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今日は職場までチャリで通勤してみた。
楽しかった。
これから半分くらいはチャリで通勤しようと思います。
だからにゅぅチャリ買います。
健康のためにも、お財布のためにも。
MDウォークマン壊れ ....
 一週間も社会にでていれば金曜の夜には心がカチカチなので
 硬くなった心をすこしでも揉み解そうと長くお風呂に入って
 みる。電気を消してずずっと湯船につかって口と鼻との間に
 水面がくるよう ....
もうずいぶん昔のことなのに
最近になってもあけみは
僕の前に現れてきて
彼女はまだ
忘れていないらしい


        僕が彼女を忘れていないように
           それ ....
「あけみ」という女の子の話。
違うかもしれない。もしかしたら僕の話かもしれない。

あけみが僕のそばにいることに気づいたのは彼女の一周忌の夜
彼女にはとても好きなカクテルがあって
僕は供養の ....
他の女と遊んでるとすぐに怒って
そのくせ
中指を突っ込んでやると
悲しそうな声をあげながら
すぐに抱きついてきた
寄ってくる女を全部食ってた頃の話
たぶん好きじゃなかったと思う

包丁 ....
頼まれゴトを、完璧にこなしたいと、必死になるのは、
嫌でも人間に愛されたいと願ってしまっている自分と直面するので、
そんな愚かな自分を殺してあげたいのに、
握力9.5のアタシでは、とうやらラクに ....
かわいいとか好きとかそんな
実態のないものを餌にすると
飢えてる人ほど
よく引っかかります
花束とかプレゼントとか
疑似餌(ルアー)がよく効く人もいます

小魚はリリース。
たいてい集 ....
美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
私、カンガルーの赤ちゃん

ポケットから顔出して
冒険して 想像して
怖くなって引っ込む

ぬくぬくで安心で
うれしくて一回転
ドッタンバッタンしてから
上向いて
イタズラな顔をひ ....
 季節は理由を述べない
 鳥虫は理由を聞かない 
 草花は外套を必要とせず
 震えることもないが
 あるものはただ死ぬ

 言葉を交わさないのは
 分かり合えているから

 僕は ....
かのん、は
「入院」がだいきらい

だから高熱で白目をむいて
こんなにも
「あつくてさむいよお」ってふるえているのに
「いきたくないの」って
ベッドから起き上がっておかあさんにしがみつく ....
あれを見たとき

まるで

死際のカウントダウンのようで

恍惚した

一瞬で

すべて消えてしまうという

切なさをともなった

最後の魔法のようだった
  若い者は威勢がいい
  つっぱてるところが魅力だ
  詩なんか糞でもない
  詩に威厳などない
  詩人に特権などない
  バンドやってるように
  アカペラでやってるだけだあ
   ....
  桃の節句だ
  いい名じゃないか
  家には仔犬のももちゃんと
  4歳児のリーちゃんがいる
  まだフェミニズムとか騒がない
  同じ人間だが
  やはり性差はあると思う
 ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
  

   軽飛行機のような
   オーバークラフトはできないか
   地面の上にも
   ビルの上にも
   数十センチ浮いて
   操作できるのだ
   スーパーマーケットへも
 ....
   

   押し出されてゆく
   押し出されてゆく
   波打ち際を
   海へ
   風が背中を押す
   バルチック海ではない
   鎌倉の海でだ
   実朝が幻の建造船を ....
  
   真珠を育てるあこや貝のように


   ぼくは詩を育てるあこや貝でありたい



         2005・02・17
 

  父は帰ってこなかった
  後で知ることになるが
  街の花柳界で板前として働いていたようだ
  華やかなところだから飲む賭つ買う
  生活を送っていたらしい
  ぼくた ....
子供たちの手はあまりに小さく
死を乗せるには頼りない
持て余された欠片は
静謐な砂漠の砂のように
足元に溢れ
踏み潰され

「見た? 見えた?」と誰かが囁いている
「アレかな? よく見 ....
  母はぼくを背負って
  毎日踏み切りを渡った
  栄耀失調だったぼくは
  医者に通っていたのだ
  記憶は曖昧だが
  ぼくたち母子は貧しかった
  ある医者は
  『下痢をするの ....
何か精神的にキてるようです。
何かやりたい事だけやってます。もうガキです。
どっから崩れたんだかわからん。いきなりスイッチ入った。
昨日1943し過ぎたのが原因か。そんな、まさか。

どうで ....
今日はこの洞穴のなかで一夜を過ごすしかないかな。

と僕は思った。


外はとても寒いし、
それに地図もどこかで探さないといけない。

この地図は、ちょっと縮尺が大きすぎて、
ひとり ....
   今までに一度もならない携帯電話
   今までに一度も震えない携帯電話

   操作もよく分からない
   それでも持っている

   なにかあったらと
   ポケットにいれている
 ....
蛹の時代は終わったと
鱗粉まみれの陽光を謳歌する
ここには花が少ないからと
蜜の代わりに蜂蜜を
葉の代わりに
デッキチェアを

さようなら、また今度、遊びましょう、晴れの日に。
そ ....
きれいな空があることを
忘れたくなかった

雨が降るのを
空が落ちてくると言った 僕は
落ちてくる空を見たことはない

びしょ濡れになってもいい
見上げた空がきれいであるこ ....
{ルビ消色=けしき}


白磁器に付着した口紅を懸命に右手の親指で拭き取る。

すべて消え去った氷の冷めないグラスの紅を拭う。

ガラスのわき道で電波を待ちながら鏡越しにグロスを見つめて ....
きり きりり
ねじさえまけば
なけるんだと
おもってた
りゆうがいるなんて
しらなかった

ふりこが
ゆれるのは
あれは
じゅうりょくのせい
なんだってね
こつこつ こつ
 ....
綿アメみたいにふわふわに さ
綿アメみたいにふわふわに さ
ころころ転がって さ
くるくる転がって さ
ころころくるくる転がって さ
転がっていればいい さ
くるくるしてればいい さ
綿 ....
                    159時 @ハト通信

あれちで
あなをほっているおとこがいました
とてもふかいあなでした
ちしつがくしゃがやってきて
ここのちかすいはかれてし ....
チアーヌさんの未詩・独白おすすめリスト(306)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シテキマンデイ- e R i未詩・独白105-4-18
器。- マッドビ ...未詩・独白1205-4-9
すべての世界はつながっているというのに- いとう未詩・独白1105-4-8
- いとう未詩・独白17+05-4-8
あけみ- いとう未詩・独白1505-4-8
つれづれ、最後の- e R i未詩・独白105-4-3
釣りをするひと- いとう未詩・独白505-3-30
美しい夜に- いとう未詩・独白18*05-3-30
カンガルーの赤ちゃん- 木葉 揺未詩・独白10*05-3-18
午後5時の放蕩と決別と帰結(未詩)- マッドビ ...未詩・独白105-3-17
『かのん、の、「入院」』- 川村 透未詩・独白30*05-3-13
削除- 蒼木りん未詩・独白1*05-3-9
0からの出発だ!- 天野茂典未詩・独白205-3-4
この詩を読んでくれる人に- 天野茂典未詩・独白605-3-3
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う- いとう未詩・独白12*05-3-2
ドラえもんと仲よくできるのだ- 天野茂典未詩・独白105-3-1
海は快感だった- 天野茂典未詩・独白605-2-25
あこや貝- 天野茂典未詩・独白505-2-17
その血もまもなく滅びようとしている- 天野茂典未詩・独白2005-2-16
さよならの挨拶を- いとう未詩・独白7*05-2-15
子供たちに母の背中を- 天野茂典未詩・独白1005-2-13
ひとりごと- 虹村 凌未詩・独白5*05-2-13
誰が住んでいてもおかしくない- GGP未詩・独白205-2-9
素敵な人と話し合えるかもしれない可能性を持っている- 天野茂典未詩・独白105-2-8
船旅のアゲハ- いとう未詩・独白905-2-5
空と大地の間で交信する- ベンジャ ...未詩・独白7*05-1-30
消色- 未詩・独白3*05-1-27
ハト通信2(それから)- アンテ未詩・独白405-1-26
綿アメ- 未詩・独白4*05-1-25
あな- アンテ未詩・独白7*05-1-24

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