つぬと白濁した
陶器の茶碗は
夜空を背にし
まっていた
うっすらとヒビでも
はいっていれば
乱暴に使えるのに
小奇麗で妙な古臭さが
いっそう 艶かしく
おしろいを塗り
厚化粧をした ....
ひらひらと
白い羽根が飛んでいた
どこから放れて
どこへ行くんだろう

緑一面の麦畑と
鉄塔に挟まれた空を
ゆれてゆれて飛んでいく
蝶々なのかもしれない

遠く遠く遠く
離れてい ....
風が吹く中
残った一つは ひどく必死だ

仲間たちはみな
とうの昔に 風に乗って
遠くに行ってしまった
いや もしかすると
意外に近くにいるのかもしれない

しかし 残った一つは
 ....
風が歩いていきます
夏の薫りを身にまとい
森の上を歩いていきます

風が歩いていきます
雨の匂いをひきつれて
海の上を歩いていきます

時に涙をかわかし
時に私の敵として
時に私の ....
{ルビ陽=ひ}も見えぬ 木々の根元に 咲く花に 強さ覚えて 己を恥じる ふしぎ ふしぎ
遠く離れた君の心が
こんな近くに感じれるなんて

ふしぎ ふしぎ
言葉をかわすだけで
こんなあったかく心がなるなんて

忘れていた気持ちを
思い出したよ

ふしぎ ....
もう会えないあなたへ
ちょっと照れくさいけれど今日は語ろうと思うんだ

****************

こんにちは
私のことをあれからも親友と思ってくれていますか
別れてからあなたの ....
目を書きます
スケッチブックいっぱいに目だけです
切れ長の目がいっぱいです
瞳は黒く睫毛は長く
目だけだと表情までは分かりません
けれどきっと優しい人です
黒いアバヤの中の愛しの貴女

 ....
世界で一番好きでした
世界で一番愛してた
世界で一番大切でした
世界で一番必要でした

そんなあたしの世界で1番の
あなたをあたしは
誰よりも愛していました
ポケットのなか
ちゃぽん ぽ ぷぃ
泉が ひとつ
水 さかな 跳ねる

クリスタルの音符が
りるん きん きりん
歩くたびに 響く

泉のなか
 ....
あの日
ボクと君が巡り会った
それは
ただの偶然じゃなくて
あれは
神様が出した道しるべだったんだよ
あの時
ボクは君を知った
友達の
友達としての君をね
なのに
君の存在はどん ....
世界は
なぞるだけではっきりしてしまうから

血管に
そって、なぞるでしょ
きみのこと


わたしたちのあいだって
からんころんとか
てびょうしとか
あるいは
いえーいとか
 ....
きみにとって
なんでもないことが
あたしにとって
すごくおおきなしあわせになるの

きみの笑顔が
きみの声が
きみの存在が
あたしにきらきら
しあわせをはこんでくれるの

ねぇ  ....
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