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アートとして オブラートとして
暈しの中に一点を見極める器量を求める

100人せいぜい10色位なもんだ
大まかに跨ぐ心理のテキスト
詳細なんて気にするな 単色がラッキーカラー

君は何 ....
けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった 廃屋に一本の桜が立っている
誰一人愛でる人もなく
人知れず枝を伸ばし
花を咲かす

月明かりの夜
街灯に照らし出されて
ぼんやりと薄桃色の
その姿を浮かび上らせていた

夜の静寂に ....
かなしみをください
あなたの傷口のように深い夜に

ことばをください
書き忘れた遺書のように
端正に綴ってみたいのです

桜が眼に沁みてなぜかせつなく
なにかを教えてくれるのですから
 ....
   携帯は見ない
   家事はいっさいしない
   仕事のことは考えたくない

   窓も開けないで
   一日中 ボーとして
   無為の時を過ごしている

   病気じゃないけど ....
ああ!計り知れないメモリの揺らぎがムチと成す 刺激

悔しさではない 頼もしさと愉しさ 敬意に値する同じ縄張りのど真ん中で

 私は合掌している 知らず知らずに 指紋の行方を拝むほど
    ....
花束を君に贈ったのは夏が終わる頃だった
小首を傾げて微笑んだ君との時間をを僕の心の壁にかけてあるんだ

何を約束したのか忘れてしまったが
秋の訪れとともにそれは緩く解けて雲に流れていった

 ....
ここにはない
何も踊らない
ただ搾り出された絵具のように
眠たげな静物だけ

わたしの中か
わたしの外か

楽しげな人の姿が
ゆっくりと薄れ消えて行く
古いスナップ写真が
毎 ....
湿度を感じ 曇り空を此処に降らし
その灰色に害されない豊かな今の心を嬉しく思う

なんとものんびりとした時間を過ごすのだろうか
感謝は想うだけでは罪 そのようにも感じる

世の中に何が出来 ....
線路沿いの黄色が日に日に

仲間を呼んで

背伸びをうんとして

集まって

つげる どうにも麗しい春

まるで園児たちの黄色の帽子のよう

元気だけを呼び覚ます

どうし ....
 
今朝もお寒いですね

いつものあいさつに笑みが見えかくれ

春に、また一歩



 
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う

「踏み拉き進んで行け
 過ぎ去ったものは階段だ
 額ずくな 口づけするな……」

そっと足をおろす 
枯葉を踏む ....
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って

一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる

瞬く間に置いてゆかれない生 ....
青のりまみれの手が握手を求めてきた 家の前の道路を右にずんずん進んでゆくと
やがて海に辿り着く

幼い僕にとって海は未知の世界の
不安や驚異の象徴
大きな不思議な地球の水たまりだった

僕の中学の夏休みは海の生活だった
 ....
あの草原のうえに浮かんだ雲はいまもかわらない
風はやわらかな吐息とともに春をはこんでくる

春待ち鳥は歌声を整えてこぼれる季節にそなえる
翻弄されながらもまた花びらとなって流れてゆく
ひとの ....
タトゥーに誤字 走らなくとも 進まさせて頂きに目を瞳をやる 

戦ぐ四季の桃色と空色 それらの 彼 彼女らの感情はわからない

されど感じずにいられない 目に瞳に入れずには澄まされない

清さかな ひたす ....
今日は姪っ子と詩人の誕生日
姪っ子は一歳 詩人は何歳だったかな・・
時々 神と繋がっているはずだから 脳の杖は黄金の如意棒
だから 私たちを唸らせるんだ
生まれ持った持たされた才能に違いない
 ....
猫が背伸びしてお迎えの時間 えらい人が笑ってない 言葉の針に意図を通すのは難しい
何を繕うでもなく
きれいなシシュウを夢見ては
チクリチクリと傷つける日々


   《針子のトラ:2014年2月11日》
挨拶したのに
ぼくを見て
顔を横にして
何もいわない人の
その一瞬が
ぼくのこころに
小さな傷を作る

返さない人の
こころのうちは
苦しくはないのだろうか

その人のことを
 ....
神経細胞全般花火散らして踊る踊り明かす
神経は単純の多馬力花束の向き先の日の出前
高揚の陰溶かす余韻余興 陽
踊り腕は両腕隻腕たらふく地球に差し込み 天下を掴む
弾み胸は心中中枢光年超す魂を重 ....
もうさがさないでくださいあたいのこと
どこにもいないのですから
かぜのなかにさえ
あなたのこころにさえ

人魚でもない星でもない
あるいはおんなでもない

もう時間がないのです
いつ ....
この冬 市内に雪は降っていない
睡眠中 姿を見せたかもしれない

長年 南の島にいたので この冬も雪を見たい
私の心ばかり銀白が赴いてくる
輝く空気は 銀白は表とは裏腹に 暖かい

この ....
掘削船がやって来る
おれの堆積した泥土を掘り返す
脳だけクラゲの揺蕩いで
光の海に温む予定が台無しだ

  山の麓に猫女が住んでいるという
  噂の真相を求めて捜す者も多いらしい
  捜 ....
雪を被った針葉樹の臍あたり
ふっくりと一羽の雀
小さな瞳に世界を映す
やがて薄曇りの向こう儚げに
手招きをする太陽へと飛び去って
小さな黒点となり
視界から消えた

わたしの煤けた ....
良いこと言って聞かれてなかった オリオン座を見てくると ダウンを羽織りタバコを持って
ベランダへゆく あの人

最初に惚れたのは あの人だけれど
今は遥かに私の方かもしれない

 にやけた幸福の笑みは空気を至福へ空へと押 ....
ヒヤシンスさんの自由詩おすすめリスト(2283)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アートとして_オブラートとして- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-4-2
けっこう血が出てドッキリカメラじゃなかった- 北大路京 ...自由詩414-4-1
【_廃屋の桜_】- 泡沫恋歌自由詩23*14-4-1
憧憬。春- 梅昆布茶自由詩24*14-3-31
【_仮病_】- 泡沫恋歌自由詩20+*14-3-28
貴様へ感謝の念を飛ばす- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-3-27
約束- 梅昆布茶自由詩1714-3-26
死を装う春の詩- ただのみ ...自由詩18*14-3-26
他愛のないかけがえのない- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-26
春の子供- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-10
また一歩- 殿上 童自由詩12*14-3-9
踏絵- ただのみ ...自由詩20*14-3-9
一人÷二人駆ける三人=一人の人間- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-3-6
青のりまみれの手が握手を求めてきた- 北大路京 ...自由詩514-3-5
海を見る- 梅昆布茶自由詩1814-3-1
流れる- 梅昆布茶自由詩1314-2-28
タトゥーに誤字- 北大路京 ...自由詩1214-2-24
讃える春- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-2-24
姪っ子と詩人の誕生日- 朝焼彩茜 ...自由詩11*14-2-19
猫が背伸びしてお迎えの時間- 北大路京 ...自由詩914-2-18
えらい人が笑ってない- 北大路京 ...自由詩614-2-17
針子のトラ- ただのみ ...自由詩26*14-2-15
無視されたら- 殿岡秀秋自由詩814-2-15
細胞魂- 朝焼彩茜 ...自由詩9*14-2-14
- 梅昆布茶自由詩1914-2-12
この冬この雪- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-2-11
黒い掘削船- ただのみ ...自由詩22*14-2-11
不死鳥- ただのみ ...自由詩29*14-2-8
良いこと言って聞かれてなかった- 北大路京 ...自由詩814-2-4
あの人- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-2-3

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