すべてのおすすめ
朝であるのにともしびを燈すのは
なぜなんだろう
どうしてなんだろう
こんなにも
世界はエネルギーに満ちているのに
ぼくらは365分の1の確率で
誕生日をもらって ....
朝早く
透明な夜
眠りからさめたひと
青暗い街道
まだ誰のものでもない空気
でもたしかに
誰かと繋がっているテレパシィ
旅の朝のようだ
ひとも木々も ....
おやすみなさい
同時に寝る
こんな奇跡的な幸福
かさねられることが
また幸福だ
おやすみなさい
同時
ふたり
ふたりだけ
同時
ふとんが ....
踏ん張ってくれ
行動がとれるまで
どうか踏ん張ってくれ
無生物のきみたちに
祈りが通じてしまうようでは
世界はあまりに脆すぎるかも知れない
でも祈りというものが ....
まだ生きることを
諦めていないことをテストするかのように
困りながら
めんどくさがりながら
闘志を剥き出しにしながら
ひとびとが
幸せに幸せをかさねられることを目的 ....
ほんとのこと言ったら
心配かけてしまうから
甘えたになってしまうから
海ににじむ朝のひかり
あそこで泣いていよう
やわらかい声のままで
甘えたのままで
いさせてやりたいから
ほんと ....
あなたを思い切なくなろうとする
そう思えることが気持ちの幸福だ
ときどきみじめになるけれど
星を見つめるみたいな孤独と似て
仕方がないやと名前をつける
あなたを思 ....
幸福とはこういうことを言うのだろう
幸福とは
幸福のようなものが
重ねられてゆくことを言うのだろう
叔父夫婦は熱心なキリスト者だった
はじめてのクリスマスの日
....
ぽた
音がした
知らぬまに
涙がにじんでしまう
あくびもしていないのに
悲しくもないのに
もう限界なんだろうか
ぽた
音がした
....
世界が光で出来ているとすれば
世界は最速で出来ているということになる
そして世界は
ヒッグスの海で切り取られている
言葉も音楽もウルトラマリンブルーも
真珠の耳飾りをするターバンの少女も
....
前人未踏の先をゆく
その先ゆく者に同化する
ぼくは岬の突端だ
ぼくは宇宙の最果てだ
前人未踏の愛だから
その先ゆく者に同化する
そとに出たらもう黒かった
....
あめあめ降れ降れ
もっと降れ
花を咲かせることが人生ではない
咲かせたあとこそ人生なのだ
あめあめ降れ降れ
もっと降れ
あたしのいいひと
つれて来い
幸福とは宿命の転換をいうのではない
幸 ....
あなたの幸せを想おうとすると
からだが貧血のようになる
胸がつかえて息が浅くなる
目と肩とお腹にちからを入れて
踏ん張るようにもういちど
あなたの幸せのうえに更なる幸せを ....
月が
ぼくのまわりを
淋しそうに回ってた
日はびっかびっか
空はつんつるてん
いつもより空は青
そこで意味は止まった
いつもより空は青
引力が減っていた
宙が近づいていた
月が ....
一体どうしてしまったと言うのだ
ぼくはきっと正直に生きすぎ
疲れきったたましい入りの
肉のかたまりだったのだろう
客席はすでに埋まりはじめていた
観客は老夫婦から ....
こどもたちよ
きみたちが考えている大人だって
実はそうなんだ
失ったことに目をそむけて仕事などしているんだよ
悲しくてさびしくて恥ずかしいお話だけど
こどもたちは地震には関心がないようだっ ....
朝から好きです
それ以外はぜんぶ嘘です
この星は海です
それ以外は地上ですか?
ぼくは馬鹿や
ぼくは馬鹿や
ぼく以外はみんな賢こや
恥ずかしくてたまらんわ
ぼくは馬鹿や
ぼくは馬鹿 ....
愛憎ちゃうから
愛だけやから
裏表ちゃうから
表だけやから
ほんまやからな
冬至の朝の日の出を待つ
なんでこんなに暗いのだ
幾時間かが経ちまして
冬 ....
太陽が違うぐるりを回って
ぼくのところへ戻って来る
おはよう
気持ちはおんなじまんまです
月が違うぐるりを照らして
その影の影が光っています
おやすみ
気持ち ....
こどものゆめ幻なんかじゃない
サンタクロースは社会的想像の産物だ
小学生のころ私のサンタクロースは消えた
べつのメルヘンを育てていった
自分が罪びとであるかのような
....
学校とお家のあいだにバイト先があった
それは地理的なことだけではなかった
それは社会的なことだけでもなかった
それはこころの問題のような気がしていた
空が澄んでいた
影が水色だった
なまえ ....
さみしいとか言ったらいけない
がんばるとか言わなきゃいけない
ひとのせいとかしたらダメだ
なあ、俺よ、この俺よ
ほんとうにそう思っていますか
澄んだ水色の空でした
ピンクとオレンジの色彩 ....
911があったこの世なのだ
営みや純情はこれからも踏みにじられてゆくだろう
311があったこの世なのだ
悲しみや畏怖はこれからも忘れ去られてゆくだろう
いまでも映像を繰り返し見ている
ぼく ....
味覚のちがうひとたちが
ぼくと同じようなふりをして歩いていた
街明かりが白く青く暗く明るかった
震災のあと
ただ助けたくて連れ出した女の子を
この街に住む人波が見守っていてくれたことがある ....
ひとりでできることなんかなかった
凍え死にしそうな精神の極北にさえ
ひとりでできることなんてなかった
嫌われたくないから嘘をついていた
煌めく水面を見つめているとそれがよく分かった
気持ち ....
いまは澱んだ青だけど
あの日も澱んだ青でした
三度書かれた僕の名前
書けばいいってもんじゃない
それを認めてしまったら
僕はバラバラになっただろう
母の手紙を破るしか
僕は僕を繋ぎとめる ....
銀杏が好きな女の子
黄色が好きな女の子
女の子
女の子
銀杏が好きな女の子
黄色が好きな女の子
銀杏並木は懐かしい
銀杏並木はさらさら
銀杏並木は清 ....
綿毛がひかりになる夢を見た
世界があったかくて平和だった
綿毛とひかりの
愛でも歌っているのかなあ
永遠かあ
空がこわいくらいの青だった
蛇行する広い河川の横を
木々の黄葉が連なってい ....
残酷なことをされている夢を見た
あなたに
残酷なことをされている夢を見た
あなたは
平気な顔をしていた
それが当たり前のように
僕の心にスタンプされた
練習の ....
月が五月蝿い
夜が粗雑だ
音よ無くなれ
時間よ止まれ
車車車だらけ
光よ動くな
冬の関数どこ
頼むから独りにしてくれないか
独りのときくらい独りにし ....
subaru★さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト
(479)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ともしび
-
吉岡ペペ ...
自由詩
9
12-1-12
連帯のテレパシィ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
12-1-11
同時
-
吉岡ペペ ...
自由詩
9
12-1-10
祈り
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4*
12-1-9
ミッションインポッシブル
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
12-1-8
ほんとのこと言えない
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
12-1-8
星ときどきみじめ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5+
11-12-27
クリスマスの思い出
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5+
11-12-26
涙がにじむ
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6+
11-12-26
ヒッグスの海
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3+
11-12-25
前人未踏の愛だから
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2+
11-12-25
幸福への慕情
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
11-12-24
祈りの練習
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2+
11-12-24
いつもより空は青
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
11-12-23
ある映画祭
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
11-12-23
つなみ
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
6
11-12-23
ぼくは馬鹿や
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
11-12-22
愛憎ちゃうから
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
11-12-22
おはよう
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
11-12-21
私のサンタクロース
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
11-12-21
青い帰り道
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
11-12-21
冬の夕景
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7+
11-12-19
911+311
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2+
11-12-18
涙の意味
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1+
11-12-17
そんな耳鳴り
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2+
11-12-17
車窓
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4+
11-12-16
並木道
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3+
11-12-16
綿毛とひかり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3+
11-12-16
残酷な朝
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4+
11-12-14
冬の関数
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4+
11-12-14
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
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