すべてのおすすめ
若い頃の苦労が役に立っていない 貴方の祖父は画家
貴方の父も母も阿蘇山を駆け上がる 馬の姿を描いていた
貴方の弟も絵をふすまに残していた

 でも貴方は描かない

 すぐに脱いでさしあげるのに

 私のささやかな夢の ....
他人のせいにして生きていくことを決めたアイスコーヒーの氷が冷たい 思考が歪 これもアタシどれもそれも 殴ってやりたい
苛立ちなんてものではなく 只の思考の歪 

舐めるんじゃないよ どいつもこいつも 浅墓の知覚なし
悉く尽す唾棄なエネルギー

思考の歪の ....
嗚呼朱く赤く紅く
秋に明け暮れ飽くことなし
移ろうものこそ美しい
去りゆくからこそ愛おしい
不変の美は仮庵から
渡り鳥のように飛び去るのだ


文字の檻に閉じ込めるなら
ソレハヒトツ ....
平凡な沿線のこの街に
夕暮れが密度を増してゆく一刻

零れ落ちそうに客をのせて電車がレールを軋ませ
商店街は夕餉の想いに満たされて

帰ってくるあるいは帰ってこない主人を待つ願いも時間が経 ....
寄せ書きに余白が多い 緑の丘をのぼる

ゆっくりと歩をすすめると
きらきらと葉擦れのおとがまぶしい

きみのスモックが風をはらんでふくらんでいる
慌ただしいいきかたはしなくていいんだもう定員さ

ぼくたちは ....
歳下が熟女と呼ばれている 春を待つ切り株がある 一条の光を二条にする 墓荒らしの墓を荒らす       薄縹の空のした浜辺をひとり歩く
      潮の香りと眠りの匂い
      拾った貝に耳をあてれば
      なつかしいひとの声

      「元気かい」

      ....
君の娘が育つまで待つ すべてがそよともせずにそこにある
流れるものからとりだされる静止画

こんな時間もいいとおもう
背景はつねにうつろいとどまることはない
いっしょにながれるのもいいさ

でも自分のなが ....
ゆうぐれどきに
しらない風景にであう
いちにちの終わりとか
あしたの始まりとか
そういうことばでは言い表せないような
じかんのこどく

わたしはちらと時計を確認し
じかんという概念 ....
    それは声にだした途端
    ひび割れ砕け散る
              
    鎖のようにつなぐもの
    絡まる蔦のように
    知らずに互いを
    縛 ....
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』を崩せずに仲間に入れない 濃密な雨の拘束に
獣の目をした少女が一人
茄子の花のように濡れたまま


時の梯子が外された場所で
僕はポケットの中
ことばを撫ぜ回すだけ
散る為に咲くその姿
折り摘まれしばし綻ぶ

咲く為に地にしがみつき
季節の風をうけとめて
けなげとは
このことにあると言わんばかりに

誰につたえることなく
自らの ....
絶望の谷に
叩きつけられたことの
ある人は

簡単に
浮いたり沈んだり
今日のメニューで
右に寄ったり
左に寄ったりはしない

眼を見てごらんよ
目が合っていても
捉え ....
多数決で学級会走っていく 現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している

それは確かなことだ

 ....
二十歳になったばかり
一方的な失恋の末
浪人時代の
受験戦争に嫌気がさして
Cigaretteを吸い始めた

カリブ諸島原産のCigaretteは
大航海時代にコロンブスが
率いるアメ ....
何もすることもない
ひどく疲れ切っている この 人生


ペヤングを 開け 僕は食べていた


そして 考えていた 無意味な自分の存在について
詩を書く時間以外は何も約束されてはい ....
終点で車掌に起こしてもらう予定で寝る いつか星のきれいな夜にきみと東のそらをながめていた
銀河のはしっこから星がもれおちてきて山の斜面に
まるでとつぜん咲いた花のように青く白くちりこぼれた

星のかけらを幾片かぼくらはポケットに ....
あの日脱ぎ捨てた古い自分が
心の隅でそのままになっている
糸の切れた人形のように
死よりも冷たい生者の顔で


ポンペイのように時の塵に埋れ
欲望の形に空洞化した遺骸あるいは
まだ温も ....
長く続く青春にいる 履歴書にはポジティブシンキングと書いた
ヒヤシンスさんの自由詩おすすめリスト(2283)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
若い頃の苦労が役に立っていない- 北大路京 ...自由詩713-10-9
芸術家と結婚する- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-10-9
他人のせいにして生きていくことを決めたアイスコーヒーの氷が冷 ...- 北大路京 ...自由詩513-10-8
思考の歪時- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-10-8
邂逅- ただのみ ...自由詩25*13-10-8
沿線暮色- 梅昆布茶自由詩1913-10-7
寄せ書きに余白が多い- 北大路京 ...自由詩613-10-7
きままに- 梅昆布茶自由詩1313-10-5
歳下が熟女と呼ばれている- 北大路京 ...自由詩813-10-5
春を待つ切り株がある- 北大路京 ...自由詩313-10-4
一条の光を二条にする- 北大路京 ...自由詩413-10-2
墓荒らしの墓を荒らす- 北大路京 ...自由詩413-10-1
鈍色のひかり- 石田とわ自由詩16*13-10-1
君の娘が育つまで待つ- 北大路京 ...自由詩213-9-30
- 梅昆布茶自由詩25*13-9-29
じかんのこどく- かんな自由詩8*13-9-29
ふたり- 石田とわ自由詩13*13-9-29
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』 ...- 北大路京 ...自由詩613-9-29
消せない- ただのみ ...自由詩22*13-9-28
- 梅昆布茶自由詩20*13-9-27
ちりつも。- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-9-27
多数決で学級会走っていく- 北大路京 ...自由詩313-9-26
現代、詩- 左屋百色自由詩19*13-9-26
Cigaretteが消していく未来と命- りゅうの ...自由詩8*13-9-26
詩といた日- 番田 自由詩413-9-26
終点で車掌に起こしてもらう予定で寝る- 北大路京 ...自由詩813-9-25
星をひろう- 梅昆布茶自由詩17*13-9-24
確執- ただのみ ...自由詩25*13-9-24
長く続く青春にいる- 北大路京 ...自由詩613-9-24
履歴書にはポジティブシンキングと書いた- 北大路京 ...自由詩813-9-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77