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貴方がいつも、削っていたのは
なまくらな、ナイフをつかってだったので
しろい、神経線維は毛羽立ってしまって
ふわふわというよりは
ばさばさと毛羽立ってしまっていて
たまの雨がとてもとても
 ....
ある日僕は旅に出た。
みどりの扉をくいっと開けて、とにかく荒野に出てみた。
荒野には、野菜が植えてあった。
大きな果物の木もあったけれど、
なにがなっていたのだかはよくわからなかった。
そも ....
糸を

たぐりよせて
より込んで
野生の木の実で、木の皮で、灰汁をつかって染めていた
貴方のために織った布
裁って合わせて服を縫う、靴を縫う

身につけた布地は擦り切れて
冬の野原に ....
僕は好きな池のほとりに

一人たたずむ

その昔

美しき姫が祈りを捧げた池

氷の花を咲かせ

冷たく微笑む

心痛めた者だけが

その冷たい微笑の奥に咲く

優しき ....
よーい、ドン!
じゃないけれど
私の朝は
いつも慌しい

目覚ましの音を
5回くらい聞いてから
やっとふとんから出て

その後は
ひと通りの仕度を
毎朝と同じように
寝ぼけなが ....
僕は

もうすぐ

この部屋を引き払うよ

想い出が多すぎる

君と選んだ

テーブル クッション ベットカバー

君が買ってきた

マグカップ 花瓶 ワイングラス

 ....
魅惑
実、湧く。

アウラ
あ、裏。

恋人
来い、美と。


非、狩。

宙返り
忠、孵り。

祈り
異、乗り。

健康回復
剣、公開、福。

離婚
 ....
遠く 遠く 遠く

それは恋に似た
恋で

スタートラインの踏切り方も
ペースの配分も
わからなかった頃の
記憶の欠片で


遠く 遠く 遠く

それは辿れない
距離で
 ....
いつもの道を
いつものように
歩いてはいけない

恩師によく言われたこと

同じ道を
毎回同じように歩くのでは
いつまで経っても
ずっとその場所で
足踏みをしていなければならない
 ....
俺は勝手気ままに生きてる

そう思われてもしかたない

半分は認める

半分だけだぜ

紫の香が

ラベンダーの香りを運ぶ

何でもそろった座敷牢

それが俺の部屋

 ....
実をいえば

俺は

電話ってものが好きじゃないんだ

その俺が

真夜中に

水に浮くキャンドルの

揺れる炎をみて

無性に誰かと話したくなった

誰でもいいって訳 ....
この闇が続く限り

きっとどこかに

眠れない心を抱えた誰かがいて

その誰かもまた

違う誰かを求めてる

私もその誰かになりたくて

こうして今夜も眠れずに

昨日と地 ....
コーヒーには砂糖をいれない、
いま私はめちゃくちゃに機嫌がわるい、
人間なので機嫌が悪い日くらいあって当然なのだけれども、
こんなに機嫌が悪くなるとかえって気分がいい、
コーヒーにはミルクもク ....
愛する人

僕が君の何だろうなんて

もう聞かないよ

思ったより

色が白くて

胸が大きかった



僕の腕の中で眠っている

それで僕は何もいらない

愛す ....
太陽と月が

一緒に昇ることはない

ないというより

許されないだろう

いくら

太陽が月を愛しても

いくら

月が太陽を慕っても

一緒にはいられない

俺 ....
ぼんやり 新聞コラム 眺めてたら
女は 存在 男は 現象
つまり 全ての基本は女 だから
はじめに女ありき との文章

これはもう 現代常識である
聖書の記述は 間違えたのだ
好きに ....
桜が満開になると
たくさんの人々が
花見におとづれる

でも
桜が咲いている姿よりも
散っていく姿に
感嘆をもらす

どうして散っていくのに
感動しているんだろう

小さい頃か ....
サクラサク

桜 咲く

君の美しさは

僕を酔わす

恋の初めのように

桜よ

君の妖しさは

僕を惑わせる

恋の痛みのように

桜よ

君を誰もが愛する ....
絆ってものが

本当にあるのなら

目に見えればいいと

俺は思う

結ばれているのを

確認したいぜ

でも やっぱり

目に見えないほうがいいと

俺は思う

 ....
薄い光が
瞼の縁からにじみ
あまねく人々は夜をなくす
かくも永き不眠

頭骨の隙にガムテープを貼り
モジュラージャックから脊髄を
抜いて試みる

眠れない人々は言おうとするだろう
 ....
A case of Noble Dry Disease in our hospital


【緒 言】
稀な疾患である貴腐死病(NDD: Noble Dry Disease)の一例を経験したの ....
俺の部屋は

足の踏み場もないくらい

散らかってるけど

本当は何にもない

会話も無く

微笑みも無い

ここで過ごすようになってから

俺は

少しずつ

石 ....
君は僕無しでも生きられるかもしんない。
僕も君無しでも生きられるかもしんない。
でもね
君は君無しでは生きられないし
僕も僕無しではいきられない。
君の君には、僕がいた時間が含まれていて
 ....
白い花瓶が割れて

白い花が落ちた

僕ははっと驚いたよ

もう君はいないのに

君に何かあったのかと思ったよ

君は白が好きだった

花も白い花が好きだったね

初めての ....
すうっ
大きく息を吸い込んで
毎朝高く昇った太陽と
朝食のトーストの匂いに
目覚める

目が覚める時に
吸い込む空気は
澄んでいなくちゃ
目覚められない

朝、吸い込んだ
空気 ....
起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
まだ寝惚けた頭には
今日が昨日で
昨日が今日で

起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
ボサノバなんて聴きながら
一日に一度しか味わえない
その味 ....
今夜は

ウイスキーの水割りを飲んでるよ

僕はあんまり

ウイスキーは飲まないのに

なんだか

無性に君の声が聞きたい

別れを言い出したのは君なのに

僕を振り払った ....
心地いいくらいの
暖かな日差しに
桜の花びらを連れた
春の風

そんな
よく晴れた日には
陽だまりの中
嫌なことなんて
忘れ去ってしまうくらいに
走り回って

疲れ果ててしまっ ....
もともとから否定していた
きっとそれは意識してたせいで
こうやって考える最中も
絶対知ってるばずなのに
用意のない答えを手探りするみたいに
言葉だけを並べあう

「キミ」と手を伸ばすほら ....
私は
友達とか他人に
モノとか
何かして
あげるのが大好き

相手の
喜んだ姿とか
心から笑った笑顔を見ると
こっちまで
嬉しくなってしまうから

相手にもらうことばかりを
 ....
Lily of the valleyさんの自由詩おすすめリスト(644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝と夜と夕方に- 光 七清自由詩2*04-3-23
短い紀行文- 光 七清自由詩4*04-3-23
冬から秋にかけての季節の変わり目- 光 七清自由詩304-3-23
★49_ボクノスキナイケ- 貴水 水 ...自由詩504-3-23
徒競走- クラウン自由詩3*04-3-23
★48_ヒッコシ- 貴水 水 ...自由詩3*04-3-22
短詩の試み_3- 狸亭自由詩104-3-22
そっと閉じる- 霜天自由詩504-3-22
いつもの道は違う道- クラウン自由詩404-3-22
☆83_ラベンダー- 貴水 水 ...自由詩204-3-22
☆82_デンワ- 貴水 水 ...自由詩704-3-22
誰かの誰か- 快晴自由詩11*04-3-21
クソババアになりたい- 佐々宝砂自由詩9*04-3-21
★48_アイスルヒト- 貴水 水 ...自由詩7*04-3-21
☆81_シュクメイ_Ⅱ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-20
存在と現象- 狸亭自由詩1804-3-20
散る姿- クラウン自由詩304-3-20
★47_ボクノ…サクラ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-20
☆80_キズナ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-19
不眠- 田代深子自由詩504-3-18
当院における貴腐死病の一例- たかぼ自由詩1404-3-18
☆76_石ニナリタイ…- 貴水 水 ...自由詩504-3-18
さよならだけど- さち自由詩6*04-3-17
★44_シロイハナ- 貴水 水 ...自由詩504-3-17
透き通った- クラウン自由詩304-3-16
朝の慣わし- 快晴自由詩7*04-3-16
★42_ウイスキー- 貴水 水 ...自由詩504-3-15
うららかな春、物思いの春- クラウン自由詩504-3-15
うつむいて、少し笑う- yozo自由詩104-3-14
あげて、あげて、あげる。- クラウン自由詩304-3-14

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