すべてのおすすめ
ざわざわと鳴り響く
変わらずに続いていく音
私の内側で広がっては消えていく
潮騒のようなもの


潮騒の降る
そんな街に出掛け
片耳で受止めながら
海沿いに伸びる道を歩いたりする
 ....
まだ

君には言ってないけれど

僕は

君に言おうと思っているんだ

君を誰よりも好きだよ

その笑顔も

後姿も

声も

僕は

誰よりも君を愛している

 ....
僕は

どうしても

君とひとつになりたくて

君のシャツのボタンに手をかけた

君は暖かくて

柔らかで

僕は幸せだった

君もそういってくれた

僕たちは溶け合っ ....
人は出会いと別れを

繰り返す

誰にでも

悩みはある

涙の種はあちこちに転がっている

苦悩の渦のなか

知らず知らず巻き込まれている

わかってはいても

俺は ....
色々と大袈裟に語られることが多いから
一つを信じるにも力が必要で
惑わされないように見ないように
うつむきながら加速していく

こんな時代を
ゆっくりと流れていくのは
夕暮れくらいなのか ....
僕たちの恋は

静かに終わったね

君はどうしているだろう

人が死なない日は無くて

人が生まれない日は無くて

人が別れない日は無くて

だけど

誰とも出逢えない日は ....
震えるこの手で
睡眠薬を飲み干した
何もない
広大無辺の夢の中へと
自分自身をいざなう為に

それでも震えは収まらず
やっと私は事実に気付いた
震えているのは
この手ではなく
この ....
僕は

非常階段から夜空を見上げる

星を見つけようと思うけど

月を見つめようと思うけど

君の顔が浮かんで消えない

僕が寂しさと引き換えにしたのは

君と居た時だった
 ....
もぐらが穴を掘るわけは
ほんとは空が見たいから

トンボが空を飛ぶわけは
海を泳いでいたいから

夕日が海に沈むのは
赤く染まる波々の
向こうにおうちがあるからで

とうさん帰 ....
「それ」を自分の為にするのか?。
或いは、「それ」を「誰か」の為にするのか?。

だが、何れにしても、
己の行為に確信を持っていない事と、
偽善や欺瞞、自己満足、自己陶酔の誹りを免れ ....
夢があるから頑張れるなんて嘘だ。
結局は言い訳に過ぎず、悲しみを殻に閉じ込めているだけだ。
だから、君は泣けない鳥だし、笑わない者なんだよ。
言い訳だ。嘘だ。

汚い生き方もいずれ良くなるさ ....
4月の空は霞んだ青
地面に張り付く僕等の上を
紋白蝶がひらひらと
縫い合わせていく

南向きの窓から
緑の塊に見える林の向こう
隠れるようにキャベツ畑があって
近づくと白い花びらが
 ....
つんと冷たい青空に
 ほんのり息づく枝の先

ぴゅーと吹く風に
 襟元をきつく締めつける

〜サクラサク

 ひとひら花開けばトメラレヌ

         サクラチル〜

 ....
「クラシック」

稲穂の先端が
千切れて跳んで
千切れて跳んで
潮騒が跳んで流れる
音符が嵐が金色を色づけていく
鼓動と音階鼓動と音階鼓動
休符が僕を梳ってしまう
その
傷口のしぶ ....
ぼくはうそをついている
たいしたものでもない
だから君はベンチに煙草を
頭突きさせながら
そうやんなあ
とか、言う

蒼くなってゆく背景を
公園のせまさが増幅させる
桜が桜色にみえて ....
晴れた空と
涼しい風に吹かれ
散歩に出た

ふらりふらり
行くあても無く
ただ歩く

見慣れた景色を
初めて来た道みたいな
不思議な感覚を感じながら
見回し 歩く

やがて
 ....
空に浮かんだあの林檎
照れてすっかり赤林檎
手を伸ばしてほしがった
口のなかでも赤いかな

もしもあなたがこの体
ぽっと赤く染めたなら
すーっと胸に染みこんで
わたしもわらう赤林檎
 ....
煙草を切らしちまって

コンビニまで歩く

今日の夜空はきれいだった

いつもより

星が良く見えて

きらきら光った

俺に何かを伝えるように

三日月が

尖ってな ....
「ピーマンって美味しいよね」
              って
君が笑った

「うん」
僕も笑って
そう答えたけれど

あれは

目標であって


僕は
嘘が嫌い

 ....
また新しい命が芽吹く頃
{ルビ灰塵=はいじん}と化した私の心が
ひらりと空で宙返り
螺旋を描き散っていく

重力に逆らうことも出来ず
天に召されることもなく
こうして誰にも忘れられ
 ....
満月の夜に 半ば無意識に泣いていると
思いのほか疲れる。 昨日の晩も、また。

うす暗い部屋になど居たくもなかったけれど
なにせ この部屋の電球はもう切れてしまったので
卑しくも眩し ....
某月某日 晴れ



あまり使わなかったシステム手帳の
中程のメモ欄には
ただ一言
それだけが残されていた

何か伝えたかったんだろうけど
それじゃ何にも伝わらないよ
相変わらず ....
夕暮れの寂しさを
ひらりひらりと切り抜ける
たまに当たるけど
ずっとずっとの儀式になってる

夕暮れはどこも一様に夕暮れなので
眩しくなくなった太陽を見つめる振りをして
薄いグレイの天辺 ....
君はやっと決心がついたのかい

僕は君が海が見たいというから

東京湾に連れて行ったね

きみは

これは私の海ではないと泣いた

君の故郷は

雪の花が海に舞う

懐かし ....
君との待ち合わせに

30分遅れたね

メールは入れたけど

僕はなんて謝ろうか

考えながら走った

でも

君はいなかった

メールも入ってこなかった

待っていた ....
ねぇ 君 帰る所はあるの

僕は突然聞かれたよ

旅人の僕は
あちこち彷徨う僕は
帰る所はないよ

帰れる場所がみつからない

君を失ってから

誰かに愛されいるのに

帰 ....
なぜか
私が持った傘は
必ずというほど
曲がっている

傘を
すっ、と差したいのに
曲がっているせいで
ゆっくりとしか
差せない

そのことを
友達に言うと

え?いいじゃ ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
死んだ。


言葉は死んだ。


今、私が射精した言葉は死んだ。
これは言葉の死骸の羅列である。

作家は言語 ....
白い狐の置物

猫の香炉

ふくろうの貯金箱

俺のお気に入り

みんな可愛いぜ

よけいなことを

しゃべらない

だまって俺を見つめてくれる

いつか

俺は犬 ....
Lily of the valleyさんの自由詩おすすめリスト(644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
潮騒の降る- 霜天自由詩404-4-16
★66_キミニササゲルコトバ- 貴水 水 ...自由詩204-4-15
★65_アオイシャツ- 貴水 水 ...自由詩304-4-15
☆109_マヨナカノ、ナミダ- 貴水 水 ...自由詩1*04-4-13
暮れていく街角で- 霜天自由詩604-4-13
★64_デアイ- 貴水 水 ...自由詩504-4-12
白痴- 快晴自由詩5*04-4-12
★63_プレゼント- 貴水 水 ...自由詩6*04-4-12
となりの我が家- たもつ自由詩1004-4-12
「Self_Portrait._No.1」- PULL.自由詩2*04-4-12
ウソだ。- 千翔自由詩104-4-12
白い花が飛んでいく- 霜天自由詩404-4-12
=SAKURA=- 自由詩3*04-4-11
クラシック- たけ い ...自由詩11*04-4-11
うそをつくひと- 船田 仰自由詩604-4-11
旅人- クラウン自由詩304-4-11
赤林檎- ソラノツ ...自由詩4*04-4-11
☆107_ヨゾラニ、タバコヲ- 貴水 水 ...自由詩7*04-4-10
- あとら自由詩7*04-4-8
亡命者の季節- 快晴自由詩6*04-4-8
水辺の騒然- 田島オス ...自由詩4*04-4-8
某月某日_晴れ- 霜天自由詩204-4-8
一瞬のグレイ- 霜天自由詩604-4-8
★62_ユキガウミニマウ、マチヘ- 貴水 水 ...自由詩304-4-8
★61_30プンノオモイデ- 貴水 水 ...自由詩204-4-8
★60_ケンソウノナカデ…- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-8
おじぎ傘- クラウン自由詩304-4-7
風が唄っていた- ダーザイ ...自由詩33*04-4-7
「言葉の死。_-_Making_Words_-_」- PULL.自由詩5*04-4-7
☆104_ヒトギライ- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22