詩の世界であれ、
自分が所属している教育の世界であれ、
どんな世界にもそれぞれの慣行というか
定番というか、そういうものが存在する
のは確かです。

一方で、インターネットは世の中を
包 ....
清さこそ、いやらしいとは思わない?若い和尚の鼻梁にみとれて




アルコール分量わざと間違えて きょう 今 あなたに{ルビ手=た}折られたくて




ガールという字面で服を ....
僕は元気でいます
きみのことは忘れました

きみと出会って
流れた月日は
僕のこころの海底で

静かに静かに
眠っているのでしょう

さよならも言わずに
きみは消 ....
体じゅう
寒気が
激しい朝
詩がとどく
さむいのに
雨なのに
書いたひとの気持ちが
きれいな色が
入り混じって
ここまで
とどく

チョコレートを
私はスペインの
よく冷え ....
「なんかTさん、メイド喫茶行ったらしいよ。年末に」

 なんですと。 (※Tさんは会社の同僚)
 
 そりゃ、あれですか。ご主人様おかえりなさいませ、のあれですか。
 
「あーそうらし ....
無言 編集 | 削除


言葉はいつも思いに足りないものだと
いつかの私は
ひたすら言葉を求めて歩いた。

夕闇に埋もれていく街の家々の屋根の
隅っこの隅っこに
何かがある気がした。 ....
遥か彼方で優しさを込めました


オーロラの夜
砂浜に打ち上げられたイルカが僕を抱きしめました

良いよ
良いよ
僕はもう悲しくないから
君は海へ帰ってよ

涙を拭ってもどれほど ....
夕暮れが寂しい

このままどこにも
辿りつけなくなるくらいに
あたしを取り囲む橙
このまま真っ直ぐに歩いて行けば
あなたに会えるはずなのに
出来ない 
 あたしの  弱さ   悲しい  ....
息を 
わたしたちは潜めて 
東の空の彼方から 
春がやって来るのを 
待ち侘びていた 

夜明けに 
うすい紫の風が
わたしたちの 
頭の上を撫でながら 
通り抜けてゆくとき ....
この雪のように真っ白な ふわふわっとした気持ちは
やさしく降り積もる君に触れてみたいって 云うの
跡形を残して消えてゆくことを知っているのに.。

この ふわふわっとした雲のような気持ちは
 ....
まるで帰り道がわからなくなってしまったみたい
進む方向も曖昧で
見えるのはあなたの背中や横顔だけ
なにもかもはっきりとしないのに
魅かれてしまったのはなぜなのか
向かい合ったときにじっと見て ....
お手軽な女になって
誰かに拾ってもらおう

嘘吐かれるなんて
容易いことだし

街頭で
手を繋いでる

それだけでいい、から

可愛い女を疑っている様子は
なんだか可笑しくって ....
僕の右手には優しさがにぎられている

だから僕は人と握手をするときに右手を使っている
僕は右利きだから右手に優しさをにぎっている
それは誰かに優しい気持ちを伝えてくれる

だから僕は左手を隠している
 ....
スーパーのレジで
おつりのコインを数枚受け取ると
「わあ、お金が増えたね」
と娘は目を輝かせる

自動ドアから出るときも
「あのおばさん、きっと親切な人なんだよ」
ふわふわと歌う
 ....
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる

あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ....
雪が降ってきたからさよならをして

キスをした

お互いに唇がかさかさで

ごめんね と
謝った

初めて
大きな声で バイバイと
告げた

かけ足のあたしの頭には
あ ....
腕を

上げ下げする時モーター音が少しうるさいでしょう
ごめんなさい

今日はどんな一日でしたか?

駅でまたお腹が痛くなったんですか
大丈夫ですか

私ですか
私は駅のホームか ....
キミの生まれたこの日
一度しか祝ってあげられなかったね
『来年もその次も
ずっとこのまま』
迷いなく あんなにもつよく
信じていたのに


最後の夜泣いたのは
キミじゃなく私が
そ ....
明るいのはいやだって私が言ったから
昼間は1度だけだった

あの日誘ったのは私からで
光を取り除いた
水槽の底で
あなたに借りたシャツを脱いだ
ガラスの向こうを
しらない誰かの車が過ぎ ....
朝ごはんは
きちんと食べるのがすきです
時間があれば、ですけれど

“きらいじゃない”なんて
もう聞きたくありません
いつまでも待ってるなんて勘違いです
私は気がみじかいので
もらえる ....
南町二丁目電話ボックスでさらってくれる人を待ってる



ガキ大将なんて嬉しいものじゃない道具で殺せるジャイアンのこと


死ぬ星が一番光る 遠吠えを聞いた僕らのつく嘘みたく


 ....
熱砂の道を歩こうと
踏み出す先に砂漠はなく
求めた強さだけ
葡萄詰みの唄は遠ざかる

星座を大地につなぎ止めるもの
{ルビ哈密瓜=はみうり}の蔓、祈りのこえ
流れ星の落ちる果ては
岩と ....
正月に日本酒を飲みながら詩を書いていたら
火曜日に詩を教えているキムからskymailがきた


「幹さんやばいっす、オレ犯罪犯しちゃいそうです」
『ちゃんと詳しく説明してミソ』
「ちんこ ....
 猫が鳴く。
 路地の裏で
 猫が、鳴く。

 つられて
 わたしも泣いている。

 アルコール5%で
 軽く酔い
 泣いて、いる。


 虚しさ
 さみしさ


 そ ....
ひとりでも 大丈夫か試験をする

三泊四日の仕事に 成田から飛び立った あなたを見送って

仕舞い込んだ不要品を ごみに出して
部屋中の床を 磨いて
自分だけのために コーヒー豆を挽いて
 ....
私は何も無いものを持っている


全て捨てさってしまった日から
いったいどれだけの月日が流れただろう
空っぽになることで満たされたのは
きっと悲しみだったはずなのに

いつの間にか
笑うことができるよ ....
あれから幾年月が経ったのだろう
あなたがこの現実にさよならした日から
幾年月が経ったのだろう

思い出すたびこころがいたむ
思い出すたび涙がうかぶ

けどね
思い出すたび思うんだ
あ ....
夜が好き

塗り重ねた紺碧が
恥ずかしい輪郭を
消してくれるから
たやすく嘘がつける
夜が好き

冬が好き

穢れのない雪は
{ルビ男=ひと}を疑う心黒さを
隠してくれるか ....
あなたの黒髪を
巻き付けて
どんな電流を流せば
私は磁石になるのか


あなたのコイルで
包まれて
熱が生まれると
それは法則だ


磁場の中で
迷子になり
熱が冷めても
 ....
1.

かみさまはいるよ、
って 
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
それは黙っておいた


だって、あいしてるんだ



2.

きのう、かみさまを見か ....
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