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ブランコに乗って何度も旅をしたね反抗期の君と僕とで


ジャングルジムの骨組みの向こうに君の悲しい生家が見えてる


シーソーしながら語りあった夢の驚くほどあっけない軽さ


愛 ....
光合成が不得意の僕らにまた夏の陽が降り注ぐだろう


屋上のベンチに座り互いの塩分濃度を確かめ合った


生き物の忘れていった生ものが機体の上で腐りかけてる


メデューサが美容院に ....
帰ります、とメールをしてきた君が向こうから全力疾走で


君の重さを受け止める。お姫様抱っこ?もう少し痩せてからね


人ごみに紛れこむとどうして私だけがここにいないんだろう

 ....
水戸黄門の印籠がミトコンドリアになった、と昼のニュースで


これがミトコンドリアです、と書いた近く日直の僕の名がある


明日からあなたが使うベッドを夜中に一人で組み立てている
 ....
立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる



洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから



ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので


 ....
どこにも行かないバスに乗りたい。君の拙いお弁当を持って。


雑草といっしょに雑草以外のものも抜いた真夏の裏庭


家に帰る途中、下水道工事をする父を見かけて手を振る


ノック ....
冬の頃 テレビで見つけた温泉に
        夏に来たのは 僕一人だけ


この夏の 打ち上げ花火 忘れない
        初めて君と つないだ手とね


待っていた 暑中見舞いの ....
     短冊に 記す願いは 胸の内
     「{ルビ一日=ひとひ}だけでも あなたをください」
ことり ま菜さんの短歌おすすめリスト(188)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
公園- たもつ短歌507-10-6
真夏の記念日- たもつ短歌1207-7-13
いつか虹を- たもつ短歌1907-1-3
ミトコンドリア系- たもつ短歌9*06-11-23
君と見ていた- たもつ短歌1806-11-18
最終バス- たもつ短歌1906-11-9
【短歌祭参加作品】団扇あおいで、忘れない夏- 逢坂桜短歌3*06-7-22
たなばたの夜に- 逢坂桜短歌4*06-7-7

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