すべてのおすすめ
あこがれのバニーガールを追いかけて月まで行った行方知れずの
稲妻がいつまでたっても落ちてこないとぐろ巻いてる 「春なの? バカなの?」
あたらしいスライムを素手で殴りたいきみのしっぽにかじ ....
軒下の
お地蔵さまと
道ばたで
遊んだような
転んだような
知りたいな 君の内面 輪切りして 閲覧自由の スライド作る
天秤が上下に揺れる様子見て火星の重さ勝手に測る
SFの小説読んで夜空見る広い宇宙は嘘の塊
苦しみを和らげようとする笑顔恋に仕事に拘束される
欲しかった望遠鏡を手に入れて覗けば見える前 ....
朝早し冷たい空気通り抜け妻の車は勤務にいそぐ
妻に又何かをせむと心やり描き始めにし昨日の絵
一人いて心に懸る妻のこと共に料理を作る楽しさ
戦って傷つけるみたいに書く彼女 濡れ光る赤に私は惹かれる
責任はないよ 決まっているじゃない ハードディスクを壊してオシマイ
甘くやわな やさしい言葉 くれるなら 電子メー ....
夕闇のインターチェンジを降りたとき「空」のランプに誘われたり
仄あをき灯りの部屋に二人きり黙り込むとき深海になる
おそらくは1969年よりビールを切らした冷蔵庫唸る
忘れるために抱き ....
人を好く けど愛せない愛せなさゆえ愛されてない 人を好く
人をただ憂うのだから優しさは優しさゆえにやぼに沁みてく
ふた駅の遠さを確認するために虚ろにたるむコードをたぐる
醜美さえ ....
魚には
冷凍船の
眩しさが
遠い海鳴り
故郷のひかり
環境が変われ人も変化する無意識のまま光る現実
最後まで使い切れない鉛筆の孤独な叫び孤独な命
まん丸い地球に暮らす生命体近くて遠い月に恋する
夕暮れが洗濯物を染め上げて「闇が近い」と色 ....
サバンナで
傘もささずに
歩いてる
私のことは
忘れて下さい
芯削り デスクに立てた 鉛筆を 速いお辞儀で 目に刺し隠す
手刀で
斬れたらきっと
夜になる
星空の下
あなたに会える
∞
からっぽだ
なんて言うなよ
青がある
恋もしてるし
愛もそろそろ
∞
好きと言い
呟 ....
{引用=
まっしろに結晶化した蜂蜜を ひなたでとかすきみをあいした
}
目をとじて
遠いどこかで
目をひらく
ただそれだけの
世界がすべて
空のチリ空気のツブの小ささが宇宙へ続く蒼をつくるの
ハナゲって単位聞いててふざけてて自分が笑えないのが痛み
真空の中をうつろで飽和させ詰まった想い送った空へ
カンカラカンから缶から缶 ....
墜落のいちじつにある街にむき とうめいいろのもちをたべてる
12時はカラスの群でできています 7時になるとゴミあさります
通話する 波のおとだけ鮮明で でんでんむしと ひとはいうなり
....
リクエスト本日最初の曲です。ショートソングで『春だって春』
この街も桜の匂いが少しする きっと分かれる人がいるんだ
目測でしか分からない距離でいい僕と春との空気のすき間
深海に住むには夢がありす ....
話すたび 妖しく甘い 花が咲く 君のくちびる キスでふさいだ
押し花に込めた想いは緑色変色しても初夏を育てる
会議終え疲れた顔の会社員背広から匂う景気の悪さ
気まぐれな外国の猫抱きしめて日本にはない文化を探す
まだ少し麻酔の効果残しつつ眠気交じ ....
坂道を 転がるように 終わってく 今日にさよなら 今日にさよなら
夕暮れの 葉桜並ぶ 散歩道 帰る時間だと からすが鳴く
さびれたバス停の時刻表には 過去の時間が流れていま ....
緑野にタンポポが一面に咲き妻と喜ぶ春のひと日に
春風がそよそよと吹く畦道を伝道奉仕に妻と行きけり
陽は翳り大イヌフグリ点々と春風の吹く川のほとりを
風に揺れ柳芽吹ける川沿いの野に鳥な ....
灰色の卵を割ったらからっぽだった。僕は黙ってねぎを刻んだ。
いく君は 足の指曲げ 骨鳴らす 演技かどうか 見破るsign
さまざまなことが一度に起きるこの一つの点は世界と呼ばれる
一粒の宇宙の果てから打ち寄せる心音、いのちが(((エコーしている)))
群れを捨て刺激の弱い新鮮な雨を踊り食いするサカナ
ビー玉の敷き詰められた砂浜の津波の向こうは雲の平原
....
蠢動す 巣穴みっけた 雌百足 蓄膿症の 副鼻腔内
お元気?と聞き覚えない声がする電話の向こう詐欺師の匂い
何歳になろうと夢は美しいあの世この世の間で揺れる
台風が接近中と告げる声眺める空に恋文飛ばす
退屈な授業に背中向けたまま遥か彼 ....
つけたゆびのあとはうすあお桃いろはなほの不在をつらぬき通し
おだやかな寝息はうみをつれもどしくち元にふるいはなをかざる
つぼみさへかたく締まつてゆめを見る足音とほくはるは逃 ....
船をたたむ)海岸からは海岸が見えなくてこれでは砂漠と同じです(海岸もたたむ
抜けそうな八重歯の揺れが開閉器 奇跡と破滅を行ったり来たり
(忘れたい)脳裏に散らかる消しかすはしろくて ....
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