すべてのおすすめ
椅子ひとつ文句をつける君の横で 黙って揺れる二足の私 安ピアス寝る間も着けて年を越し自堕落三昧クロムの髑髏
湯に浮かぶ剥きたる桃の白肌を潰すが如く愛でる五指見ゆ
バーニーの毛髪のごと陰毛の白き痴丘で侘び暮るるかな
大雪の町にて我も遊びたしおのが頭蓋 ....
 
 
掌をふたつ合わせて手に入れた
祈りを今日の命に変えて
 
 
君がため 冬のバーゲン付き合った 僕の財布をなぜ君が持つ?

平凡に流れる日々が嫌だなと思っているけどうん、ビューティフル

圏外の時は少しの開放感 だって誰にも邪魔されない

ぐさぐさり ....
降る雪が重くなるころ春が来る
  きっとやさしいいももいろの風
{引用=

あいたいと言ってきみはみゃぁと鳴く 受話器ごしの喉はぐるぐる


いつまでも傍にいてよとキスをして 眉間にシワを寄せている猫


しっぽふるきみの動きを見ていたら 38℃の ....
夕闇を 抱きかかえてる 野良猫を 手懐けられず 舌打ちひとつ



都合良く 甘美な声で すり寄って 欲求満たし 次は何処へ?



「猫っていいな」言ってみるけど 「思う程、楽じゃな ....
六月がまだ終わらないこの街と心中するの?優しいんだね

真夏日にさびの匂いの水道で虹を作ったこと、あるだろう?

青空がとても青くて心地よくてロケットをまた作りたくなる

グッドバイ地球。 ....
一周忌の夜ぽっかりと寝ころんで二階から漏れるママス&パパス



今夜また探り弾けない{ルビ前奏曲=プレリュード}ifという名の銀色の河



振り向けば買い物地獄の灯は遠く涼しい枯野 ....
もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい



梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて



「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は  ....
水まくら ゴムの内から ノックする 気ままな水に 又知らん振(ぷ)り 眠っても眠り足りない月曜日二日酔いすら知らない私

旅先で妻が楽しむ顔浮かべ仕事帰りに居酒屋に寄る

今日一人明日も一人なのだろうあなたも一人あなたも一人

山奥の表札のない平屋建てお茶一 ....
表札の少年院という文字の金の輝き傍は森かも あかい花、血の滲みただかなしくて
    唇ぬすみ逃げる夕焼け


あかい花、きれいだねってつぶやいた
    水に落ちればいつか見た夢


あかい花、口にしたなら消えてゆく
    ....
立春と節分分ける風邪の夜 大吉目指し水まくら漕ぐ スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
十兎追うものだけが持つさもしさを笑えるやつは笑うがいいさ

はきすてる言葉の意味を履き違えはく息白く僕ははだしだ

ミンティアをいくつ詰めても笑わない ねぇ午前中 何かあったの?

 ....
居所がもう私には少なくて台所では片足で立つ

それは嘘マイナスイオンの存在とかも君が残したぬくもりさえも

僕たちの心ちぬちぬ降る雪の積もる重さに少し似ていた

イヤホンの耳にソフトな ....
寂しさが死に直結した春の日にシュレディンガーは去ってしまった

幸福な未来のことで何度でも裏切られたり期待をしたり

まだ僕は春の終わりにいますので誰かに会える気がしないのです

こ ....
{引用=


薄い陽ときみの寝息にかぶさって さみしいからと手首を噛む朝


ふすふすと眠る横顔、あごのライン、ああもう睫毛が溶けちゃう、溶けちゃう


ふたりして夜行性になった一月 ....
{引用=


笑ってない、笑ってないけど(笑)マーク つけてあなたを笑わせてみる


会いたい。と送ったあとの沈黙が 咽の真ん中ぎゅうっと固まり


今はただ「愛してる」の文字よりも ....
遊星にあそぶ有人飛行体。君の言葉は○や△。


声高に春春と鳴いても、僕の耐えられないのは凍る鉄塔。


街に現れたオーロラは、三夜輝き消えた。僕はみえなかった。


古い写真は砂漠 ....
○ 一羽来て日輪背負いカラス鳴く冬枯れの土手に小用足すとき


○ 風となり枯野駆け往く自転車は赤子の瞳に何を残して


○ オルガンを枯野一面響かせて陽は寒風に反比例して


○  ....
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう



夜空見て 雲間に覗く 暗闇に 星の瞬き 生きてるようで



降り注ぐ 雪に音は 吸い込まれ 大地の鼓動 春までお預け
{引用=

群青の金魚を掬う午前四時 涙をのませて。カンパネルラ


ぼくたちの間に光る星屑の甘さを揺らして廻る車輪よ


十字架を背負って羽ばたく泣き虫は優しい毒を敷き詰めていく
 ....
あかぎれの 手にクリームを 塗りながら 母の位牌に 昔を思う 薄雲が流れて来ました
うっすらと翼を広げた鳥の形の

昨日よりもっとまるまる真ん丸な
月にふわりと羽衣しました

やがて雲が去ったあとには真っ白な
鳥の卵が残されました

光る卵
 ....
 
 
生き方の不器用な父がひとりヴァージンロードを駆け抜けていく
 
 
ベッドで遭難などしないように君のいびきを道しるべにする
 
 
ウソツキとキツツキの違いを述べよ、この戦争が ....
手のひらに触れると消える雪の華はかなくもろい命を思う

冬の森雪の女王の馬車は行く白い軌跡を空に残して

降る雪に消えずに残る埋み火は今もこの胸熱く燃えてる

窓を開けて一面白の雪景色足跡 ....
沈んでく夕日みつめてひとりきり誰を待つのか知らない黄昏

さよならと言えないままに日は暮れて君と二人でどこまで行こう

終わらないあの日と同じ夕間暮れ悪夢にも似た遊戯は続く

いつまでも日 ....
ことり ま菜さんの短歌おすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Kaleidoscope,_Jazz_Chair- 瑠王短歌4*10-2-16
新年- salco短歌210-2-16
祈りと命- 小川 葉短歌310-2-16
日常はおもちゃ箱。- 雨流れ。短歌310-2-14
ももいろ春- 一条 は ...短歌110-2-14
猫とわたしとチョコレイト- あぐり短歌4*10-2-14
- ミツバチ短歌6*10-2-13
夏のどこで会おうか- きらく短歌210-2-12
春待ち- 都志雄短歌3*10-2-11
- ミツバチ短歌9*10-2-9
水まくら- みずまく ...短歌310-2-8
二日酔い- 夏川ゆう短歌710-2-5
- A-29短歌4*10-2-4
あかい花- 石瀬琳々短歌9*10-2-4
風邪の夜- みずまく ...短歌410-2-4
風に舞う雪を見ている- ことこ短歌12*10-2-3
バカおと子- は やし ...短歌210-2-2
ふしだらな夢- キッチン短歌310-2-1
三月の空になるから- きらく短歌310-1-20
春がくるよ- あぐり短歌5*10-1-16
恋を打ちながら- あぐり短歌5*10-1-9
ARE_THERE?- kawa短歌510-1-8
冬枯れ- 都志雄短歌4*09-12-27
鼓動- ミツバチ短歌8*09-12-20
明星トレイン- あぐり短歌4*09-12-12
あかぎれ- ミツバチ短歌4*09-11-29
月光ドレッシング- 小池房枝短歌409-10-5
うそつきでいいから- たもつ短歌709-3-18
雪の華- 未有花短歌10*08-12-9
黄昏遊戯- 未有花短歌12*08-2-5

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