満月ぐらい粗雑な孤独
吉岡ペペロ

共有するほどの

大義名分もなくて

あてもなく

信号がかわるたび

車をすすめる、家路をたどる、


夜が溶けていた

 ○ 浮かぶ

すくなくとも俺は

粗雑な孤独を映している


共有するほどの

大義名分もなくて

あてもなく

信号がかわるたび

車をすすめる、家路をたどる、


自由詩 満月ぐらい粗雑な孤独 Copyright 吉岡ペペロ 2007-11-24 11:06:40
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