すべてのおすすめ
いつから願い事をしなくなったのでしょう

かないっこないからじゃない
夢がなくなったんだよ

私よりも
先に歩いている大人たちは
そういうのです

少し後ろを歩いているはずの
子供 ....
ロシアでもドイツでも
三人兄弟の末っ子は
けなげでありたくましい

日本の三人姉妹の末っ姫は
異界に嫁いで人間世界を救う

水の不足は命の危機
日照りの続く田の畦を這う小蛇と
交わし ....
織姫と彦星が逢う夢を見た
綺麗な夢だったせいか
今朝になっても鮮明に覚えている

今日は世の中七夕一色で
恋人達が描くプランが行き交う

雨が降っても晴れても
どちらでもいい
それに ....
『何でもない』


昔、学校の教室の中で
あった話

とある日
西日が射し込み
薄暗い教室の中を照らしていた

放課後の居残りで僕は自分の席に座っていると

君は ....
虹を渡る汽車 空の駅 爪先で弾く夏
くちびるに影法師
背中のロンド
ラムネ壜に閉じ込めて

水の匂いのする靴音
いいえ あなたの声色
雲間に擬態する日だまり
いいえ あなたの胸元

飛び跳ねた水の中 ....
謙虚の柵の向こうに 黒い太陽を浴びた枯葉が闇を止める そのままに
謙虚過ぎる君 君は柵を越えて 何を美徳と履き違えたんだい

俺は謙虚を持たず生まれてきた 
母親のせい
父親のせい
誰の何 ....
海の縞模様が 砂の城に 住んでいます。
幸いなことに 泣き方をしらないのです。
今も絶え間無く砂が この街に注がれ続け
この部屋の容積も 埋められて います。


元居た場所を け ....
僕とオートバイの夏

焼け付くアスファルト 微かな白煙とオイルの匂い それが僕の青春だった
見上げた空には星が無く ただどんよりと地上の光を映していた

アクセルを開けると世界がスリッ ....
  いたみ。
  それがひとつ、
  水たまりにうかんでる。
  とろとろの月といっしょに



  サンダルをひっかけて
  コーヒーを買いにでたり、
  すこしだけひらい ....
愛に深さがあるのか 地球は青かった 僕らと一緒で   汽車にのって
  なまぬるい水筒にぼくは口をつけた
  鞄からとりだしたおむすびは少し
  いびつな形にへこんでしまった
  ほおばりながら見まわしてみるけれど、
  このなかに ....
謙虚な君 主張する自己を脇に置き

傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る

 乾燥した晴れの海に沿う アスファルトの道で謙虚な君を初めて合致する出逢いをした

 私は私を主張する自己を真ん ....
夜中に
なき声が聞こえた気がして
目が覚めた

流れ星がいま落ちた

祈りの声が
夏の夜の
そこかしこから
聞こえた気がした
静かに腰を下ろす 吐息のような暖かい風

風使いは風伯の子供

神に習い 風を吹かす 意味を込めた透明のキャンパスに釘を打つ阿吽

日差しを素直に浴びた 褪せたカーテンは
風使いの遊戯相 ....
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好き 貶してから褒めるつもりだった わたしは、この心が死ぬ度に祈った

世界を元に戻してくださいと

時間を元に戻してくださいと

ありえないことを本気で祈った

だけど世界は腐食し続けていった

そして幻想と化した ....
もつれた毛糸をほぐそうと
ひっぱったり、ひっくり返したり
しているうちに
かたい結び目
いくつもできて、みつかります。

ああ、これはもう、すんなりとした一本の毛糸には戻りません。
しな ....
忘れ去られた庭に
突き刺さる太陽の痛み
去年の夏のひまわりのお墓
誰に知られることもなく

なつかしい小鳥たちも
黒い森へと帰っていった
この庭を愛した人も
閉ざされた扉の向こうに眠る
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち

人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ....
全ての虚無を抱き抱えて

宇宙の果てで眠ろう

僕にはもう

朝も夜も関係ないんだ

闇の向こうに浮かび上がる

君の姿

無限に広がる升目で

終わる事のないオセロをしよ ....
傷つく準備

傷つかない準備

私は傷つく準備のほうをとる

一人では生きてゆけないから

なんども分かったことだから

傷つく準備のほうをとるのだ

傷つく準備

傷つか ....
君に会ってから空が青い 曲線がマーブルに沿って腕を放り投げるように
湾を描く 描く

何色をもカウントし訓え 重ね叶える 想いの色才の芽生え 生き
生まれながらの 棘のない 美しい美しい 香りに伝う

光を身ごも ....
雷師の不完全燃焼の稲妻にさえ 鳥肌が立ち 怯える
五大四季の一つに 終わりを打つ 生温い稲妻の出し切らない感情

雷師の感情は こんなものではないと 滑稽な想いを抱く
雷師の心を久しく感じられ ....
開高健の《輝ける闇》について三島はこう批評している
“ただ在ったことを見たものを書いただけじゃないか”と

もちろん言っておくが
三島文学を否定しない
開高文学を否定しない

三島も愛す ....
黄昏の街を駆けて行く影法師
眩暈にも似た既視感に
いつまでも立ち竦んでいた
きっと夜はまだ遠い

*

退屈な雨の午後
迷宮のような街を眺めていた
陰鬱な気持ちを弄ぶように
霧雨が ....
どこにも居場所がないような
そんなどうしようもない気分の午前1時
返ってこない友達からのメールの返信を待ちわびて
何度も何度も送受信ボタンを押してしまう悲しい習性
笑っている人が羨ましくもある ....
ヒヤシンスさんの自由詩おすすめリスト(2285)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永遠のひかり- 朧月自由詩313-7-7
夜叉姫- イナエ自由詩12*13-7-7
七夕の夢- 夏川ゆう自由詩313-7-7
何でもない。- 吉澤 未 ...自由詩113-7-7
虹を渡る汽車_空の駅- 北大路京 ...自由詩613-7-7
mermaid- 佐東自由詩10*13-7-6
謙虚過ぎる君- 朝焼彩茜 ...自由詩513-7-6
砂の中の海- るるりら自由詩25*13-7-6
僕とオートバイと夏- 梅昆布茶自由詩813-7-6
とろとろ- 草野春心自由詩813-7-6
愛に深さがあるのか- 北大路京 ...自由詩413-7-6
地球は青かった_僕らと一緒で- 北大路京 ...自由詩513-7-6
汽車にのって- 草野春心自由詩913-7-5
謙虚な君- 朝焼彩茜 ...自由詩813-7-5
流れ星がいま落ちた- 小原あき自由詩8*13-7-5
風使いと風伯- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-7-5
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好 ...- 北大路京 ...自由詩413-7-4
貶してから褒めるつもりだった- 北大路京 ...自由詩313-7-4
幻想世界- めれんげ自由詩2*13-7-4
もつれた毛糸- 凍湖(と ...自由詩613-7-4
忘れ去られた庭- めれんげ自由詩8*13-7-4
破片- そらの珊 ...自由詩18*13-7-4
銀河- ボトルシ ...自由詩213-7-4
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩913-7-4
君に会ってから空が青い- 北大路京 ...自由詩1813-7-3
色彩を描く- 朝焼彩茜 ...自由詩613-7-3
五大四季の中の雷師- 朝焼彩茜 ...自由詩313-7-3
- HAL自由詩3*13-7-3
ため息- 未有花自由詩24*13-7-3
LESSON_1- 涙(ルイ ...自由詩313-7-3

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