室- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-12-11
器の法則- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-11
静かな祈り- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-8
答え、ロウソク。- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-7
謝ると嘘になる- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-7
だから好きになる- 吉岡ペペ ...自由詩1+11-12-7
そこから- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-7
貴女の幸福- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-12-5
景気循環ではなくて- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-4
恫喝- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-12-4
ごめんよわかるよわるくはないよ- 吉岡ペペ ...自由詩1+11-12-3
ふたりで映画を見たことがない- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-12-3
メッセージ- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-2
いのち透明- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-12-1
つめたい風- 吉岡ペペ ...自由詩3+11-12-1
夜を翔け抜けろ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...3+11-11-30
青い街- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-11-30
強い鳥試験- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-11-29
ひとは白を正視しない- 吉岡ペペ ...自由詩7+11-11-28
哀しみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1+11-11-28
鉄人の言葉- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-27
流れ星の頃- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-11-27
今朝の実- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1+11-11-27
ぼんぼんぼんと宇宙鳴る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-11-27
三回目の流れ星- 吉岡ペペ ...自由詩2+11-11-27
群青の夕景- 吉岡ペペ ...自由詩5+11-11-27

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