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田舎の小さな駅に

僕と君の靴音だけが響く

君は今にも泣きそうに言ったね

もう少しいられないの

東京に帰るのは明日でいいでしょ

そういうわけにはいかなかった

まとまっ ....
君に借りた

えんじ色のマフラー

返さないまま

春になってしまったね

君に借りた

えんじ色の傘も

返さないままだね

今日は雨降りだよ

君はこの

えん ....
ビルの非常階段の裏に

人影がみえた

また

ぶっそうなことかと見ると

青い瞳の

美しいサイボーグが

瞬きもせず

捨てられていた

俺は

白いシーツを彼 ....
気がつけばすべてがあの日に返っている
ポケットに突っ込んだままの右手を
思い出して引き抜くと
零れ落ちていく ぽろぽろと


ありふれた困難とか
いつまでも続く分かれ道とか
乗り切るた ....
ところで
まだその真ん中には石がある
それを投げる親方の背中が突然割れる。( ウソ騒ぎ臭い )

あらゆるもののそもそもで、
正しくは「融解」と言う便利な言葉があって、
その中には「捨て駒 ....
色んな事が沢山あるけど
大事なモンは
胸の中 零れる程に溜まってる

沢山の喜びと哀しみが
蔓延る世の中
でも 歩いて走って進んでる

今までの途で出会った
心有る人達に僕は何ができ ....
何処かにおとしたの わからないわ
天使なんて誰がいったの?
落ちたハネは踏まれて沈んだ
太陽の花が咲いた日に。

赤いそら見上げてながれて
アナタがたいせつにしてた蔓きった
もうもどらな ....
その女性は美しい言葉を使う女性だった

私のようにありふれたストレートな言葉ではなく
詩のようなお伽話のようなあんず色の言葉を使う女性だった

それが私の想像力を掻き立て私を苦しめる
その ....
結んでいた髪をほどくと
さらさらとこぼれて裸の腕を包む
冷たくなった首筋も温かい
今日はもう
立っている必要はないから
膝を抱えて
うなだれて目を閉じた
温かさは
これくらいでちょうど ....
窓を開け
飛んでいく空の
深いところの青

広がっていく五月の
高い高い記憶は
思い出せば浮かび上がる
ただ一面の青

遠く限りが無いような
遥か流れていくような
沈んでいけるな ....
-貴方が求めるままに-


貴方が求めるままに僕はいて

貴方が求めるままに僕は代わり

貴方が求めるままに僕は笑い

貴方が求めるままに僕は奉仕し

貴方が求めるまま ....
顔をくしゃくしゃっ、とさせて
キミが泣き出した。

いないいないばぁ、するとか。
抱っこしてゆらゆらするとか。

キミを泣き止ます魔法の呪文はいくらでも
ボクの頭の中にかくれているんだけ ....
この先
いきどまりです


木陰の看板を
すぎてゆく雲


誰かの何かが持ち去られ
小さなものひとつ分だけ足りない世界の
午後のガラスの路を歩む


春は銀 ....
世の中は不公平さ
幸せ者が居りゃ不幸な奴も居る
世の中は不公平さ
だけど それは本当かな?本当?



幸せ者でも悩みや苦労は絶えないだろう
不幸な奴も嬉しい事や幸せな一時はあるだろ ....
君はかわいいよ

太ってるとか

痩せてるとか

そんなのじゃなくて

服のセンスがいいとか

メイクが上手いとか

そんなのじゃなくて

君の笑顔は

かわいいよ
 ....
僕と君は

ためらいもなく

昨日

ひとつになった

溶けて無くなってしまうかと思ったよ

僕が

誰かのために

朝のコーヒーを入れたのは

初めてだった

今 ....
恋している
いつの間にか

強がっていた
愛したのは彼の方だと
これはただの愛着だと

愛は穏やかなもの
恋は苦しいもの

愛は与えることが喜びで
恋は気づいて欲しい想い

 ....
隣の部屋から

大きな笑い声が聞こえる

俺は

ここ1週間で本当に笑ったか

テレビもボォーっと見ていて

面白いものなんてなかった

友達にも会わなかった

俺は

 ....
連続していく

足元で繰り返していく季節
飛び越える音も聞き慣れた
回り続ける円の内側を
ただ一列に連続していく


繋がっていく

足元で連なっていく蟻の行列
長く長く終わりが ....
眠れぬ夜 移ろぐ 窓枠の絵画は紺碧
零れる灯 移ろぐ 窓枠の絵画は{ルビ白色=はくしょく}

駆け抜けるイメージは鮮やかさを増す
壁の白
不快な緑
朝陽の無い部屋

始まりは{ルビ何 ....
熱くも無く 涼しくも無く

肌に濡れる風は心地よく また煩わしくもあり

音は無く

揺れる木葉は遂に無言

それを何と呼ぶかは人の自由で

ただ「微風」と 私はよんだ
葉桜から降ってくる毛虫の事を思うと
五月の桜の木の下
自転車をこぐのは憂鬱

未だ残っている桜の花と
例えば鳴く鳥のために懸命に散る花びらを思えば
晩春の桜の下
土の道を行くのは生きる喜 ....
そっと人の輪から逃げ

窓から顔を出しました

ああ今日も晴天だ

さらさらと 風が私の顔をなでます

髪が少し なびきます

私は腕に顔をうずくめて

そっと目を閉じました
僕は

君の笑顔をみるだけで

元気になれた

電話番号を聞いてみよう

どの辺に住んでいるか

聞いてみよう

思い切って

食事に誘ってみよう

そんなことを考えて ....
君の好きな花はなに

「ガーべラ」と君は答えたね

僕は

君にガーべラの花束を贈った

この人は運命の人だって

電流が走るみたいに

感じるって聞いた事がある

僕も
 ....
三回書いて全部消した
ブラックコーヒーを持って
電車に乗りたいとおもう
ビビディバビディブー、唱えて
もたれて寝たふりしているだけ

ねえ、だまっているうちに
ぼくにたまった時間が熱を出 ....
後悔なんぞしてやんない
ひたすら顔をあげるのは難しいけど

嘲笑するなら{ルビ嘲笑=わら}えばいい
馬鹿にする位なら馬鹿にされてやるよ

染み付いた汚れはとれないよ
洗ったって 拭えやし ....
青白く照らされた

黒い水の入った水槽に

恍惚を沈めた



すぐに浮かんできた



酸素が足りないみたいだ
風がやけに冷たく感じる

隣の女の子は

花柄のワンピースだっていうのに

俺の指先は冷たい

隣のお兄さんは

青いシャツ1枚だっていうのに

俺は

迷いもあるし

 ....
靴を履いたまま 沈む
生ぬるく 足をくすぐる

深くまでなって 僕は大きく息を吸い込み
止めて 目をつぶる

生暖かい空間に 頬を触るモノ
目をみひらいても 何もミツケラレナイ

 ....
Lily of the valleyさんの自由詩おすすめリスト(644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
★72_エキ- 貴水 水 ...自由詩8*04-4-27
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ポケット- 霜天自由詩504-4-24
怒りのカセットテープ- 捨て彦自由詩504-4-23
JUNCTION- HEDWIG自由詩4*04-4-23
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五月の青- 霜天自由詩404-4-21
貴方が求めるままに・・・- ひで自由詩3*04-4-21
オトナの余裕- ゆづゆ自由詩104-4-21
凹光路- 木立 悟自由詩804-4-21
世界の秩序- HEDWIG自由詩3*04-4-21
★70_キミハ、カワイイヨ- 貴水 水 ...自由詩204-4-20
★69_フタリ- 貴水 水 ...自由詩2*04-4-20
濃いピンク色の恋- さくらい ...自由詩104-4-20
☆113_0・5ホ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-19
光の先へ- 霜天自由詩404-4-19
Bell_Coll_Life_&_Death- HEDWIG自由詩3*04-4-19
微々たる風に- 白峰=黒 ...自由詩4*04-4-18
散り際に雨- 小太郎自由詩404-4-18
_- 自由詩104-4-18
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★67_ガーべラ- 貴水 水 ...自由詩104-4-17
回送- 船田 仰自由詩504-4-17
嘲笑- HEDWIG自由詩3*04-4-17
アクアリウム- あとら自由詩2*04-4-16
☆112_ツメタイカゼ- 貴水 水 ...自由詩204-4-16
「裸足」- 自由詩2*04-4-16

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