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あいつと会う前からだ

季節のかわりめの夕方頃

ぼくはさまよう

商店街をのぞきながら

家路を辿るのが

もったいなくなっている

あいつと会う前からだ
愛をうろつき

ともしびを踊らした

石壁にもうひとりの

ぼくが伸びて

あなたはもう帰らない


大地からの合唱のあと

ぼくのソロが

さびしくにぎやかに

夜 ....
風化させまいと頑張っている

女々しいもんだ

風化させようと頑張っている

勝手な気まぐれ

残骸なんてどうせこんなもん


食事くらいなら断るほうがしんどい

夜風くらいなら手を離すほうがめんどく ....
平気なことばかりなら

忘れることもできたのだろう


傷つくのがこわいのは?

たいせつ過ぎる人だから

平気でいられないのは?

ずうっと1番だったから


平気なこと ....
暗黒宇宙の片隅で

応答セヨ(今もいまふたりなら

二人は銀河だった


仲良しだった(今東京


暗黒宇宙の片隅で

応答セヨ(今もいまふたりなら

二人は銀河だった
あんなに安らかだった

会うとさよならに傷ついている


こころが荒れてゆく

怖い夢を見てしまう

こんなに好きなのに


あんなに安らかだった

会うとさよならに傷つい ....
汗をかき蝉をきいている

膝を日であつくさせ

汗のぶんだけ涼しい風がふく

爪をかむ

涙のように汗をぬぐう

いちねんまえだった

月にはひとつ星が寄り添っていた


 ....
俺?

俺はぼろぼろになってあの街から追放されたんだ

え、泣いてやしないよ

この泥があるからこそ蓮の花も咲くらしいから、大丈夫だよ


こころの問題じゃない

脳の問題だ
 ....
ツツジが朝、風をあらっていた

クチナシが夜、轍をこねていた

ヒマワリが昼、空をふかんしていた

季節さん、花ばかり見ていてゴメンね


高架下の茶店でジャズがたゆとうと

知 ....
これだけ言われてもまだ

俺の純情はぶらさがっている

離れようとした

助けを求めようとした

助けようとした

気をひこうとした

これだけ言われているのに

こんなぼ ....
骨盤を腰にあてられて

布ごしにあったかなとろみ感じていた

体温の海の音聴いていた


あの記憶の実在を

こころとこころの触れ合いを

あのひとの幸福に捧げよう


骨 ....
手をつなぎたい

こころを伝えたい

昔ながらの珈琲店には

湿っぽい珈琲の匂いとピザの匂いがする


ペットショップで動物を見つめる

ひとはみな

愛情を注げる器を探して ....
スヌーピーのリラックスした目を手の平に描き

僕はしがみつくように握りしめていた

手の平をひろげてナキナガラ見つめた

スヌーピーの目がえぐられた傷のように見えた
豆腐とか厚揚げとか

鴨肉の燻製とか

オリーブの実だとか

そんなもの持ち込んで

歌うんだ村で歌うんだ

はじめての曲でも

恥ずかしがらずに歌うんだ

あなたは歌うと ....
マッサージから帰る道すがら南国の落日の光景にお客さんは皆さん感激してくれた

今夜は今回のマレーシア企業視察団の第ニ陣との交流夕食会だった

第ニ陣にはイガタアヤコがついていた

職場のように挨拶をす ....
友人は被災地にボランティアにゆき5キロ太って帰って来た

俺は札束だけを持って被災地から離れた地方都市にゆき1キロ痩せて帰って来た


夏枯れの向日葵が

こころに咲いている

あな ....
院長夫婦に預けられてぼくは病院に住んでいた

病室がぼくの部屋だった

おっとりして真面目ないい子だとおばさんはよくぼくをほめてくれた

その夏、病院に大量の小虫が発生した

ちょうど ....
植物は群れている

種は宇宙にばらまかれ

生き物も無生物も

その濃淡に存在している


昨夜ひさしぶりに徹マンした

運というものもまた

四人の男の間によこたわる宇宙に ....
サイトでは

見たくない情報を

フィルターでブロックできる

いちばんのブロックは

忘れることか

憎みきることか

嫌悪することか

大きな愛になることなのか

 ....
のどかなメルヘン

手帳のちいさな文字

優勝は ツ

砂場のウルトラマン

中学生のころのクレープ

妹の拾ってきた猫、その前での誓い

ベランダから現れるお母さん

放課後の掃除のじかん

あだな ....
こころが気持ちだと思っていた

こころで気持ちも変わるものだと思っていた

でも真実は違うようだ

脳で気持ちって変わるんだ

さっきのメールを読みながら

いや、削除したときそれを確信した

またひ ....
こいつの人生ぜんぶを

過去もいまも未来も

ぜんぶそばにいなければならないと思った


となりで女が泣いていた

手をあたためてやりたかった

肩をあたためてやりたかった

 ....
あらゆる存在は

たましいのものまねをしていたのだ

たましいは永遠だ

目に見えるものに

永遠のものまねをさせて

たましいの存在を教えるだなんて

まわりくどすぎやしないか


あなたをうしない ....
西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲

あたまのとこに虹かかる

きみの住む町とは反対の

西の夕空に地震雲

それだけでやすらかな胸

西の夕空に地震雲

タツノオトシゴみたいな地震雲
 ....
いまはもう濃密ではない

あなたの気配

いまはもうぼくには淡い

あなたの気配

記憶はもうただの濃淡だ


存在とはたんに

気配が濃密なだけなのだ

ぼくらの時間軸で

それは固着して見えるだけ ....
東野から山科への地下鉄は銭湯の匂いがした

紫色のシートに座り狭い車内を見渡していた

自由だ

自由だ

運がいい

夢から醒めたらそうするように

これからの気掛かりを探すのだった

自由だ

自 ....
百合のつぼみが白く垂れている

セミが電気設備のような音をたてている

葉が揺れている

オレンジと黒の蝶が羽根をやすめている

影が揺れている

緑がひかりで黄ばんでいる

 ....
あなたもそうだろう

死んだらまっさきにあなたの過去にゆき

ぼくはあなたに寄り添うから

ぼくはあなたに寄り添うから


幼稚園のときいじめられっ子だった

でもいじめっ子たち ....
大阪は通り雨が激しかったけれど

折りたたみ傘を持っていた

それを微笑みながら商談していた


あなたにあんな暴言を吐いたのに

あなたからの着信を見つけると

我慢しきれない ....
貴女からの愛を汚したのは

俺だ

心が大切だ、

なんて大人のふりして言っておいて

心もあれもこれやも

探せなくて狂ってゆくのは

俺だ

助けて欲しかった

気づいて欲しかった

四ツ谷駅で
 ....
subaru★さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さまよう夕方頃- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-9-7
ともしび- 吉岡ペペ ...自由詩311-9-5
残骸- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-9-1
ずうっと- 吉岡ペペ ...自由詩411-8-26
ふたりなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-26
あんなに安らかだった- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-25
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-24
この泥あるからこそ咲け蓮の花- 吉岡ペペ ...自由詩1611-8-24
季節さん、ゴメンね- 吉岡ペペ ...自由詩211-8-24
明日からの方法- 吉岡ペペ ...自由詩511-8-23
海の音- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-23
宇宙のものまね- 吉岡ペペ ...自由詩411-8-21
他責- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-21
去年の夏夜- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-20
音のない洞窟(_落日編)- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...711-8-19
SOS- 吉岡ペペ ...自由詩311-8-14
腐った弁当箱- 吉岡ペペ ...自由詩611-8-12
宇宙のからくり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-12
大きな愛- 吉岡ペペ ...自由詩211-8-12
メルヘン- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-8-11
醒めてゆく脳- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-11
髪の匂い- 吉岡ペペ ...自由詩411-8-10
宇宙のからくり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-8-9
地震雲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-9
あなたの気配- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-8-8
山科にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-8-8
ある夏- 吉岡ペペ ...自由詩611-8-8
タイムマシン- 吉岡ペペ ...自由詩511-8-7
微笑み- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-6
水色のむこう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-8-5

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