すべてのおすすめ
貴方に愛されたいと願った 声を失くした人魚姫のように



新緑は 初夏の日射しに 色を増し ヒレの無い足で 外に駆け出す



満月の夜は 鱗を落とす 微かな潮風に 故郷を思う
後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
 ....
壁面に進めば夜へ変わりゆく空へとゆがむ空へとうたう



黒い羽散らして立ちし膝裏にまごうことなきまがいもの降る



道を梳き川はゆうるり冷えてゆく午後の陽の ....
{引用=


春風ときみの匂いがYシャツに はじけてはぜた朝です (おはよ。)



明け方の郵便受けでぼくを待つ群青の文字「What can I do?」



便利という言 ....
うそつきのうそつきによるうそつきのための国家はうそばかりなの


がらがらの電車の中には昼間とは違う世界の人、11時


ひとりでも眠れる きみにおやすみと言ってからもう1時間半


 ....
アジサイの蕾ふくらむ真昼どきふと戦争の頃思いいず

公理さえ定理もいらぬ人もいる健全に過ごさねば滅ぶ

妻ととも来年からは二人して新しき人生はじめむかな
朝日射す 新生児室の 保育器に くの字に折れた 老婆が眠る 看護師の熱い思いを膨らませ高いレベルの看護を目指す

哀しげに僕を見上げる捨て犬の心の扉半開きのまま
真夜中にアンモナイトは目を覚まし月の光をたべてまた寝る  
 
目を開けた
まま眠ってる
アパートの
水槽の部屋
見知らぬ魚
 
 
何時誰に教へられしか唇に指充て君の哭くメゾピアノ

半袖のブラウスなれば春の夜のをんなの二の腕仄白く見ゆ

らあめんは泣きながらでも食えるのね
            「京風らあめんあかさ ....
チューリップ         チューリップ         チューリップ
人差し指で          人差し指で          人差し指で
かき回し           かき回し       ....
歴史より未来想像する学者異次元にある預言の泉

葉桜の影が濃くなる初夏の午後涙がホロリポロリと連なる

夢よりも現実に目を向けながら剥がせない癖今ものさばる

透明な硝子は心映し出す過去も ....
ぷくぷくの苺のほっぺにkissをして この幸せを丸呑みしたい

『愛しい』を「キミ」と出会って知りました マシュマロの手を握ったあの日

 
深海の
砂一粒が
目を閉じて
魚の夢を
透明にする
帰路暮れて揺れる電車は音穿つ(で、あったなら)(で、なかったら)


ミルクティー恋人たちがこぼすから空は蕩けて星空になる 


夕焼けの残滓に向かう農夫いて暗き川原に燃やす唄声


 ....
白い肌 キスした小鳥 鳴いている ここに居ると 横顔の君に



本を取る 左薬指に光る指輪 君は別の人のもの



うわべだけの話じゃ 近付かない距離 僕と君は 店員と客


 ....
一枚に
切りはなされた
僕たちは
その中でさえ
変化していく
この町は
砂漠に飲まれ
閉ざされた
衛星からも
とどかない場所
{引用=


8センチ隣でただしく眠ってる、きみに呟く「死のうか」なんて。


どうしても受話器ごしでは無理なのね いっしょに歌う、そんなことすら


この夜のふかいとこにきみがいて ....
さよならは
もういいません
これからは
バレエを習って
ターンしてます
眠れずに メェメェ羊 待っている 合図を送るよ 午前零時



三日月の 先に座って 街を見る ひつじと遊ぶ 午前二時半



気が付けば 朝日の光に 目が覚める さよなら言えず 午前 ....
一定の
ノイズとリズム
それはまだ
頭の中で
声にできない
そのちいさな背中は全部しってるの きらきらおでこにそっとくちづけ


あたしにはあなたになにか伝染せるの きみにもらったインフルエンザ


ようせいが春のおとづれ告げる音 きみの大きなくし ....
正義感溢れる言葉裏腹に弱い心を覆う隠れ蓑

風となりポストに届く封筒の雪の切手は夏に一目惚れ

広島の奥座敷だと言われてる湯来温泉の湯は恋に効く

空耳のような気がする君の声魂同士密談交わ ....
棘のある野薔薇にそっと口づけるようにお酒を飲みなよ、きみは

お星様 えいえい力込めましょう 割れたら海に 捨てておきます

エメラルドグリーンのバッズ 煤焼けた肺に早蕨芽吹き、噎せる

 ....
雨後の庭朝日に青葉色さえて妻は明るく出勤しゆけり

遠くから近くから様々な楽しき音今朝の坂本陽ざしに映ゆる

後一年妻は最後の勤めなり読書をすると朗らかに言う
枯れていく
百日紅に
夏鳥の
運んだ枝が
花を咲かせる
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも

枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり

浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて

黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ....
春雨に煙り見果てぬバベルの樹の根元の茸か{ルビ業平橋=なりひらばし}駅


「日いずる」国まで来ては魂の香料探すか 雷門


浅草で吉野家入りLunaSeaが小雨まじりにしみる街の灯

 ....
ことり ま菜さんの短歌おすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人魚姫- ミツバチ短歌8*10-6-1
木漏れ日カメラ- ことこ短歌20*10-5-27
冬放- 木立 悟短歌510-5-26
scean- あぐり短歌13*10-5-25
むっつ- はちはち ...短歌5*10-5-25
五月二十一日- 生田 稔短歌510-5-21
Baby,don’t_feel_that.- ハイドパ ...短歌3*10-5-19
看護- 夏川ゆう短歌410-5-18
めざめ- sh短歌6*10-5-11
- 小川 葉短歌410-4-30
それっぽいの雑詠- 山田せば ...短歌410-4-29
チューリップのトリプティク- ハイドパ ...短歌8*10-4-28
異次元- 夏川ゆう短歌410-4-28
たからもの- 凪ぎ短歌210-4-28
aquamarine- mizunomadoka短歌610-4-27
帰路- 都志雄短歌5*10-4-26
片想い- ミツバチ短歌5*10-4-26
photo- mizunomadoka短歌310-4-25
last_one- mizunomadoka短歌310-4-25
ホットミルク- あぐり短歌12+*10-4-25
a_turn- mizunomadoka短歌310-4-24
メェメェ羊_2- ミツバチ短歌8*10-4-23
over- mizunomadoka短歌310-4-22
よっつ- はちはち ...短歌3*10-4-22
正義感- 夏川ゆう短歌410-4-22
垂れ流し×20- ぽこぽこ ...短歌5*10-4-21
朝のしばし- 生田 稔短歌410-4-21
one_swallow_make_a_summer- mizunomadoka短歌310-4-20
湖の春- 生田 稔短歌610-4-18
浅草四首、他一首- 都志雄短歌3*10-4-17

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