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女は黄色が好きだった

あるときなぜかと聞いてみた

黄色はこころを明るくさせるから好き

ゴッホの黄色が目のまえに浮かんだ

黄色はこころを明るくさせるから好き

あなたの黄色に ....
さびしい言うたらあかんのやろか

会いたい言うたらあかんのやろか

振り切るために聖人になろう

つぎはぎだらけの聖人やけど


うん

みじめになろう

もっともっとみじめになろう

それでも遠くか ....
空を見た

写メを撮った

ヨーロッパの大聖堂

その天井絵画みたい

きっと

誰かがどこかで

奇跡をおこしている最中なんだ
板46まい
釘まあまあいっぱい
サランラップいっこ
ネジ4つぐらい
蝶番4こ
ドライバー、マイナス、プラス
ガムテープ
のこぎり1こ、みんなで5こ

幸せには

これくらいあれば ....
金木犀をトイレの匂いと感じるほどに

ぼくは素直に毒されていた

ちいさなオレンジの花をあまり綺麗だとは思えないほどに

ぼくは自我に満たされていた


撒き散らされる匂いを

 ....
黒い鳥が飛びはじめる

暗い朝

口笛のような哀切

後悔は

仕方ないわけでも

意味があるわけでもなくて


ただスマイル

スマイルだけが

宇宙をわたる方法だ ....
一回も会いたいとは思わなかった

それは意志のちからではなくて

自然なことだったのだ


理屈ではなかった

植物の蔓がはいのぼってゆくように

継ぎ接ぎだらけの方向性で

 ....
武蔵小杉から目黒線で武蔵小山にむかった

販売機のうえの路線地図に武蔵小山をみつけると

すぐそのしたには旗の台という駅があった

フレーフレーコールが聞こえる

だれかが旗を振りなが ....
ぼくは薄い悲しみを光にほどく

そして柵のなかの自由を感じていた


八王子にやわらかい風が吹いている

朝の風だ

四ツ谷にも旗の台にも

箱崎にも久我山にも

武蔵小杉にも吹いているはずだ

ただ ....
ひかりより速い存在に

乗ってあの星にゆけるのなら

二人してまた未来つくれるよ

ひかりより速い存在に

乗ってあの星にゆけるのなら


ひかりより速い存在が

発見された ....
虫が一生懸命鳴いている

それが息切れしたのか止む

ちがう虫がたどたどしく鳴き始める

少し静かになっている


虫たちの声が星のようだ

あなたのことを考えながら

そん ....
香ばしさと苦みがウリの豆を焙煎してもらう

双眼鏡で遠くを見るような休みの日

地球人を演じて死ぬまで生きている

水色を繰り返していろんな音楽奏でていよう


山の上の青い空濃くて ....
さいごの蝉が

真夏のふりをして鳴いていた

この坂は高校のときあがっていた

風が吹いていて

UFOみたいな雲がどきどきした


ぜんぶはぐれ雲だ

ぜんぶひとつの空だ
 ....
今年さいごの蝉が叫んでいた

地球さいごの涙が溢れていた

時計はもう戻ることはないのだ

だから哀しみ導いてゆこうか

せせらぎに小石の色

真っ白い月に青い影

海にささや ....
女と女の親戚と三人で喫茶に入った

そのときの女のやわらかな目とちからのぬけた肩や背中を

今日はなんども思い浮かべてしまう


あのときぼくは女の血族だったのだ

女もそう感じてい ....
少女の真剣、少年の腕白

ぼくらは

そんなふうに

いまをあるいていた

ぼくらは

そんなふうに

まちをみつめていた

少女の真剣、少年の腕白
きょうもいくつか裏切られ

それでもきょうは平穏だった

この夏スーツで通した俺じゃないか

たとえ悪意があろうとも

悪気はないんだ仕方がないんだ

日々の試されに

逃げず ....
ちいさな茶色いケーキに

彼女がろうそくを燈した

それが光のなかで赤あく見える


あでやかなせつなさが

いきものみたいだった


ちいさな茶色いケーキに

彼女がろうそくを燈した

それが光のな ....
岡山駅でのぞみを待っていた

あいにく俺は希望だらけで

岡山駅でのぞみを待っていた


むかいのレールスターは雨にたたかれていた

このまま神戸にもどり女の部屋にゆく

むかいのレールスターは雨にた ....
阪神芦屋から山側を眺めるのが好きだ

芦屋川から山にかけて

円満な景色がほっこりと浮かんでいる


ノイズだらけのイントロにぐちゃぐちゃにされた等身大のぶざま

意味みたいなからだ ....
真夏のような天気だけれど

窓辺からは空に

夏にはなかった濃い青が覗いていた


箱に入れられたようだった

ぼくらは黙って暇をつぶしていた

たいして暇でもないのに

ず ....
前がグリーンからどくまで

アイアン一本たまに素振りなどしながら

青空の宇宙のところ眺めていた


(昨日まで)

気に食わない奴らがのほほんと

幸せなふりしているのが気に食わなかった

(昨日か ....
一枚の言葉たちが生んだ

大人だから言えないことって

表面ってどこにあるの

そんな甘えたり擦り寄ったりは

大人だから

大人だから


傷つけたくなかった

さよなら

もしもし

またね

じ ....
奴らだって音に

気持ちをのせているのだ

無意識にかも知れないけれど


奴らも気持ちをのせているはず

無意識なぶんかえって根源的な

奴らも気持ちをのせているはず


奴らだって音に

気持ちを ....
空港のインフォメーションを知らせる音がする

人生はひとつの感傷旅行のようなものだ

ぼくは何処へも行きたくなかった

みんな普通に歩いている

それが羨ましくて淋しかった

ぼく ....
鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

あした晴れるかなって

胸の痛みが汚れている


鳥が幻のふりをして

地球の影絵に落書きする


鳥が啼いている

黄金色の影が

そこかしこに

 ....
動物を視観察する

花粉を視観察する

放射性物質を視観察する

自分を視観察する

なぜこんなことになったのか

なぜこんなことをしてしまったのか

動物や花粉や放射性物質や ....
女の部屋を出るのは

朝ではなく夕暮れにする

その鉄則

破るほど恋をしたのは

いちどきりだった


たぶん

苦しめるの分かってた

苦しみたいと思ってた

たぶん


女の部屋を出るのは

朝 ....
わがままは大好きの証

聞き取れなかった

わがままは

悲しみにかわって

あなたへの

ホームシックにかわる

詐欺師じゃないよ

本気だよ

わがままは大好きの証 ....
絶望して

かすれたような希望に

しがみつくのも

哀しくなるようなとき

呪文をとなえるようになって

もうずいぶんがたつ


このこころ癖とさよならできそうだ

9 ....
subaru★さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(479)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黄色になりたい- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-5
かなしみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-3
誰かがどこかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-2
設計図- 吉岡ペペ ...自由詩211-10-2
金木犀- 吉岡ペペ ...自由詩611-10-2
スマイル- 吉岡ペペ ...自由詩411-10-2
理屈ではなかった- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-30
フレーフレー- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-30
薄い悲しみ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-9-28
わたしは星に抱かれていよう- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-27
抱かれている- 吉岡ペペ ...自由詩411-9-26
青い空濃くて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-25
ひるまの星- 吉岡ペペ ...自由詩611-9-24
さいごの涙- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-24
血族- 吉岡ペペ ...自由詩111-9-23
旧居留地にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-9-23
それでもきょうは平穏だ- 吉岡ペペ ...自由詩411-9-23
ケーキ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-22
あいにく俺は- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-9-21
意味みたいなからだ- 吉岡ペペ ...自由詩111-9-18
あたらしい窓辺- 吉岡ペペ ...自由詩411-9-18
青空の宇宙のところ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-9-16
大人だから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-14
虫の音- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-9-14
空港のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩511-9-11
黄昏の秋- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-9-11
視観察- 吉岡ペペ ...自由詩611-9-10
たぶん- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-9-9
詐欺師じゃないよ本気だよ- 吉岡ペペ ...自由詩211-9-9
9月のテスト- 吉岡ペペ ...自由詩311-9-8

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