すべてのおすすめ
何にも手につかない昼下がり
いたずらに伸びた髪をくくって
裸の目には世界は曖昧にしか見えない
外から支配する微熱が
指先から内側へ忍び込んで
たまらなく逃げ出したくなるから
足元で丸くなる ....
赤とんぼ 無数に浮かぶ 夕まぐれ
あの石切り場 遊び呆けて つまづいて
ちょっとこころをおいてきた
指切り忘れて ふりかえる

鼻水垂らしたあいつやら しょんべんちびったあいつやら
みんな ....
海のない街に錨を下ろす 静かな 絡まらない 単調に打つ 更ける思考回路

夜は 静かな 深呼吸を海水が触った砂浜を歩く時間

 明日も仕事 明日は明日のこと

今宵は 物思いを 白線に直し 明日またスタートさせよ ....
琴線に触れた映像作品を
思い浮かべれば
ここのところ韓国のものが
群を抜いている

商戦に踊らされている
わけではない

内容なのだ

善と悪が入り組んだ
一筋縄ではいかない世界 ....
風のことづてに
こころ惑わされ
こんなにそれが
痛いならいっそ
野に揺れるまま
いつかは朽ちる
名前なんか無い
花になりたいと
ヒトの世と違い
名前で争わない
ただのあおい花
咲 ....
空と土地がある
荒れた土くれと錆びた鉄屑、
瓦礫が風に耐えている

影の大部分を失って
陽光があふれかえる
容赦ない時間が過ぎていく

この土地は眠り続けている
満天の ....
     濡れて花 あざやかに
     なびく風 匂い立つ
     雨そそぎ しめやかに

     夏を待つ 水無月の
     その色は 深く濃く 
     ひかりの雨 纏う ....
薔薇が月を包み新しい星になる あなたのコーヒーカップの上で湯気が揺らめく
今ある時が過ぎゆくのを平静な気分でじっと見つめてる
何もかもから離れない気持ちを大切にしたい
気づいていなかっただけ
誰もが心を抱えているのを
つ ....
人生というものは本来
純粋なものなのか
という素朴な問いに対して
年上の彼の立場としては
人生はかなりのものが不純物で
出来ているという話をしていたはずだった

ここに座って
潤してい ....
風になびくしなやかなロン毛
枯れ木のような長身の体躯
痩せた頬 ニヒルな口元
あいつは武蔵野の小平市あたりの
砂塵の中から姿を現わすと
背にしていたソフトケースから
フェンダー・ストラ ....
鍵盤にバネが仕組まれているの
飛んで音を一気に出すの 一回一回一期一会
毎回毎回シンクロニシチィー

明るさの尊さ 誇り
明るさの喜び 素直さ

アルファをもったいぶらず 渡す 与える
 ....
確かに
文句は言った
言ったけれども
復讐の仕方が
顔の前で
屁をこくって
あまりに
レベルが低いと言うか
失礼にも
ほどがあると言うか

クーッ、それにしても
目に染みるな
 ....
BGMと馴染む空気を吸い込み 悲観を吐き出し
ひたむきに今と会話しながら 前向きに死に向かい

 残りの人生を諭す全ての偶然を正の字に丁寧に著してゆく

だって とりあえず 確かに きっと  ....
現代詩がわからなくなってきた週末 その神殿は太陽に向かって開かれていた 聖餐に若い処女が捧げられた

雨が大地を潤す頃 僕の大好きな人は太陽に嫁いで行った そこは太陽の王国だった

神話は陽光に満たされ 北国の花嫁たちが掠奪さ ....
魂がふかく傷ついている


わたしたちの身体には血がながれている
魂が傷ついた
そのおなじふかさで
自身の身体に傷を刻んで
いたみを
目に見えるようにする
バランスをとっている

 ....
ひろがる風景は立ちすくむほどに
一面の無言のポピーの原っぱ
あとは空だけ、ほかに何もない

音、振り向くと一軒の民家があった
蜘蛛の糸にすがる、
そんな心地ってこんなだろうか


  ....
風渡る海浜では
大きな櫓が燃えていた
ひとびとが囲んで
暖を取っていた

みたいひとびとは
すっかり着込んで待っていた
新しさは必ず訪れる
固く信じて

その時閉じ方に誰が思いを馳 ....
声ってなんだろ

なぜ声がほしくなるんだろ

落ち着くつもりが

言葉がとまらなくなる


金のことばかり考えている

さっきまでのことに

執着してしまっている

お昼 ....
お見合いにチワワ連れてきたのか おおきな おおきな 木を 想像して
それが 
あなたを 守っていると


街に根をはり
ビルを突き破り
どこまでも どこまでも
果てしなく おおきな木が

誰も知らない
あなたを ....
ガーベラ バレリーナの背筋の通る首のような 滑らかな
その首かしげ

少年も青年も 性を見ずに純粋に触りたくなりそうな 一目惚れの可愛さに
くちもとが 止まる
世界が止まったと錯覚する 若い ....
足りないものはない

全てが揃っている

あなたは希望の光を纏っている

あなたは光り輝いている

無条件の愛そのもの
周りには様々なエネルギーがある
個性を持っているエネルギー

両手を広げて
全身で良いエネルギーを吸収する
細胞が活性化されていく

自然のエネルギーは優しい
身体の奥深くまで届く
 ....
氷結の果て薔薇が粉々に砕け散るように君は振舞う
北氷洋に落ちた水夫のように僕は凍えているのだ
あるいはさまよえる鯨のように冷たい海を泳ぐのさ
冷え切った心は容易に癒されはしないさ

氷の華咲 ....
インディペンデンスを望んだ亀は地平線に向かって歩む
燃え尽きない幻想を追って疾走する夢を見ながら
彼に自嘲は似合わない悲壮がよく似合うのだ
孤独な亀は金色の月をのぞむそして嘆息する

世界は ....
指名手配に似てきた 君が
はじめて私の手を離し
自分の羽根で
よちよちと
はばたいていった日のことを
母は忘れることができない

君はとうに
逞しい翼をひろげ
上空の風に乗り
母には見ることもできない ....
ヒヤシンスさんの自由詩おすすめリスト(2283)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からから- Mélodie自由詩813-6-9
夕まぐれ- 梅昆布茶自由詩1613-6-9
海のない街に錨を下ろす- 北大路京 ...自由詩713-6-9
ラベンダーの眠り- 朝焼彩茜 ...自由詩813-6-8
星空には境界がない- 眠り羊自由詩313-6-8
風のことづてに- もっぷ自由詩513-6-8
土地- jin自由詩313-6-8
しめやかに- 石田とわ自由詩19*13-6-8
薔薇が月を包み新しい星になる- 北大路京 ...自由詩613-6-7
静かにコーヒーを- 杉原詠二 ...自由詩6*13-6-7
或るコーヒーテーブルの傍らで- りゅうの ...自由詩7*13-6-7
遥かなるギターバトル- 壮佑自由詩16*13-6-7
明るさの本音の音- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-6-7
目には屁を- 花形新次自由詩113-6-7
ここにいるS- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-6-7
- 左屋百色自由詩8*13-6-7
太陽の王国- 梅昆布茶自由詩1013-6-7
魂の血がながれている- はなもと ...自由詩413-6-7
わたしの耳は- もっぷ自由詩513-6-7
骨へ- もっぷ自由詩313-6-5
声ってなんだろ- 吉岡ペペ ...自由詩313-6-4
お見合いにチワワ連れてきたのか- 北大路京 ...自由詩713-6-4
- 佐藤伊織自由詩213-6-4
ガーベラ_踊りたくて- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-6-4
- 夏川ゆう自由詩213-6-4
両手を広げて- 夏川ゆう自由詩313-6-4
絶対零度- 梅昆布茶自由詩513-6-4
孤独な亀- 梅昆布茶自由詩713-6-4
指名手配に似てきた- 北大路京 ...自由詩513-6-3
えんじのベレー帽- Lucy自由詩23+*13-6-3

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77